
この記事のまとめ
- 介護福祉士は、過去問だけで受かるとは限らないのでほかのツールを併用する
- 過去問を活用するメリットは、効率良く広範囲の試験科目の勉強をできること
- 過去問を使用する際は、繰り返し解き、答えを自分で考えることが大切
「介護福祉士国家試験は過去問だけで受かるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。過去問だけで介護福祉士に受かるとは限りませんが、活用することで合格に近づけるでしょう。この記事では、過去問を使って介護福祉士国家試験の勉強をするメリットや、過去問題集の選び方を解説します。介護福祉士へのキャリアアップを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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介護福祉士国家試験は過去問だけで受かるの?
介護福祉士国家試験は、過去問を解くだけで受かるとは限りません。「過去問だけで試験に合格できた!」という人もいるかもしれませんが、自分に合う勉強方法は人それぞれです。過去問を活用しつつ、ほかの方法も取り入れて勉強したほうが、合格する可能性は上がるでしょう。
過去問以外の勉強方法として、予想問題集や参考書を活用したり、スクールや通信講座で勉強したりする方法があります。プロの講師に教わると、分からない部分があったらすぐに質問できるので、効率的に勉強することが可能です。
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介護福祉士の試験勉強に過去問を活用するメリット
ここでは、介護福祉士国家試験の対策に過去問を活用するメリットを解説します。介護福祉士の勉強方法にお悩みの方は、ぜひご覧ください。
重要な項目を把握できる
過去問で実際の出題内容を知ることで、重要な項目をピンポイントで勉強できます。過去に繰り返し出題されている問題は、類似問題が出やすいので、過去問を解くことで正答できる確率が上がるでしょう。
予想問題集は、あくまで試験で出題されそうな問題がまとめられているものなので、実際の試験問題の雰囲気を確認したい場合は、過去問を活用するのがおすすめです。
出題範囲を効率良く勉強できる
過去問を使うと、試験の出題範囲全体の頻出問題を効率的に学習できます。介護福祉士国家試験の出題範囲は、以下の13科目です。
- 1.人間の尊厳と自立
- 2.人間関係とコミュニケーション
- 3.社会の理解
- 4.介護の基本
- 5.コミュニケーション技術
- 6.生活支援技術
- 7.介護過程
- 8.こころとからだのしくみ
- 9.発達と老化の理解
- 10.認知症の理解
- 11.障害の理解
- 12.医療的ケア
- 13.総合問題
上記の13科目はさらに細かい項目に分かれているため、試験範囲は広いでしょう。過去問を活用することで広範囲の勉強を効率的に行え、試験の出題傾向を把握できます。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]試験概要」(2026年5月19日)
間違えた問題を復習すると理解を深められる
過去問を解くことで、介護福祉士国家試験の合格に必要な知識の理解を深められます。テキストやスクールで介護の知識を学んでも、完璧に覚えられないこともあるかもしれません。実際に過去問を解き、解けなかった問題を復習すると、知識を定着させやすいでしょう。
また、間違えた問題を復習すれば知識の丸暗記にならず、問題文に惑わされない判断力を獲得できます。
過去問を使って介護福祉士の試験対策をするときのコツ
過去問を使用して介護福祉士国家試験の勉強をするときは、「繰り返し問題を解くこと」「答えを写さないこと」「スケジュールを立てること」が大切です。
過去問を繰り返し解く
過去問は1回だけではなく繰り返し解きましょう。過去問を一度解いただけでは、介護の知識が身につくとはいえません。最低でも3回ほど過去問を解くと効果的です。
1回目は、自分の知識がどれだけ身についているかの確認として解きます。1回目で間違えた問題を復習してから、2回目を解きましょう。
2回目で解けた問題と間違えた問題に印を付け、3回目は間違えた問題に重点的に取り組みます。このように、何度も過去問を解くことで苦手な問題をなくせるでしょう。
答えを丸写しせず自分で考える
間違えた問題を訂正する際に、答えを丸写ししないようにしましょう。答えをただ写すだけでは、知識はなかなか身につきません。
答えを確認したうえで解説を読み込み、「なぜ間違えたのか」を理解することが大切。解説を参考にしながら、その答えになる理由や背景まで理解するのがポイントです。
勉強のスケジュールを立てておく
介護福祉士国家試験に向けての学習では、過去問を解くスケジュールを事前に立てておきましょう。試験問題を繰り返し解くには時間がかかります。
無理なスケジュールを立てると、「しんどい」と感じてモチベーションが低下してしまう可能性も。試験日までに過去問を複数回解くには、逆算してスケジュールを調整すると良いでしょう。
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介護福祉士国家試験の過去問・問題集の選び方
ここでは、介護福祉士国家試験の過去問・問題集の選び方を解説します。「どの過去問を解けば良いの?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
最新の過去問を選ぶ
