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- Kさん(男性) 60代前半
- 無資格/未経験
介護業界に興味があり、デイサービスのドライバーとして働き始めました。やりがいを感じたので、勤務時間を増やして社会保険に入って働きたいのですが、現職だと叶いません。転職を考えて求人を見始めたものの、条件に合う職場が見つからないので相談したいです。
こんにちは。レバウェル介護のキャリアアドバイザーの宮内です。この記事では、60代前半のKさんが介護職への転職を成功させるまでのストーリーをご紹介します。はじめは「介護ドライバーとして働きたいけど、求人がない」とご相談くださったKさんは、最終的に「病院の介護職(看護助手)」へキャリアチェンジしました。私が行ったサポートやKさんの心境の変化について解説するので、「60歳過ぎた介護職は活躍できる?」と気になっている方の参考になれば幸いです。
目次
社会貢献のため介護業界へ。勤務時間を増やしたいけど希望に合う求人がない
今回レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談くださったのは、60代前半の男性Kさん。「新しいことに挑戦し続けたい」という向上心があり、これまで警察官、保険営業、農業など、多様な経験を積んできた方です。
さまざまなお仕事を経験したうえで、「社会や人に貢献したい」という思いから、介護業界に興味を持ち、デイサービスのドライバーのアルバイトを始めました。介護ドライバーの仕事にやりがいを感じ、勤務時間を延ばして社会保険に入って働きたいと思ったものの、現職では難しく、転職を決意したとのこと。
ご自身で仕事探しを始めましたが、社会保険に入れる介護ドライバーの求人は見つからなかったため、「自分の希望の働き方ができる職場があるか知りたい」と、レバウェル介護にご相談くださいました。
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Kさんの希望条件を叶えるために行ったアドバイザーの提案
レバウェル介護(旧 きらケア)にご登録くださったので、さっそく日程を合わせてお電話で面談を実施しました。
宮内「レバウェル介護のキャリアアドバイザーの宮内です。本日はお時間ありがとうございます。さっそく転職のご希望を伺えればと思うのですが、どのような働き方をお考えですか?」
Kさん「介護ドライバーとして社会保険に入って働きたいんですけど、求人が見つからないので相談してみようと思いました。雇用形態は正社員でもパートでも大丈夫です。」
宮内「ありがとうございます。現在はデイサービスのドライバーとして働いていて、もっと勤務時間を増やしたいというご希望でしたよね。Kさんはこれまでいろいろなお仕事に挑戦されてきたようですが、介護ドライバーになった理由やきっかけは何ですか?」
Kさん「いろいろやってみたんですけど、これからは仕事を通して社会貢献がしたいなと思って。それで考えたときに、介護業界の仕事をやってみようと決めました。ドライバーなら、介護の経験や資格がなくてもできるかなと思って、就職した感じですね。」
宮内「なるほど、そうだったんですね!現在ドライバーのお仕事を探しているということですが、介護業界で働いて社会貢献がしたいというお気持ちであれば、介護職もぴったりではないかと思いますが、いかがでしょう?選択肢には入っていませんか?」
Kさん「自分はもう60歳過ぎてますし…。資格も経験もないので、これから介護職として働くのは難しいんじゃないですかね?もし就職できたとしても、戦力になれる自信がないです。命に関わる仕事という責任もありますよね?ドライバーの仕事でも、利用者さんの命を預かるプレッシャーを感じているので、介護職は無理だと思っていました。」
「介護業界で社会貢献がしたい」というKさんの思いを伺い、ぜひその希望が叶うお仕事を見つけたいと思いました。しかし、Kさんがおっしゃったように、介護ドライバー専任で社会保険に入れる求人は少ない状況。介護職なら、社会貢献性が高いのはもちろん、社会保険に加入できる求人が多い傾向にあります。
Kさんの「介護業界で働きたい」という熱意を考えると、不安が少しでも解消できれば介護職も選択肢に入るかもしれません。年齢を問わず、無資格・未経験から介護職になって活躍している方は多くいます。
そのため、「レバウェル介護を利用して、無資格・未経験で転職を成功させた同世代の方もいること」「教育体制が整っている職場なら介護を基礎から学べること」をお伝えしたうえで、介護職に興味はないか再度伺いました。
するとKさんは、「そうなんですね。もし一から教えてくださる職場があるなら…介護職に挑戦してみるのも良いかもしれないです」とのこと。相談の結果、介護職として働くことも視野に入れて転職先をお探しすることになりました。
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60代OKの介護職求人はある?無資格・未経験からの挑戦
Kさんに通勤できるエリアを伺い、ご自宅から車で30分以内の場所の求人を探すことに。そのエリアで介護職の求人を出している事業所は70件ほどです。1件1件電話で問い合わせ、Kさんの経歴や希望条件で応募できるか確認しました。
「60代・無資格・未経験で、社会保険に加入できる働き方」という理由で、多くの事業所から断られてしまいましたが、2件の事業所から応募可能とのお返事がありました。事業所の特徴は以下の通りです。

2つの事業所は、無資格・未経験でも、60代から介護職として働き始められる環境です。
「事業所がKさんの人生経験の豊富さを評価して会いたいと言ってくださっている」「面接と見学に行ってみてから判断して大丈夫」ということをKさんにお伝えしました。そしてKさんは、通勤の利便性を加味して、まずは病院の面接を受けることに決めました。
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介護職がはじめての60代は、面接で何をアピールできる?
