
この記事のまとめ
- 介護福祉士の試験対策のテキストは、最新のものを使用することが大切
- 介護福祉士の試験勉強は、独学やスクールを活用する方法などがある
- テキストで勉強するときは、スケジュールを立てたり過去問を問いたりしよう
介護福祉士国家試験の受験を検討している方のなかには、どのようなテキストを選べば良いか迷っている方もいるのではないのでしょうか。試験対策用のテキストは、イラストが多いものや要点がまとまっているものなど、種類が豊富にあるので、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。この記事では、介護福祉士の試験対策用のテキストの選び方や試験の概要、勉強方法もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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介護福祉士国家試験のテキスト選びのコツ
介護福祉士国家試験に向けて、対策用のテキストや参考書をお探しの方は、次の観点から探してみると良いでしょう。
最新の情報が記載されているものを選ぶ
介護保険に関する制度や法律は、数年単位で変わることがあるのが特徴です。介護保険サービスは、社会のニーズに対応できるよう整備する目的で、3年ごとに制度が見直されます。介護福祉士国家試験には最新の情報が反映されるので、古いテキストを参考にした場合は、正しい回答を導き出せないおそれもあるでしょう。そのため、介護福祉士試験の対策用にテキストを選ぶ際は、最新情報が記載されているものを選ぶことが大切です。
イラストや図表があり分かりやすい内容か確認する
介護福祉士の試験対策用テキストは、イラストや図表を用いて分かりやすく説明しているものを選ぶのがおすすめです。介護に関する法律や制度、介護過程に関する科目は、特に難しいと感じる人が多いでしょう。イラストや図表を活用した視覚的な工夫が施されたテキストを選べば、理解しやすいはずですよ。もちろん、人によっては「イラストがない方が読みやすい」という場合もあるので、自身に合ったテキストであれば問題ありません。
要点がまとまっていて理解しやすいかチェックする
要点がまとまっているテキストは、介護福祉士国家試験の直前に見直すのに重宝します。過去問や予想問題が多く紹介されている問題集を繰り返し解くのも有効ですが、要点を掴みにくいので、見直しをするときには不便かもしれません。要点がまとまっているテキストであれば、スキマ時間にポイントだけを確認できます。「これってどういうことだっけ…?」と悩んだときに確認しやすいのも、要点が整理されたテキストを購入するメリットです。
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介護福祉士国家試験とは?
介護福祉士国家試験とは、介護資格のなかで唯一の国家資格である「介護福祉士」になるための試験です。介護福祉士国家試験を受けるには受験資格があるため、まずは受験資格を満たす必要があります。
詳しくは「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」で詳しく解説しているので、確認しておきたいという方はぜひチェックしてみてください。
筆記試験の出題範囲
介護福祉士国家試験の出題内容は、実施回ごとに変わります。ただし、試験範囲は変わらないので、苦手分野を克服できるテキストを探して対策をしてみましょう。介護福祉士国家試験の筆記試験の出題範囲(科目)は下記のとおりです。
- 1.人間の尊厳と自立
- 2.人間関係とコミュニケーション
- 3.社会の理解
- 4.介護の基本
- 5.コミュニケーション技術
- 6.生活支援技術
- 7.介護過程
- 8.こころとからだのしくみ
- 9.発達と老化の理解
- 10.認知症の理解
- 11.障害の理解
- 12.医療的ケア
- 13.総合問題
「自分の苦手分野が分からない」という方は、過去問のテキストを1冊解いてみるのも、得意・苦手を見分ける方法の一つです。出題科目の内容も、実際に解いてみることで、具体的にイメージできるようになるでしょう。
介護福祉士国家試験の合格率

厚生労働省の「第37回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」によると、2025年に行われた第37回介護福祉士国家試験の合格率は、78.3%でした。実施回によって合格率は変わりますが、ここ数年は70%前後で推移しているようです。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]試験概要」(2025年4月24日)
厚生労働省「第37回介護福祉士国家試験合格発表について」(2025年4月24日)
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介護福祉士国家試験に向けた対策・勉強方法
介護福祉士国家試験に向けた勉強方法は、「独学」「通信講座やスクールに通う」「模擬試験を受ける」の3パターンがあります。下記で、それぞれの勉強方法の特徴を解説するので、自分に合ったやり方を探してみましょう。
テキストやアプリなどを使って独学する
介護福祉士の試験対策用のテキストやアプリなどを使って、独学する方法です。「自主学習が得意」「スキマ時間を有効活用したい」「自分のペースで勉強に取り組みたい」「資格取得の費用を抑えたい」といった方に向いています。最近では、テキストやアプリだけではなく、試験対策ができるWebサイトもあるので、探してみると良いでしょう。
受験対策の通信講座やスクールを活用する
「独学は自信がない…」「コンスタントに勉強できる環境がほしい」という方は、受験対策講座を提供している通信教育やスクールを利用する手もあります。どちらも費用は掛かりますが、プロによる試験対策の指導が受けられるので、効率良く勉強を進められるでしょう。
模擬試験を受ける
独学や通信講座・スクールなどで勉強していても、実際のテストのイメージはつきにくいものです。「介護福祉士試験に1回で合格したい」「自分の苦手分野が知りたい」という方は、1度模擬試験を受けてみるのも良いかもしれません。
