
この記事のまとめ
- 職場の苦手な人との付き合い方は、距離を取ってやり取りを最小限にするなど
- 職場に苦手な人がいても、無視をしたり失礼な態度を取ったりするのは避ける
- 職場に苦手な人がいるときの対処法は、上司に相談することなどがある
職場での苦手な人との付き合い方に苦労している人もいるのではないでしょうか?職場の苦手な人への対処法として、必要最低限のやりとりで済ませるように距離を取ったり、あえて積極的に話しかけたりすることがあります。この記事では、介護の職場で苦手な人とうまく付き合う方法をまとめました。「職場に苦手な人がいてストレスが溜まる…」「嫌いな人への対処法が知りたい!」という方は、参考にしてください。
目次
介護の職場に苦手な人がいたらどうする?
職場に苦手な人がいると、ストレスを感じて仕事に行きたくなくなるときもあるかもしれません。しかし、介護の職場に苦手な人や嫌いな人がいるからといって、突発的に仕事を辞めるのは避けましょう。また、苦手な人を無視したり否定的な発言をしたりするのもNGです。
介護の職場には、多くの職員や利用者さんがいるので、1日中ずっと同じ人と関わり続けることは少ないといえます。訪問介護の場合であっても、利用者さんと関わる時間はある程度決まっているので、1日を通して一緒にいることはないでしょう。
また、苦手な人や嫌いな人がいても、時間とともに慣れてきたり、印象が好転する場合もあります。
ただし、苦手な人や嫌いな人がストレスの原因になり、心身に不調をきたすようであれば、対策を講じるようにしましょう。詳しい対処法は、「介護の職場での苦手な人との付き合い方3選」「職場に苦手な人がいるときの対処法」で後述するので、ぜひ最後までご覧ください。
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介護の職場での苦手な人との付き合い方3選
職場の苦手な人との付き合い方にはコツがあります。ここでは、苦手な人とうまく付き合う方法を3つご紹介するので、「苦手な人がいるけど業務に集中したい」という介護職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.距離を取り必要最低限のやり取りで済ませる
業務中は苦手な人とできるだけ距離を置き、必要最低限のやり取りで済ませれば、ストレスを軽減できます。
苦手な人が利用者さんなら、自分だけで抱え込まず必要に応じてほかの職員に相談し、対応を手伝ってもらうと良いかもしれません。同僚が苦手な場合は、業務に関わる報告・連絡・相談以外のやり取りは、できるだけ控えて距離を取ることで、落ち着いて業務に取り組める可能性があります。
ただし、職場での態度が悪いと思われないよう、挨拶や業務に必要なコミュニケーションなど、社会人としての基本的なことはしっかり行いましょう。
2.あえて自分から積極的に話しかける
苦手な人とペアを組んでいる介護職員の場合、距離を取るのは難しいでしょう。どうしても避けられない場合は、あえて自分から積極的に話しかけてみるのも選択肢の一つです。
相手に苦手意識を感じる原因は、単に慣れていないだけの可能性もあります。接する機会を増やすことで徐々に慣れ、苦手意識が軽減することも。自ら話しかけて相手への理解を深めることで、共通の話題が見つかり、コミュニケーションを取りやすくなることもあるかもしれません。
3.感情的にならず「仕事は仕事」と割り切る
職場にいるときは、「仕事は仕事」と冷静に割り切って考えるのも、良い方法かもしれません。「あの人は苦手…」「嫌いだから関わりたくない」という気持ちは、表情や態度にも出やすいものです。関わるたびに「苦手だ」「嫌だ」という顔をしていると、利用者さんを不安にさせてしまうなど、業務に支障が出る可能性があります。
介護職としてのプロ意識を持ち、「仕事だから気にしない!」と気持ちを切り替えてしまうのも効果的です。
職場の苦手な人に対するNGな付き合い方
ここでは、職場の苦手な人に対してやってはいけない行為をご紹介します。当たり前と感じることが多いかもしれませんが、ストレスが溜まっていたり感情的になっていたりするときは、冷静な判断ができない場合もあるので、意識して気をつけると良いでしょう。
無視をする
苦手な人や嫌いな人が相手でも、無視をするのは良くありません。特定の職員を無視すれば、業務上必要な連絡が滞ってしまい、最悪の場合は利用者さんの安全を脅かすリスクがあります。職員同士の関係性が悪くコミュニケーションが取れていないと、利用者さんが不安に感じる可能性もあるでしょう。
