
この記事のまとめ
- 入浴専従とは、高齢者の方や障がいのある方の入浴介助のみを専門とする職種
- 入浴専従スタッフが活躍する職場は、デイサービスや訪問入浴介護事業所など
- 利用者さんから直接感謝の言葉をもらえることが、入浴専従のやりがい
「入浴専従とはどんな仕事?」と気になる方もいるのではないでしょうか?入浴専従とは、高齢者の方や障がいのある方を対象に、入浴介助だけを専門的に行う職種です。この記事では、入浴専従の概要や仕事内容を解説します。必要なスキルややりがい、仕事をきついと感じる理由もご紹介。入浴専従スタッフの求人例や、求人を探すときの注意点にも触れているので、就職・転職の参考にしてください。
目次
入浴専従とは
入浴専従とは、高齢者の方や障がいのある方の入浴介助のみを専門的に行う仕事です。介護職員は、食事介助や排泄介助、移動介助などの幅広い業務を担当するのが一般的ですが、入浴専従スタッフはその名の通り、入浴に関するサポートに集中して取り組みます。
入浴介助は、利用者さんの身体を清潔に保ち、健康を維持するために重要なケアです。また、温かいお湯に浸かることで筋肉の緊張を緩め、心身ともにリラックス効果をもたらします。不安やストレスの軽減、気分転換、安眠の促進にもつながり、生活の質の向上に貢献することが可能です。
内定後まで安心サポート
入浴専従スタッフの仕事内容
入浴専従スタッフは、利用者さんの入浴前から入浴後までの一連のサポートを行います。具体的な業務内容とその流れは、以下のとおりです。
- 浴室・脱衣所の温度調整と環境整備
- 利用者さんのバイタルチェックと体調の確認
- 着替えの準備
- 浴室・脱衣所の温度の確認
- 脱衣所への案内
- 脱衣のサポート
- 洗身・洗髪
- 浴槽への出入りのサポート
- 身体を拭く
- 薬の塗布や保湿ケア
- 着衣のサポート
- 髪を乾かす
- 爪切り
- 水分補給のサポート
- 浴室の清掃や環境整備
入浴専従スタッフは、利用者さん一人ひとりの状態に合わせて介助を行うことが必要です。
入浴中に利用者さんの皮膚の状態を確認して、異変があった場合は看護師や医師に報告します。質の高いサービスを提供するには、多職種間の連携や利用者さんとのコミュニケーションが不可欠です。
入浴介助の手順や注意点については、「【入浴介助マニュアル】手順や注意点、時間短縮のコツ」の記事をご覧ください。
入浴専従スタッフが活躍する職場
入浴専従スタッフが活躍する主な職場やその特徴、役割を以下の表にまとめました。
| 施設形態 | 施設の特徴 | 入浴専従スタッフの役割 |
| 特別養護老人ホーム | ・原則要介護3以上の方が入所する ・身体介護のニーズが高く、入浴介助の難易度が高い傾向がある | ・利用者さんの身体機能に応じて、機械浴や特殊浴槽も活用しつつ安全に介助する ・入浴介助を担うことで、ほかの介護職員の負担を軽減する |
| 介護老人保健施設 | ・在宅復帰を目指す要介護1以上の方が入所し、リハビリテーションや介護のサービスを受ける ・入所期間は3~6ヶ月程度で、身体的なケアが必要な利用者さんも少なくない | ・他職種と連携し、身体機能や疾患の状況を考慮して入浴介助を行う ・在宅復帰後の生活を見据えて、自分で入浴の動作ができるような声かけをしたり、危険な部分をケアマネジャーや支援相談員に共有したりする |
| デイサービス | ・自宅から日帰りで通い、入浴や食事、レクリエーション、機能訓練などのサービスを受ける ・入浴の支援に特化したデイサービスもある | ・利用者さんが通所する限られた時間のなかでケアをする ・複数の利用者さんの入浴介助をスムーズかつ安全に行う |
| 訪問入浴介護事業所 | ・要支援や要介護の認定を受けており、自宅の浴室での入浴が困難な利用者さんの入浴を支援する ・利用者さんの自宅に専用の浴槽や必要な機材を持ち込み、3人1組(看護職員1人、介護職員2人)で入浴介助を行う | ・利用者さんの自宅の環境に合わせた臨機応変な対応をする ・職員同士で連携しながら安全に入浴介助を行う |
| 病院 | ・患者さんの清潔保持や治療の一環として、入浴を提供する ・病気やケガが発生して間もない「急性期」、回復段階である「回復期」、継続的なケアが必要な「慢性期(療養期)」などさまざまな状態の患者さんがいる | ・医師や看護師と連携して、病状や身体状況を理解し、安全に入浴介助を行う ・特に回復期の利用者さんの場合、ADL(日常生活動作)の向上を意識したケアを実施することがある |
入浴専従スタッフは、特別養護老人ホームやデイサービス、病院など、さまざまな介護・医療の現場で活躍しています。入浴専従スタッフが専門的に入浴介助を行うと、利用者さん一人ひとりの状態に合わせた入浴支援を提供しやすいでしょう。
また、入浴専従スタッフを配置することで、ほかの介護職員が入浴介助以外の介護業務に集中できます。介護職員の負担軽減やレクリエーションの時間の確保につながるのもメリットです。
入浴専従スタッフは、施設全体のサービスの質と業務効率の向上に貢献する存在といえるでしょう。
入浴介助は資格なしでもできる?
