
この記事のまとめ
- 2026年に実施された介護福祉士国家試験の合格率は、70.1%
- 介護福祉士国家試験に合格した場合は、資格登録の手続きが必要
- 2027年に実施される試験の申し込みは2026年7月22日(水)から
介護福祉士国家試験の日程が知りたい方もいるのではないでしょうか。介護福祉士国家試験は、例年7~9月ごろに申し込み受け付け、翌年1月下旬ごろに試験があり、3月下旬ごろに合格発表が行われます。この記事では、2026年に実施された介護福祉士国家試験の概要や合格率をご紹介。2027年の試験の日程や合格基準も解説します。介護職や福祉系の学生で「介護福祉士を目指してる」という方は、ぜひご覧ください。
介護福祉士とはわかりやすくいうとどんな資格?取得方法や試験概要を解説!目次
2026年(第38回)介護福祉士国家試験の概要は?
ここでは、2026年に実施された第38回介護福祉士国家試験の概要を解説します。日程や合格率をチェックしてみましょう。
2026年(第38回)介護福祉士国家試験の日程
2026年の介護福祉士国家試験は、1月25日に行われました。2026年(第38回)介護福祉士国家試験の申し込みから合格発表までの日程は次のとおりです。
| 日程 | |
| 申込期間 | 2025年8月6日(水)~9月5日(金) |
| 試験日 | 2026年1月25日(日) |
| 合格発表 | 2026年3月16日(月) |
参考:厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験の施行について」
第38回介護福祉士国家試験の試験結果は、2026年3月16日に公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのWebサイトで発表されました。試験の合否は郵送でも通知されています。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験の施行について」(2026年7月10日)
2026年(第38回)介護福祉士国家試験の合格率
厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」によると、2026年(第38回)介護福祉士国家試験の合格率は、70.1%でした。
同省の「介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移」によると、介護福祉士国家試験の平均合格率は58.9%ですが、近年の合格率は70~80%前後と比較的高め。しっかりと受験対策をすれば合格を目指せる資格といえます。
介護福祉士国家試験の合格率や難易度は、「【2025年】介護福祉士国家試験の合格率は何%?過去推移と難易度を解説」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」(2026年7月10日)
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介護福祉士国家試験に合格した場合に必要な手続きは?
介護福祉士国家試験に合格した場合は、速やかに手続きを行いましょう。以下で解説するので、参考にしてくださいね。
介護福祉士国家資格の登録申請を行う
介護福祉士の合格証書が届いたら、同封されている登録の手引を確認して、試験センターに書類を提出しましょう。具体的には以下のような書類が必要になります。
- 登録申請書:9,000円の収入印紙の原本を貼付
- 貼付用紙:登録手数料3,320円の振替払込受付証明書(お客さま用)の原本を貼付
- 「戸籍抄本」「戸籍の個人事項証明書」「本籍地記載の住民票」のいずれかの原本
登録申請を行う際は、必要な費用を支払い、簡易書留で申請書類を試験センターに送付します。登録申請書にマイナンバー(個人番号)を記載した場合は、「マイナンバーカードの両面コピー」もしくは「マイナンバー通知カードの両面コピー」のどちらかを、貼付用紙に貼り付けて提出してくださいね。
資格登録の手続きを行うと、介護福祉士登録証が郵送で届き、介護福祉士を名乗って働けるようになります。登録手続きについて詳しく知りたい方は、「介護福祉士国家試験に合格したら手続きが必要?資格登録申請の流れを解説」の記事もご参照ください。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[資格登録]新規登録の申請手続き」(2026年7月10日)
介護福祉士国家試験に合格したことを上司に伝える
介護福祉士の資格は仕事に活かせるので、合格したら上司に伝えましょう。なかには、登録手数料や受験料などの費用を負担してくれる職場や、介護福祉士に資格手当が付く職場もあります。介護福祉士は、仕事への評価につながる資格なので、取得したら報告しておくと良いでしょう。
2027年(第39回)介護福祉士国家試験の概要は?