Kさんは、さっそく履歴書と職務経歴書を作成し、面接対策を始めました。
私は、Kさんが病院側からより高い評価を得られるようアドバイス。お話ししているなかで感じた、履歴書や面接でアピールできるKさんの強みを整理してお伝えしました。
たとえば志望動機では、「介護業界でドライバーとして働いてみて、身近で生活を支える仕事の大切さを実感し、看護助手として頑張りたいと思っていること」をアピールできます。自己PRや長所を伝える際も、「これまでの職歴から、体力やコミュニケーション力に自信があるので、看護助手の仕事に活かしたい」のように、看護助手の仕事に絡めて伝えると効果的です。
書類作成と面接の回答について相談したあとは、念のため面接当日の注意点もお伝え。介護のお仕事は清潔感が特に大事なので、服装をスーツにするだけではなく、爪やヒゲが伸びていないかどうかもチェックする必要があります。
また、面接当日は、人柄やコミュニケーション力を見られるので、面接官だけではなくほかの職員の方にも笑顔で挨拶するのがポイントです。
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60歳過ぎて未経験で介護職になれる?合否とその後は?
無資格・未経験で看護助手の面接を受けた、60代のKさん。ご相談くださった当初は、「60代で、資格も経験もない自分に介護職は難しいのでは?」とおっしゃっていましたが、面接の結果はどうだったのでしょうか?
対策の効果もあり面接は好感触!病院からの評価は?
面接が終わってからKさんと連絡を取ったところ、「練習通りに答えられた」とのことでした。また、「面接官もほかの職員の方も親切で感じが良く、病棟内を案内してもらって働くイメージがつきました!」と明るい声でお話しくださいました。
後日、病院から連絡をいただき、Kさんは無事に内定を獲得。病院からは、「社会経験が豊富でコミュニケーション力があるので、安心して患者さんのケアを任せられそう」「健康的で体力があり、力になってくれそう」という評価をいただきました。
はじめての仕事への転職を決意!内定承諾の決め手は?
Kさんは内定を承諾し、無事に病院の看護助手への転職が決まりました。最初はドライバー志望だったKさんが、看護助手になることを決断した理由は何だったのでしょうか?
自分にとって人間関係の不安が少ない環境
看護助手への転職の決め手の一つは、配属先が男性の患者さん専門の病棟であることでした。実は、Kさんは面談時に、「これまで同性が多い職場で働いてきたから、女性が多い職場でやっていけるか不安…」という悩みを漏らしていました。そのため、面接前に私から病院にその旨をお伝えしておいたのです。
病院が親切だったこともあり、「Kさんが少しでも不安なく働けるように」と考慮して、男性病棟へ配属してくれることになりました。
男性病棟は、利用者さんも看護師も全員男性で、看護助手の2人だけが女性という環境。Kさんは面接の際に男性病棟を見学し、「介護職は女性が多いからなじめるか不安だったけど、ここなら人間関係に悩まずに働けそう」と思ったそうです。
年収が高く、希望していた以上の勤務条件
Kさんの転職の決め手となったもう一つの要素が、勤務条件です。病院から提示された条件は以下のとおり。
- 正社員
- 社会保険加入
- 日勤のみ
- 年収348万円
Kさんが希望していた「社会保険への加入」を満たしていることはもちろん、日勤のみのため、夜勤による体力的負担がありません。
また、Kさんが働く地域の介護職求人のなかでも高水準の年収。Kさんは、「これまでいろんな仕事をしてきたけど、提示されたことがないくらい年収が高い」と、驚きながらも喜んでいる様子でした。
想像していた以上の職場環境と勤務条件に、Kさんは「自分にぴったりの職場だと思います。ぜひ働きたいです!」と、内定後すぐに入職を決めました。
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60歳過ぎた介護職は活躍できる?入職後のKさんの様子
転職活動を始めたときは、「自分に介護職は務まらない」と思っていたKさん。転職して少し経ったころにKさんに連絡してみると、次のようにおっしゃっていました。
Kさん「病院で働くのははじめてで不安でしたが、職員の方々が良くしてくれてなじめています。未経験なので大変なことも多いですが、丁寧に教えていただけるので前向きに頑張れています。良い職場を見つけてくれてありがとうございました!」
「社会貢献がしたい」という熱いお気持ちのあるKさんが、職場環境にも勤務条件にも納得して働ける職場を見つけるサポートができて、本当にうれしく思います。Kさん、これからも応援しているので、もし何かあったらいつでもご連絡くださいね!