入浴介助をするうえで資格が必要かどうかは、働く場所によって異なります。訪問介護において入浴介助を行う場合、「介護職員初任者研修」以上の資格が必要です。
介護施設や病院では、有資格者の監督の下であれば、無資格者も入浴介助を行えます。また、訪問入浴介護の介護職員は、資格なしの方も従事可能。有資格者である看護職員と一緒に介助を行うため、介護職員は無資格から働けます。
ただし、施設や事業所によっては、即戦力を求めて資格の保有を入職の要件にしているところもあります。無資格から入浴専従スタッフを目指す方は、求人情報の資格要件をチェックしましょう。
取得すると単独で身体介護を行えるようになる「介護職員初任者研修」は、介護に関する基礎的なノウハウが学べる資格です。受講要件がなく、最短1~2ヶ月程度で取得可能なので、入職前に資格取得を目指すのも良いでしょう。
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入浴専従スタッフに必要なスキル
入浴専従スタッフには、以下のようなスキルが求められます。
- コミュニケーションスキル
- 観察力
- 危機管理能力
- 時間管理能力
入浴介助を行ううえでは、利用者さんの体調や入浴に対する不安・希望などを丁寧に聞き取るコミュニケーションスキルが不可欠です。入浴前後の顔色や言動、皮膚の状態を確認し、小さな変化を察知する観察力も求められます。
また、転倒やヒートショックなどの事故が起こらないよう適切な予防策を講じ、段取り良くスムーズに介助を行えると、入浴専従スタッフとして活躍できるでしょう。
入浴専従で働くやりがいやメリット
入浴専従スタッフとして働くと、利用者さんから感謝の言葉をもらえたり、健康に貢献できたりするやりがいを感じられます。入浴専従で働くやりがいやメリットを以下で解説するので、仕事選びの参考にしてみてください。
利用者さんから感謝の言葉をもらえる
入浴は身体を清潔に保つだけではなく、リラックスや気分転換の役割もあります。介助後に「あなたのおかげでさっぱりした」という感謝の言葉をもらえたり、利用者さんの晴れやかな表情を見られたりすることにやりがいを感じる職員は少なくありません。利用者さんに喜んでもらえると、仕事のモチベーションアップにつながります。
利用者さんの健康に貢献できる
皮膚の状態や健康状態を観察しながら入浴介助を行うことで、利用者さんの異変に気づいて重症化の予防に貢献できることもやりがいの一つです。洗身の際は、湿疹や乾燥、褥瘡(床ずれ)の兆候、あざなどがないか確認しながら行います。
異変に気づくことで、看護師や医師へ迅速に情報共有でき、早期の治療や適切な処置へとつなげられるでしょう。
集中して入浴介助のスキルを磨ける
入浴介助の技術を集中して磨けるのも、入浴専従で働くメリットです。全身の状態観察や安全で快適な入浴を提供するための介助技術、適切な声かけやコミュニケーションなど、専門的な知識と技術を深められます。
経験を積むことで身体状況や好みに合わせた個別ケアを提供できるようになり、利用者さんの安心感や満足度につながると、やりがいを感じられるでしょう。
日勤のみの短時間勤務が可能
入浴専従の求人の多くは、日勤のみの短時間勤務です。「午前中のみ」「午後から数時間のみ」のように限られた時間だけ勤務できます。時間帯が固定されるうえに業務範囲が限定的であるため、メリハリをつけて働くことが可能です。
人間関係のストレスが比較的少ない
入浴専従スタッフは、一般的な介護職員と比べて多職種との複雑な情報共有が少ない傾向があるため、人間関係のストレスを比較的感じにくいでしょう。
一般的な介護職員は、看護師やリハビリ専門職、ケアマネジャーなどの多職種と連携し、利用者さんに関する情報共有や個別ケースについての話し合いを日常的に行います。
一方で、入浴専従スタッフが行う業務上のやり取りは、入浴前後のバイタルサインの申し送りや、皮膚の状態に関する報告などです。入浴に関する連携に限られているため、ポイントを押さえやすいでしょう。また、利用者さんと関わる時間が長いこともあり、チーム内の人間関係に過度に気を遣うことなく、自分の業務に集中しやすい環境です。
入浴専従で「きつい」と感じるのはどんなとき?
