
この記事のまとめ
- 介護業界は人手不足のため、転職回数が多くても採用される可能性が高い
- 転職の多い人が介護職の志望動機を作成する際はスキルをアピールすると良い
- 採用担当者に転職回数が多い理由を聞かれたらポジティブな理由を伝える
転職回数の多い方は、「介護職の志望動機の書き方が分からない」と悩むことがあるかもしれません。転職回数が多い場合、転職の目的に一貫性を持たせることや、過去の仕事で得たスキル・経験をアピールすることが大切です。この記事では、転職回数が多い方向けに志望動機を書くときのポイントや注意点を解説します。「介護職を目指したいけど転職回数がネックになっている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護職の志望動機が思いつかない!例文で分かる考え方や書き方のコツを解説目次
介護業界は転職経験が多い人も採用される可能性が高い
働く意欲さえあれば、介護職は転職経験が多い人も採用される可能性が高い仕事です。少子高齢化社会の加速に比例するように、介護業界では人手不足の状況が続いています。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和7年4月分)について(p.7)」によると、2025年4月の有効求人倍率は職業全体で1.08倍であるのに対し、介護サービス職業従事者の有効求人倍率は3.65倍でした。
介護業界は他業種と比較して、転職回数の多さや経験の有無、学歴などが選考に影響しにくい傾向があります。そのため、履歴書の志望動機や自己PRにおいて、自身の適性やスキルをアピールできれば、採用のチャンスは十分にあるでしょう。
出典
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年4月分)について」(2025年6月23日)
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転職回数が多い人向け!介護職の志望動機のポイントと注意点
ここでは、転職回数が多い人向けに、介護職の志望動機のポイントと注意点を解説します。志望動機を書くときは、以下の点を意識して内容を考えてみてください。
過去の職場に対する不満は書かない
志望動機で前職の退職理由について触れる場合、過去の職場に対する不満は書かないように気をつけましょう。たとえ職場側に非がある退職理由であったとしても、選考の場で他社の不満や愚痴を述べると印象が悪くなるおそれがあります。
もしも採用担当者から退職理由について聞かれた場合も、円満退職でない場合は最低限の説明に留め、できるだけ前向きな言葉に変換して伝えるようにしましょう。
転職の目的を一貫させる
転職回数が多くても、これまでの転職の目的が一貫していれば、マイナス評価につながる可能性は低くなります。過去の転職で経験した職種が一貫していない場合は、それぞれの仕事で経験したこと・学んだことに共通点がないか探してみましょう。
無計画な転職ではなく、自身の目標や身につけたいスキルのためであることを伝えられれば、転職の多さがプラス評価に転じる可能性が出てきます。
過去の仕事で得たスキルや経験をアピールする
過去の仕事のなかで得たスキルや経験は、志望動機のなかでも積極的にアピールしましょう。転職回数が多い人も、これまでの仕事の経験から身についたスキルがあるはずです。多くの介護施設で働いてきた人も、異業種での転職が多い人も、過去の業務を振り返って自身の経験を整理してみてください。
長期的に働きたい意思を伝える
転職回数が多い人は、志望動機のなかで長く働きたい意思をアピールすることが大切です。冒頭で解説したように、介護職は就職のチャンスが多い職種ですが、転職回数が多い人に対して「またすぐに辞めるのでは?」という懸念を抱く採用担当者もいます。長く働き続けたい意思を伝えるとともに、今後のキャリアプランについても伝えると、より説得力が増すでしょう。
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志望動機から転職回数が多い理由を深掘りされたときは?
採用担当者が履歴書の職歴や志望動機を見て、転職回数が多い理由を深掘りしてくることもあるかもしれません。転職理由は、正直に伝えたほうが良い場合とそうでない場合があります。以下を参考に、転職理由を聞かれた際にどう説明すれば良いか考えてみましょう。
キャリアアップに必要な転職だったことを伝える
介護業界で目指すポジションがあることが転職が多い理由の場合、キャリアアップのために必要な転職だったことを伝えましょう。
介護業界には、生活相談員やケアマネジャー、サービス提供責任者、管理者など、一定の実務経験や資格がなければ就けない職種がいくつかあります。将来的に目指す役職に就くために、あえて複数の介護施設で経験を積んだことを志望動機に含めれば、キャリアプランに則って計画的に転職したという好印象を与えられるかもしれません。
介護職のキャリアアップについては、「介護福祉士のキャリアアップ方法をご紹介!資格や経験を活かせる職種は?」の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
ポジティブな理由での転職だったことを伝える
転職回数が多くても、ポジティブな理由で転職した場合は理由をそのまま伝えましょう。前向きな転職理由としては、上記で解説したキャリアアップのほか、「視野を広げるため」「介護のスペシャリストを目指して経験を積むため」などが考えられます。説明の仕方で印象は変えられるので、ポジティブな理由になり得る転職理由を考えてみてください。
やむを得ない事情の場合はそのまま書く
体調不良や家庭の事情などでやむを得ず転職を繰り返してきた人は、志望動機に転職理由を書くときも正直に書きましょう。病気や家庭の事情が転職理由の場合、無理に前向きな言葉に変換しようとすると、かえって不自然に思われてしまうことがあります。
特に、体調について噓をついたり病気を隠したりすると、採用後に体調不良になったときに自身が困るおそれがあるので注意しましょう。
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転職回数の多い人が介護職を目指すときの志望動機例
ここでは、介護職の志望動機の例文をご紹介します。自身の転職が多い理由と照らし合わせて、より近いものを参考に志望動機を考えてみてください。
介護業界での転職が多い場合
異業種で転職が多い場合
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ネガティブな理由で転職が多い場合
介護職の志望動機については、「介護業界の面接で評価される志望動機とは?答え方のコツや例文を紹介」でも例文を紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
転職が多い人の介護職の志望動機に関するよくある質問
ここでは、介護職の志望動機に関して、転職回数が多い方からよくある質問にお答えします。転職や志望動機の書き方についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
介護職が初めてで良い志望動機が思いつかないです…
介護職未経験で志望動機が思いつかない理由としては、自己分析が不十分なことが挙げられます。これまでの経験を振り返り、「なぜ介護職として働こうと思ったのか」を考えてみましょう。介護職になりたい理由が整理できたら、自身のスキルや知識を仕事にどのように活かせるかを志望動機に補足します。
介護職未経験の方の志望動機については、「介護職未経験の志望動機の書き方を解説!状況別の例文も紹介」の記事もご覧ください。
転職回数が多いと介護職の転職は難しいですか?
転職回数が多いからといって、必ずしも介護職の転職が難しいとはいえません。介護業界は人手不足のため、未経験の方や転職回数が多い方にも、採用のチャンスはあります。もしも、応募先から転職回数の多さについて聞かれた場合は、「キャリアアップのため」「介護の幅を広げるため」など、前向きな理由を述べましょう。
転職回数が多いことを不安に感じている方は、「転職回数が多いと介護業界は採用で不利になる?志望動機の書き方のコツも解説」も参考にしてみてくださいね。
まとめ
介護業界は人手不足のため、転職回数が多い方も、比較的採用のチャンスが多いでしょう。転職回数の多い方が志望動機を書くときは、長期的に働く意思があることや、転職の目的が一貫していることを伝えるのがポイントです。
また、面接で転職を繰り返している理由を深掘りされた場合、ポジティブな理由やキャリアプランのための転職であることをアピールすると良いでしょう。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