模擬試験は、通信教育やスクールなどが実施していることが多いようです。費用は5,000円~8,000円程度掛かりますが、在宅で受験できるものもあります。試験会場の雰囲気を体感したいという方は、会場で受けられる模擬試験を選択するのがおすすめです。
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テキストを使ったおすすめの学習方法
ここでは、独学で介護福祉士国家試験の合格を目指す方向けに、テキストを使った学習方法をご紹介します。「テキストを購入したけどあまり開いていない…」という方は、下記を参考にして勉強の段取りを行いましょう。
勉強のスケジュールを立てる
まず、介護福祉士国家試験の受験日から逆算して、おおまかな勉強のスケジュールを立ててみましょう。介護福祉士国家試験は、年に一度行われます。筆記試験の場合は、1月の最終日曜日に実施される場合が多いので、そこから逆算して考えればOKです。「8月~9月はテキストの内容を覚える」「10月は過去問を解く」「11月は模擬試験を受ける」「12月は苦手科目を復習する」というように、勉強の目標をざっくりと書き出しておきましょう。
過去問を解きながらテキストも活用する
テキストで学習してある程度理解が進んだ方は、ぜひ「過去問」を解いてみてください。テキストをひたすら暗記するのはもちろん有効ですが、試験の雰囲気を掴んでおくことも大切です。過去問で分からないことがあれば、そのままにせず、テキストを使って復習すると、理解が深まります。過去問を繰り返し解き、問題自体に慣れておけば、試験当日も落ち着いて解き進められるでしょう。
ポイントや用語をノートにまとめておく
テキストや過去問で学習していくうちに、自分の苦手なポイントが分かってくるでしょう。苦手な項目は、テキストに目印をつけたり、ノートにポイントや用語をまとめたりするのがおすすめです。ポイントをまとめたノートは、試験直前の振り返り学習にも使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
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介護福祉士国家試験が不合格だった場合の3つの対処法
残念ながら、介護福祉士国家試験で不合格になる場合もあるでしょう。不合格の場合は、試験に再チャレンジすることが可能です。次の試験に向けて勉強のやり方や環境を見直してみることで、合格に近づけるはずですよ。
1.勉強時間や方法を見直す
「勉強をほとんどやっていなかった」「古いテキストを使用していて最新の制度を理解できていなかった」など、問題点がある場合は、勉強時間や方法を見直し、これまでのやり方を変えればうまくいく可能性があります。「寝る前に毎日15分だけ勉強する」「最新のテキストを1冊読んでみる」など、できる範囲で目標を決めて取り組んでみてください。
2.苦手科目を中心に勉強する
介護福祉士国家試験の結果を確認して、苦手な科目が分かっている場合は、そこを重点的に勉強しましょう。介護福祉士の試験は、出題される11科目群すべてにおいて得点することで合格できます。言い換えると、苦手科目が0点であれば、合格点を超えていても不合格になってしまうということです。介護福祉士国家試験を突破するには、苦手科目だからといってそのままにせず、克服するために勉強する必要があります。
なお、介護福祉士国家試験の合格基準は、全体の60%程度です。具体的な合格点は年によって異なります。
出典
厚生労働省「第37回介護福祉士国家試験合格発表について」(2025年4月24日)
3.資格支援制度のある職場へ転職する
「仕事が忙し過ぎて試験勉強ができない」「受験することを伝えたのにシフトを考慮してもらえなかった」など、職場の協力を得られず、試験勉強がうまく進まないこともあるようです。
「今の仕事を続けながら介護福祉士試験に合格するのは難しい」と感じる場合は、資格取得支援制度を設けている職場へ転職するのも方法の一つといえます。資格取得支援制度のある職場へ転職すれば、同じ試験を目指す仲間がいたり上司が応援してくれたりと、試験勉強のモチベーションアップにつながることもあるでしょう。「必ず合格したい」という強い気持ちがあるのなら、職場環境を整えることも重要です。
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介護福祉士の試験勉強に関するよくある質問
ここでは、介護福祉士の試験勉強に関するよくある質問に回答します。「どう勉強すれば良いの?」と悩んでいる方は、参考にしてみてください。
無料でできる介護福祉士の問題集はある?
Webサイトやアプリなどを活用すれば、無料で介護福祉士国家試験の問題を解くことができます。テキストなどの書籍型の問題集は有料のものが多いでしょう。無料・有料にかかわらず、自分に合った方法で勉強することが大切です。
「介護福祉士国家試験に向けた対策・勉強方法」では、介護福祉士国家試験の勉強方法を解説しているので、ぜひご覧ください
介護福祉士の勉強はいつから始めれば良いの?
介護福祉士に必要な勉強時間は、250時間程度といわれています。短期間に集中して勉強したい方は、試験の約3ヶ月前である10月ごろに勉強を始めると良いでしょう。じっくり時間をかけて勉強して確実な合格を目指す方は、試験の6ヶ月前である7月ごろに勉強し始めるのがおすすめです。
まとめ
介護福祉士の試験対策におすすめのテキストは、イラストや図表で解説されているものや、要点を簡潔にまとめたものです。介護に関する制度は数年単位で変わるため、最新のテキストを選ぶことも重要といえます。テキストで試験勉強をする場合は、過去問と併用して効果的に進めましょう。
介護福祉士国家試験に不合格になってしまった場合は、自分に合った勉強方法を模索することや資格取得支援制度のある職場へ転職するのも方法の一つです。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
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介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