入浴専従スタッフとして働くなかで、身体的な負担が大きいときや時間的な制約が厳しいときに「きつい」と感じる可能性があります。
身体的な負担が大きいとき
身体への負担が大きいことから、「仕事がきつい」と感じる入浴専従スタッフもいます。滑りやすい浴室で中腰や前かがみといった姿勢をとったり、利用者さんの身体を支えたりするため、職員の腰や膝に負担がかかる場合も。ときには、自分より体格の良い方の介助を行うこともあり、慢性的な腰痛や関節痛の原因となる可能性があるでしょう。
また、浴室は常に温度・湿度が高く、マスクやエプロンを着用しての介助を負担に感じる人もいるようです。特に夏場は熱中症や脱水症状のリスクが高く、体力を消耗しやすい傾向があります。
身体的な負担を軽減するには、状況に応じて福祉用具を使用したり、正しい介護技術を習得したりすることが大切。こまめに水分補給を行うことも必要です。「通気性の良い服装で対応する」「着替えを用意する」なども有効といえます。
時間的な制約が厳しいとき
入浴介助にかけられる時間はある程度決まっているため、「決められたスケジュールで介助を行わなければ…」とプレッシャーを感じる可能性があります。
利用者さんの心身機能の変化などによって入浴介助に想定より時間がかかると、次の利用者さんの時間が迫ってきてしまい、焦りを感じることも。緊急時の応援体制を事前に確認しておいたり、効率的な入浴介助技術を習得したりすることが求められます。
利用者さんの対応が難しいとき
入浴を嫌がる利用者さんへの対応や、介助中に抵抗された場合の安全確保が難しく、入浴介助に苦戦することもあるでしょう。介護拒否が強い状況で無理に入浴させてしまうと、利用者さんの尊厳を傷つけるだけではなく、怪我のリスクも高まります。
入浴はプライバシーに関わる行為であり、利用者さんが羞恥心や不安を感じやすい場面です。入浴専従スタッフは、利用者さんの気持ちに共感し、状況に応じた声かけや細やかな配慮を行うことが求められます。
全身浴が難しい場合は、まずは負担の少ない部分浴や足湯から試してみるのも一つの方法です。時間をかけて説得を試みても上手くいかない場合は、ケア計画の見直しや多職種連携が必要になる場合もあるでしょう。
入浴を拒否する利用者さんへの声かけの方法については、「入浴拒否の原因別に声かけの方法を解説!介護現場ですぐ使える対応のコツ」の記事をチェックしてみてください。
清潔保持や安全確保のプレッシャーが大きいとき
入浴介助は、感染症対策などの清潔保持や安全確保に対する意識を常に持つ必要があるため、負担を感じる人もいるようです。
たとえば、免疫力が低下している利用者さんの場合、介助中に感染症を媒介しないよう、手洗いや消毒、入浴設備の清掃といった感染症対策への意識を常に持つ必要があります。
また、濡れた浴室では転倒や事故の可能性があるため、細心の注意を払わなければなりません。入浴時は血圧の変動や体温変化が起こりやすく、体調が急変するリスクも伴います。
清潔保持や安全確保のプレッシャーを感じる場合は、事業所が定める感染対策マニュアルや体調急変時の対応方法を事前に確認しておくと安心です。チーム内の情報共有を密に行い、利用者さんの心身の状況を把握しておくことを心掛けると良いでしょう。
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介護業務の入浴介助はきつい?負担を感じる理由や対処法、必要な資格とは
入浴専従スタッフの求人例
ここでは、デイサービスと訪問入浴介護の入浴専従スタッフの求人例をご紹介します。入浴専従スタッフとして働くことを検討している方は、求人情報をチェックする際の参考にしてみてください。
デイサービスの入浴専従スタッフの求人例
以下は、デイサービスの入浴専従スタッフの求人例です。
【職種】入浴介助専従スタッフ
【施設形態】デイサービス
【雇用形態】パート・アルバイト
【勤務地】東京都
【仕事内容】入浴介助業務(バイタルチェック、衣服の着脱サポート、洗身・洗髪、清掃・環境整備など)
【勤務時間】午前8時30分~午後12時30分 ※週2日~OK
【給与】時給1,400円~
【資格・経験】介護職員初任者研修以上、未経験OK、ブランク可
【福利厚生】社会保険完備(勤務時間に応じて加入)、有給休暇制度、交通費支給、託児施設あり
デイサービスでは、入浴介助を1日の特定の時間に集中して行うことが多いため、入浴専従スタッフの勤務時間は短い傾向があります。
