正しい介助技術でおもてなし♪「サービス介助士」の資格をご紹介!

資格・試験 2016/07/08
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介護系の資格を取りたい、と考えている方で、「サービス介助士」という資格名を耳にしたことがある方はいませんか?
サービス介助士とはいったいどんな資格なのでしょうか?ここでは、サービス介助士の概要についてご紹介。介護職に就く際に役立つ資格なのかも合わせて見ていきます。


サービス介助士とは


サービス介助士は、高齢者の方や体の不自由な方をお手伝いする際の「おもてなしの心」と「介助技術」を習得する資格。ケアフィッターとも呼ばれる資格です。2016年時点で全国に12万人のサービス介助士が活躍しています。
主催しているのは、公益財団法人日本ケアフィット共育機構。サービス介助士以外にも「防災介助士」「認知症介助士」などの資格を認定する団体です。

どんな場面で役立つか


サービス介助士の資格は、空港や駅、ホテルやデパート、銀行など、ホスピタリティを必要とする接客業に就いている人々の間で注目されています。これは、すべての人に対して行き届いたおもてなしができるということを示してくれる資格だから。サービス介助士の知識を持っていれば、車いすの移乗や、視覚や聴覚に障害がある方の誘導・接客などを自信を持って行なえるようになります。
駅やホテルで、水色の5枚のハートを組み合わせたバッジを付けたスタッフを見かけたことはありませんか?このバッジは、サービス介助士取得者の証。有資格者がいる施設は、受付にPOPやステッカーを掲示することができます。誰もが安心してサービスを利用できるという証明になるため、航空会社や鉄道会社、ホテルの専門学校などでは、サービス介助士の資格取得を支援している企業や学校も増えています。

資格の種類


サービス介助士の各資格の名称は、2016年に変更されました。ここでは旧名称と新名称を合わせてご紹介します。

サービス介助士(旧名称:サービス介助士2級)


「サービス介助士」の名が付く資格の中でも最もポピュラーなものがこちら。この後ご紹介するふたつの資格との違いは、取得の際に実技教習がある点です。車いすの操作方法などを実技で学べるため、実際にサービスを提供する時にも自信を持ってお手伝いができるでしょう。また、3年ごとに資格更新の必要があります。

准サービス介助士(旧名称:サービス介助士準2級)


自宅学習と試験を経て資格取得となります。実技教習はありませんが、テキストにDVDが付いているので、実技の内容を映像で学ぶことが可能。こちらは資格更新の必要はありません。

サービス介助士ジュニア(旧名称:サービス介助士3級)


中高生向けの資格。人とのかかわり合いや自分の将来について振り返り、「おもてなしの心」と「基礎的な介助技術」を学びます。
サービス介助士ジュニアの資格を取得するには、中学校・高等学校の授業に「サービス介助士ジュニア資格取得講座」が導入されていることが必要。個人向け取得講座は現在準備中です。

取得方法


前項にある3種類の資格の中から、代表的な「サービス介助士」の取得方法をご紹介します。

 自宅学習
→課題提出(100問、60点以上合格)
→2日間の実技教習(高齢者疑似体験や車いすの移乗訓練など。全国主要都市で実施)
→検定試験(筆記50問、70点以上合格)

受講料は41,040円(消費税8%込)です。

ホームヘルパーとの比較


サービス介助士の資格は、ホームヘルパーと比較されることが多いようです。現在無資格の方は、どちらを取得するのがいいのか迷うこともあるのではないでしょうか。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護の現場で実践的に役立つ資格。この資格があると在宅での身体介護ができるようになるので、訪問介護で働く場合は必須です。訪問介護事業所以外でも初任者研修修了を応募条件としている施設は多いので、介護職として働くのであれば初任者研修を取得するのがおすすめです。
対してサービス介助士は、サービス業に従事する人がホスピタリティを向上させる目的で取得することが多くなっています。接客業でも介護職でも、「この資格がないとできない」という業務はありません。「介助に興味があるので、まずはどういうものなのか知ってみたい」「現在サービス業に従事していて、介助についての知識を得たい」という場合にはサービス介助士の取得を検討してもいいでしょう。


サービス介助士は、すべての人々にやさしい社会を作るお手伝いができるようになる資格です。サービス業に従事しながらサービス介助士を取得したことで、介護業界に興味を持つきっかけになったという人も。介護士として腰を据えて活躍したいなら介護専門の資格の方が有利ですが、まずおもてなしの心を身につけたい、家族の介護やボランティアに活かせる知識が欲しいというときにはサービス介助士を目指してみるのもいいかもしれませんね。

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