サービス介助士ってどんな資格なの?

資格・試験 2017/05/19
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街で車いすを利用している方や高齢な方が困っているのを見かけた…。そんな時、あなたは適切に応対することができますか?

超高齢社会を迎えた日本では、車いす利用の方でも移動しやすいスロープやエレベーター、視覚に障がいのある方でも移動しやすくするための視覚障害者誘導用ブロックなど、バリアフリーやユニバーサルデザインの設備が増えています。

しかし、いくら設備が充実していても、慣れない場所では迷ってしまう。一人では利用できない…という方も少なくありません。そんなときに活躍するのが、サービス介助士です。

サービス介助士とは


サービス介助士とは、街なかや交通機関などで高齢者な方や障がいのある方が安心して利用・生活できるよう“おもてなしの心”と“正しい介助技術”を学んだ人たちのことです。

公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定している資格で、ケアフィッターとも呼ばれています。

2000年3月に「サービス介助士2級検定取得講座」としてスタートした同資格は、2016年に名称を変え、現在の「サービス介助士」となりました。

 

サービス介助士は、資格取得時に車いすの操作方法の他、視覚や聴覚に障がいのある方の介助などの実技講習を受けているので、正しい知識を持って困っている人をサポートすることができるのが特徴。

車いすを利用されている方の安全な移動のお手伝いや、障がいのある方のお買い物時におけるご案内、高齢者の方へのお声掛けなどを行っています。

 

おもてなしの心を持って適切な介助を行うことができるサービス介助士の資格を持つ人材は、2017年5月現在で14万人を超えています。

その活躍の場は幅広く、宿泊施設や交通機関、金融機関、ショッピングモールなど、様々な現場で高齢なの方や障がいのある方の行動をお手伝いしています。

東京首都圏を中心とした多くの鉄道会社でサービス介助士の資格取得者が活躍しているほか、大学や専門学校の講座として取り入れられている実績があるなど、社会的なニーズが高まっている資格といえるでしょう。

資格の取得方法


サービス介助士の資格は、自宅学習→課題提出→実技教習→検定試験というプロセスで取得することができます。受講期間は、申込後最大12カ月です。

受講するために必要な資格は特になく、誰でも受講することが可能。受講・受験に必要な教材は、テキスト1冊と提出課題問題集となっています。

 

・受験の流れ

まずは、自宅で資格取得講座テキストを参考にしながら学習し、課題提出に取り組みます。課題は、サービス介助士の基本理念やホスピタリティ・マインド、高齢者や障がいのある方への理解などテキストに記載された内容が主。

 

課題提出合格後に行われる実技教習は、東京や大阪、名古屋、福岡、仙台など、日本各地の都市で順次開催しているので、参加しやすい場所・日程のものを確認して申し込むことができます。

実技教習では、高齢者疑似体験や車いすの操作訓練、聴覚や視覚に障がいのある方への介助を学ぶ他、参加者同士のディスカッションなどを実施。2日間にわたって行われ、2日目の最後に検定試験が行われています。

 

検定試験の問題は、マークシート方式の3択問題が50問。1問2点の100点満点中、70点以上で合格です。合格率は8割以上ですが、不合格だった場合、再試験を受けることができます。

 

合格後は認定状と、顔写真入りの認定証が発行されます。資格には有効期限があり、3年毎に更新する必要があります。

その際は、受講内容を復習できるフォローアップセミナーも開催されており、資格更新時などに利用することが可能です。

 

詳しい情報は、サービス介助士や運営団体日本ケアフィット共育機構の公式Webサイトをご確認ください。

 

サービス介助士公式Webサイト
https://www.carefit.org/carefit/

資格を認定している公益財団法人日本ケアフィット共育機構とは


公益財団法人日本ケアフィット共育機構は、東京都千代田区に本部を置く公益財団法人。

1998年11月にサービス介助(ケアフィット)の考え方を広く啓発するために任意団体として設立された同機構では、「心豊かな共生社会の創造」をスローガンとして様々な社会貢献活動を行っています。

 

同機構ではサービス介助士の資格の他にも多くの資格の認定を行っており、災害時や緊急時に配慮が必要な方への応対方法を学ぶ防災介助士や、認知症の症状について正しく理解し、応対方法を知ることができる認知症介助士などの資格検定試験を実施しています。

また、認定後に資格を活かせるリレーションセンターTASKALというボランティアの場の提供も行っているなど、資格取得だけではなく、その後資格を活かせるようサポートしているのが特徴です。

 

公益財団法人日本ケアフィット共育機構公式Webサイト
http://www.carefit.org

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