育児や介護などによりフルタイム勤務や夜勤が難しい方や、ダブルワークをしたい方にとって、魅力的な働き方といえるでしょう。
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訪問入浴介護の入浴専従スタッフの求人例
以下は、訪問入浴介護の入浴専従スタッフ(介護職員)の求人例です。
【職種】入浴介助専従スタッフ(介護職員)
【施設形態】訪問入浴介護事業所
【雇用形態】正社員
【勤務地】東京都
【仕事内容】訪問入浴の業務全般(利用者さんとのスケジュール調整、訪問入浴車両の運転、看護職員との連携、浴槽や入浴機材の準備・組み立て、入浴介助、片付けなど)
【勤務時間】午前8時30分~午後5時30分 ※週休2日制
【給与】月給24万円~
【資格・経験】介護職員初任者研修以上、普通自動車第一種運転免許、未経験可
【福利厚生】社会保険完備、有給休暇制度、産前産後休業制度、育児休業制度、資格手当、昇給あり、退職金制度あり
訪問入浴介護では、利用者さんの自宅へ専用の訪問入浴車両で向かうため、運転免許が入職の要件になっている場合があります。利用者さんの移動・移乗介助や、浴槽の持ち運びなどを行う際に、一定の体力が必要です。
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入浴専従の求人を探すときの注意点
入浴専従の求人を探すときは、業務内容の詳細や教育体制を確認すると良いでしょう。入浴専従の求人探しの際の注意点を、以下で解説します。
業務内容の詳細を確認する
「入浴専従」という言葉の定義が施設や事業所によって異なる可能性があるため、求人情報を見る際は確認が必要です。施設勤務の場合、「入浴専従」と記載があっても実際にはレクリエーションの補助や介護業務など、入浴介助以外の業務が含まれる場合があります。
また、申し送りやバイタルチェック、入浴後の皮膚の状態といった記録業務が、どの程度含まれるのかも確認すると良いでしょう。求人情報だけでは分からない具体的なスケジュールや業務内容について知るには、職場見学や面接の際に質問してみることも有効です。
職場の教育体制を確認する
未経験から入浴専従スタッフとして働く場合や、ブランクがある場合は、施設や事業所の教育・研修体制が整っているかどうかも重要なポイント。入浴介助は、利用者さんの身体に直接触れて行ううえ、転倒などのリスクを伴うため、安全かつ適切に介助を行う技術が求められます。
「指導してくれる先輩スタッフはいるか」「研修期間はどの程度設けられているか」「研修制度はあるか」など、職場の教育体制を調べておきましょう。
無資格で働き始める方は、資格取得制度の有無も確認しておくと安心です。資格取得支援制度が整っていると、職場のサポートを受けながら資格取得を目指せます。
入浴介助の具体的な方法を把握する
入浴介助の方法は、利用者さんの身体状況に応じて多岐にわたるため、どのような介助が主体となるのかを具体的に把握することが重要です。
利用者さんの介護度や特徴は、施設形態によっても異なります。たとえば、介護度の高い利用者さんが多い特別養護老人ホームでは、ストレッチャー浴やチェアー浴といった機械浴による介助の割合が高い場合があるでしょう。
デイサービスなど一般浴槽での入浴介助が多い施設では、シャワーチェアへの移動のサポートや浴槽への出入りの見守りなどが主な業務となる傾向があります。
施設ごとの利用者さんの状況や設備によって、求められる介助スキルや知識が異なるため、応募先の施設の情報を事前に確認することが大切です。
1日に担当する人数や職員の体制を確認する
1日に担当する利用者さんの人数や、入浴介助の職員体制をあらかじめ確認しておくと、働くイメージを掴みやすいでしょう。
デイサービスや特別養護老人ホームは、利用者数が多い傾向にあり、入浴方法や所要時間によって担当する人数や介助のペースが変わります。体力的な負担も考慮して、無理なく働けるかを確認しておきましょう。
また、「午前は3人体制で○人担当、午後は2人体制で○人担当」のように、入浴介助の職員の体制が時間帯によって異なる施設もあります。入浴介助の職員体制が手厚い施設ほど、一人あたりの負担が少なく、利用者さん一人ひとりに寄り添った丁寧な介助を提供しやすいでしょう。
入浴専従についてよくある質問
ここでは、入浴専従についてよくある質問に回答します。「入浴介助専門の仕事はしんどいの?」「介護職は入浴介助ばかり?」と気になる方は、以下を参考にしてください。
入浴介助専門スタッフはしんどい?