年齢を重ねると転職のハードルが上がる傾向があるので、「経験のない仕事に挑戦するのは自信がない…」と感じやすいもの。しかし、まず一歩だけ踏み出してみることで、自分にとって魅力的なお仕事が見つかるかもしれません。
介護のお仕事に興味がある方は、「60歳過ぎてから介護職は無理そう」とあきらめる前に、ぜひ一度レバウェル介護(旧 きらケア)までご相談ください!
転職すると決めていなくても大丈夫
60代が介護職への転職を成功させるためのポイント
60代以上の方が、無資格・未経験で介護業界に転職することは少なくありません。定年退職後のセカンドキャリアとして、介護職を選択する方もいます。
シニア世代の方が介護職への転職を成功させるためには、介護業務に活かせるスキルを整理し、面接で強みや意欲を示すと良いでしょう。また、転職支援のプロに頼るのもおすすめです。
下記に、60歳過ぎた介護職の転職を成功させるためのポイントをまとめました。
キャリアアドバイザーの回答まとめ
- 人生経験を振り返り介護に活かせるスキルを見つける
- 介護職への意欲を伝えて年齢に関する懸念を払拭する
- レバウェル介護に活躍できる職場を探してもらう
人生経験を振り返り介護に活かせるスキルを見つける
介護職の仕事は「介護を必要とする方の生活をサポートすること」で、業務内容は多岐にわたります。介護に関する資格や経験がない方は、「特にアピールできることがない…」と思うかもしれませんが、人生経験を振り返ると活かせるスキルはあるものです。
たとえば、高齢のご家族がいたり子育てを経験していたりする場合、「相手の状況に合わせてコミュニケーションの方法を工夫したこと」があるのではないでしょうか?家事のスキルも、介護業務に活かせます。
また、接客や営業のご経験がある方は、仕事で培ったコミュニケーション能力をアピールできるでしょう。
まずは、自分の経歴とそこから得たスキルや知識を洗い出します。そして、介護職の仕事につながる長所を見つけたら、面接の自己PRの時間にしっかり伝えるのがポイントです。Kさんの転職事例のように、あなたの人生経験を評価してくれる職場がきっとあるでしょう。
介護職への意欲を伝えて年齢に関する懸念を払拭する
介護職を採用する事業所側は、長く働いてくれる人材を求めています。60歳を過ぎた方も、「この人なら続けてくれそう」「頑張ってくれそう」という印象を与えられれば、採用を前向きに検討してもらいやすいでしょう。
特に未経験の方の場合は、「なぜ介護職の仕事に興味を持ったのか」「どのような介護職になりたいのか」を面接で聞かれやすいので、回答を考えておくと安心です。
また、事業所側が抱く体力的な懸念を払拭するには、「ウォーキングが日課なので体力に自信があります」などのアピールが有効。謙虚さや柔軟性を示すためには、「分からないことは自分で判断せず、周囲に教わりながら業務にあたります」のように伝えるのも良いでしょう。
さらに、「子育てを終えているので、どの時間帯のシフトにも柔軟に対応できます」のように事業所側が雇用するメリットも示せると、好印象につながります。
レバウェル介護に活躍できる職場を探してもらう
60代から介護職への転職を成功させるコツは、できるだけ多くの求人をチェックすることです。とはいえ、若手層向けの求人も多いなかで、自分で何十件も求人を見て、活躍できそうな職場を探すのは限界がありますよね。
「介護職として働けるか自信がない」「自分に合う求人が見つからなくて疲れた…」という方は、転職支援のプロの力を借りてみませんか?介護業界の転職支援を専門に行うレバウェル介護(旧 きらケア)では、あなたの代わりに求人探しから条件交渉まで対応いたします。
日々の限られた時間のなかでは見つからなかった条件の求人が、レバウェル介護(旧 きらケア)に登録すれば見つかる可能性も。求人数が多いのが特徴で、「60代以上の方」や「無資格・未経験の方」の入職支援実績も豊富です。
ただ応募先を探すだけではなく、あなたのこれまでの経歴や価値観をヒアリングし、どのような職場が働きやすいのかを考えたうえで、求人をご提案いたします。今回ご紹介したKさんのように、60代からでも介護職としてキャリアを築くことは可能です。
もちろん、ご相談だけで実際に転職しなくても大丈夫なので、お気軽にご活用ください!レバウェル介護(旧 きらケア)の転職支援サービスは、すべて無料でご利用いただけます。
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