以下では、2027年(第39回)介護福祉士国家試験の概要をご紹介します。
2027年(第39回)介護福祉士国家試験の日程
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「介護福祉士国家試験」をもとに、2027年に実施される第39回介護福祉士国家試験の日程を以下にまとめました。介護福祉士の取得を目指す方はチェックしておきましょう。
| 日程 | |
| 申込期間 | 2026年7月22日(水)~9月2日(水) |
| 試験日 | 2027年1月31日(日) |
| 合格発表 | 2027年3月23日(火)発表 2027年3月26日(金)結果通知発送 |
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」
介護福祉士国家試験は、例年1月下旬に開催されています。2027年実施の第39回介護福祉士国家試験の受験申し込み期間は、2026年7月22日(水)~2026年9月2日(水)です。
これから介護福祉士国家試験を受験したい方は、「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」の記事も参考にしてくださいね。
2027年(第39回)介護福祉士国家試験の会場
2027年の介護福祉士国家試験は、下記の35都道府県で実施される予定です。
試験を受験する都道府県は、事前の申し込みの際に選べます。試験会場の詳細は申し込み後にアナウンスされるようです。
なお、実技試験は第37回介護福祉士国家試験から完全に廃止され、現在は筆記試験のみの実施となっています。
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2027年(第39回)介護福祉士国家試験の合格基準
介護福祉士国家試験の合格基準は、60%得点することが目安です。1問1点で全125問なので、60%得点するには75問以上正答する必要があります。
ただし、試験問題の難易度によって合格基準点は補正されるので、2027年の具体的な合格ラインは発表まで分からない点に注意しましょう。また、11科目群すべてで得点がなければ不合格です。
なお、介護福祉士国家試験には、パート合格の制度が設けられています。11の科目群をA~Cの3つのパートに分けて合否を決め、いずれかのパートで合格基準を満たせば、翌々年まで合格パートの解答の免除を受けることが可能です。
たとえば、A・Bパートに合格してCパートが不合格だった場合、2年以内にCパートのみ受験して合格すれば、介護福祉士国家試験に合格できます。
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介護福祉士国家試験の出題科目
2027年の介護福祉士国家試験の出題範囲は、以下の11科目群です。
- 人間の尊厳と自立、介護の基本(Aパート)
- 社会の理解(Aパート)
- 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術(Aパート)
- 生活支援技術(Aパート)
- こころとからだのしくみ(Bパート)
- 発達と老化の理解(Bパート)
- 認知症の理解(Bパート)
- 障害の理解(Bパート)
- 医療的ケア(Bパート)
- 介護過程(Cパート)
- 総合問題(Cパート)
2023年から、「人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術」の科目の内容に、チームマネジメントが追加されました。介護福祉士国家試験は、介護技術への理解だけではなく、リーダーシップを発揮して介護を実践するための知識も問われる内容です。
介護福祉士国家試験は、10時~11時45分の午前の試験と、1時40分~3時35分の午後の試験に分かれています。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」(2026年7月10日)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]合格基準」(2026年7月10日)
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2027年(第39回)介護福祉士国家試験の対策は?
介護福祉士国家試験を受験したい方は、日程を確認して忘れず申し込みましょう。試験までのスケジュールを立て、計画的に勉強することが大切です。
実務経験ルートで受験する場合は、試験を受験する年度の3月31日までに介護福祉士実務者研修を修了する必要があります。
介護福祉士国家試験の勉強方法
介護福祉士国家試験に合格するには、幅広い科目を網羅して学習する必要があります。効率良く対策したいなら、過去問や問題集を繰り返し解いて理解を深めましょう。
過去問は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」からチェックできます。
問題を解くのに慣れてきたら、模擬試験を受けて本番の感覚を掴むと良いかもしれません。また、テキストでの勉強に加えて、介護保険制度に関する最新の情報も調べておきましょう。
介護福祉士国家試験の勉強法は、「介護福祉士国家試験の勉強方法とは?効率の良い受験対策と合格するコツ」の記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」(2026年7月10日)
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介護福祉士国家試験についてよくある質問
ここでは、介護福祉士国家試験についてよくある質問に回答します。「試験に合格して介護福祉士になりたい」という方はチェックしてみてください。
2026年の介護福祉士国家試験の合格点は何点?
厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について(p.1)」によると、2026年の介護福祉士国家試験の合格基準点は64点です。合格基準点は、正答率60%程度を目安とし、問題の難易度によって補正されます。パート別の合格基準は、Aパート32.23点、Bパート20.43点、Cパート11.33点です。
2026年の試験は、問題の難易度が高かったため、合格基準点が低めに設定されたと考えられるでしょう。介護福祉士国家試験の合格基準については、この記事の「2027年(第39回)介護福祉士国家試験の合格基準」でも解説しています。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」(2026年7月10日)
2027年介護福祉士国家試験の申し込みの日程は?
2027年に実施される第39回介護福祉士国家試験の受験申し込み期間は、2026年7月22日(水)~2026年9月2日(水)です。介護福祉士国家試験は、例年1月下旬に行われるため、夏ごろに受験の申し込みが始まります。
2027年の介護福祉士国家試験の日程については、「2027年(第39回)介護福祉士国家試験の概要は?」も参考にしてください。
まとめ
2026年(第38回)介護福祉士国家試験は、1月25日に実施されました。試験の合否は、2026年3月16日に公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのWebサイトで公開され、結果通知もすでに発送されています。介護福祉士国家試験に合格した場合は、資格登録の手続きを行いましょう。
次回の第39回介護福祉士国家試験は、2027年1月31日(日)に実施される予定です。2026年7月22日(水)に受け付けが始まるので、受験する方は余裕をもって準備を進めましょう。
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「レバウェル介護」編集部
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