古い過去問は、介護サービスに関する最新情報が反映されていない可能性があるため、新しい過去問を使用することが大切です。介護福祉士のカリキュラムが変更された年もあるので、古い過去問だけを参考に勉強しても、試験で正答できない可能性があります。
重要なポイントを解説している問題集を選ぶ
過去問の問題集を選ぶ際は、介護福祉士国家試験で出題されやすい、「介護保険制度」や「認知症」の分野について重点的に解説しているものを選ぶと良いでしょう。ほかにも、「社会福祉士及び介護福祉士法」「食事・入浴・排泄・移乗の介助」「介護を受ける利用者さんの気持ちと身体状況について」などの問題が出題される傾向があります。
専門的な問題は難易度が高いため、詳細な過去問の解説などを利用して理解を深めるのが勉強のコツ。問題集の解説を見て、自分が視覚的に理解しやすいと感じるものを選ぶのもおすすめです。
紙以外にWebの過去問も活用する
Webサイトやアプリの過去問を活用すると、移動時間や休憩時間などの外出時にも過去問に取り組みやすいでしょう。学習履歴や自分が間違えやすい問題を記録してくれるものもあるので、苦手分野を重点的に学習することも可能です。
「忙しくてまとまった勉強の時間が取れない…」と悩んでいる方は、Webの過去問を使用すると、空いた時間で試験対策ができます。
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介護福祉士国家試験の勉強をするのにおすすめの過去問
以下では、介護福祉士国家試験の勉強をするのに役立つ過去問の問題集・サイトを紹介します。介護福祉士国家試験の過去問題集は複数出版されているので、あくまで一例として参考にしてみてください。
- 介護福祉士国家試験過去問解説集2027(中央法規)
- 福祉教科書 介護福祉士 完全合格過去&模擬問題集2027年版(翔泳社)
- 2027年版介護福祉士過去7年本試験問題集(新星出版社)
- クエスチョン・バンク介護福祉士国家試験問題解説2027(メディックメディア)
- 社会福祉振興・試験センターのWebサイトにある過去問
過去問題集は、自分に合ったものを見つけましょう。実際に手に取って中身を確認すると、解説の図の分かりやすさや掲載内容のボリュームなどを確認できます。
まずは、社会福祉振興・試験センターのWebサイトにある過去問を用い、過去問を解いてみるのも良いかもしれません。過去問が科目ごとにまとめられているので、各科目の出題傾向をつかめるでしょう。無料で過去問に挑戦できるので、「自分の実力を試してみたい」という方におすすめです。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」(2026年5月19日)
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介護福祉士の過去問に関するよくある質問
ここでは、介護福祉士の過去問に関するよくある質問に回答します。「過去問を使って介護福祉士の勉強をしたい」と考えている方は、ぜひご覧ください。
介護福祉士国家試験の過去問は無料で見れる?
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」では、直近3年分の過去問が無料で公開されています。また、無料で利用できる介護福祉士の過去問のアプリもあるので、気になる方はチェックしてみてください。介護福祉士国家試験の合格を目指すには、無料・有料に関わらず、自身が勉強しやすいと感じるツールで試験対策に取り組むことが大切です。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]過去の試験問題」(2026年5月19日)
介護福祉士国家試験の合格率はどれくらいなの?
厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」によると、2026年1月に実施された介護福祉士国家試験の合格率は70.1%でした。近年の介護福祉士国家試験の合格率は70~80%前後なので、しっかりと勉強すれば合格を目指しやすい難易度と考えられます。
この記事の「過去問を使って介護福祉士の試験対策をするときのコツ」では、過去問を活用した勉強のポイントを解説しているので、ぜひ試験勉強の参考にしてみてください。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」(2026年5月19日)
まとめ
介護福祉士国家試験は出題範囲が広く、正答するには専門知識が必要なので、過去問だけで受かるとは言い切れません。合格の可能性を高めるためには、過去問を活用しつつ、参考書やスクールも活用しながら試験対策を行うと良いでしょう。
過去問を活用して介護福祉士国家試験の勉強を行うと、試験範囲の頻出分野を効率良く学べます。出題の傾向が分かると、重要なポイントに絞って勉強できるでしょう。また、過去問を繰り返し解き、間違えた問題を振り返って復習することで、知識の定着を図れます。
過去問を活用するときは、最新の過去問であることを確認することが重要です。無理なく学習できるスケジュールを立て、自分に合った過去問のツールを使用しながら、試験対策を進めていきましょう。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
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介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