入浴介助専門で働くのがしんどいと感じるかどうかは、個人の価値観や勤務先の環境によって異なります。なかには、身体的負担が大きいことや、時間の制約があることにストレスを感じてしまう人もいるようです。一方で、入浴専従は利用者さんの健康に貢献できたり、集中してスキルを磨けたりするメリットもあります。大変なこととやりがい・メリットを把握したうえで、職種を選ぶと良いでしょう。
入浴専従スタッフとして働くことを悩んでいる方は、この記事の「入浴専従で働くやりがいやメリット」や「入浴専従で「きつい」と感じるのはどんなとき?」をチェックしてみてください。
介護職は入浴介助ばかり行うの?
一部の施設では、人手不足や新人研修という理由で、介護職が入浴介助ばかりを任されることがあるようです。「入浴介助ばかり任されてつらい」と感じる場合は、信頼できる上司や先輩職員に相談してみると良いでしょう。相談する際は、「ほかの業務も学びたい」「○○も担当したい」など、前向きな意欲を伝えることが大切です。
介護職が入浴介助ばかりになる理由や対処法については、「介護職は入浴介助ばかり?つらさの改善法は?身につくスキルや対処術を解説」の記事をご覧ください。
介護施設の入浴介助では異性の利用者さんも担当する?
介護施設での入浴介助は、利用者さんの尊厳やプライバシー保護の観点から、同性の職員が担当することが望ましいものの、異性の職員が担当することもあります。異性の利用者さんの入浴介助を担当する際は、事前に利用者さんやご家族にその旨を説明するなど、理解と同意を得ることが重要です。同性介助が難しい場合も、当然という態度をとらず利用者さんの気持ちに配慮する必要があります。
入浴専従スタッフに向いている人はどんな人?
入浴専従スタッフに向いているのは、体力に自信がある人やコミュニケーション能力が高い人です。入浴介助は利用者さんの身体を支えたり、温度や湿度の高い環境で介助を行ったりするため、一定の体力が求められます。また、利用者さんに安心して入浴してもらうためには、細やかな配慮や適切な声かけが必要です。
まとめ
入浴専従とは、その名の通り入浴介助だけに特化してサービスを提供する職員のことです。入浴前の体調の確認や着替えの準備、洗身・洗髪、入浴後の保湿ケアといった、入浴に関する一連のサポートを行います。
入浴専従スタッフが活躍する職場は、介護施設や訪問入浴介護事業所などさまざまです。介護施設や訪問入浴介護での入浴介助は、有資格者の監督の下であれば介護資格がなくても行えます。しかし、訪問介護においては「介護職員初任者研修」以上の資格が必須です。
入浴専従の仕事は、体力的な負担や時間的な制約にストレスを感じる場合があります。一方で、利用者さんから直接感謝の言葉をもらえることにやりがいを感じる職員も少なくありません。施設によっては日勤のみの短時間勤務が可能なので、ダブルワークをしたい方や夜勤が難しい方にとって働きやすい環境といえるでしょう。
「入浴専従スタッフとして働きたい!」「自分に合う働き方ができる施設形態って?」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。「レバウェル介護(旧 きらケア)」は、介護業界に特化した転職エージェントです。
あなたの経歴や希望条件をキャリアアドバイザーが丁寧に伺い、最適な求人をご提案します。業務内容の詳細や働き方、施設の人間関係といったリアルな情報もお伝えすることが可能です。資格取得やキャリアパスのご相談にも対応しているので、「将来のキャリアが不安…」という方も、お気軽にお問い合わせくださいね。
内定後まで安心サポート
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点