また、利用者さんに対して無視をすれば、適切なケアができず、クレームにつながるおそれも。前述のように、一定の距離を取るのは対処法として有効ですが、必要なやり取りまで止めてしまうのはNGです。
失礼な態度を取る
苦手な人や嫌いな人に対して、失礼な態度を取るのもNGです。失礼な態度を取れば、相手を不快にさせるだけでなく、職場全体の雰囲気が悪くなります。職員同士の連携が取りづらくなる可能性もあるので、職場に迷惑をかけたり、自分の評価が下がったりすることにもつながるでしょう。
いじめや嫌がらせをする
苦手な人に対していじめや嫌がらせをするのも、プロの介護職員としてあってはならない行為です。介護の職場では多くの人と関わるため、ときには自分と意見や価値観が合わない人もいます。
しかし、意見や価値観が合わないからといって、仲間外れにしたりや嫌がらせをしたりすれば、相手を深く傷つけてしまうでしょう。場合によっては、パワハラや虐待として職場で問題視される可能性もあります。
ケンカ・口論に発展させる
介護職としてチームで業務を進めていくなかで、苦手な人と意見が食い違うことも考えられます。仕事について議論を交わすのは良いことですが、ケンカや口論になってしまうと、問題が解決に向かいません。苦手な人との関係も、ますます悪化してしまいます。また、周囲に影響してチーム全体の雰囲気が悪くなり、仕事に支障が出ることもあるでしょう。
自分の意見を押し殺す必要はありませんが、攻撃的な言い方をすることや、相手の意見を聞かないことは避けたほうが良いといえます。
複数人で無視や嫌がらせをする
自分以外にも、同じ人を苦手と思っている同僚がいるかもしれません。同じ気持ちを持つ同僚がいれば、愚痴を言い合うことで心を軽くしたいと思うこともあるでしょう。しかし、日常的な悪口や、複数人での無視・嫌がらせに発展すれば、度を越した行為になってしまいます。
1人対複数人という構図になれば、いじめのような状況になることもあるでしょう。さらに、「みんなも同じ気持ちだから」「私だけ悪いわけではない」と他責思考となり、悪い状況が加速することも。自分に「この人は苦手だな…」という気持ちがあっても、周りを巻き込むのは避けましょう。
同僚の言動に問題があると感じる場合は、直属の上司に1対1で相談するなど、伝え方に配慮が必要です。また、「イライラしてしまい、愚痴を言いたい」というときは、家族や友人など、職場とは関わりがない人に聞いてもらうのも良いかもしれません。
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介護の職場で苦手な人と思われてしまう行動
自分が職場に苦手な人がいるのと同じように、自分自身がほかの職員から苦手意識を持たれていることも、ないとは言い切れません。苦手な人との付き合い方を考えるなかで、どのような人が苦手と思われてしまうのかも、理解しておきましょう。
人の悪口を言ったり無視したりする
日常的に人の悪口を言ったり無視をしたりする人は、周りから苦手と思われやすいといえます。悪口を聞いた人が、「こうやって、ほかの人に自分の悪口も言っているのかも…」と不信感を抱く可能性があるでしょう。
また、人のことを無視する人がいると、無視された人が精神的に傷つくだけでなく、無視しているところを目撃した人の心象も悪くなります。職場全体の雰囲気が悪くなることにもつながり、結果的に周囲から「あの人は苦手」と思われる可能性があるでしょう。
仕事へのやる気や責任感がない
仕事でやる気のない態度を見せる人や、責任感のない対応をする人は、苦手と思われやすいでしょう。「意欲のない人には仕事を任せられない」と考える人も多いため、信頼を得にくいといえます。
また、自分の仕事を最後までやり遂げない人や、ミスを正当化したり人のせいにしたりする人は、責任感がないとみなされやすいでしょう。仕事を任せてもらえなくなる可能性もあるので、注意が必要です。
感情をすぐ表に出す
仕事は楽しいことばかりではなく、ときには大変なことやストレスを感じる場面もあります。気に入らないことがあると不機嫌になったり、イライラして人に当たったりするなど、感情をすぐに表に出す人は、苦手と思われやすいでしょう。感情をコントロールできないと、周りの同僚にストレスを与える原因になってしまいます。
相手によって態度を変える
職場で周囲に苦手だと思われる人として、相手によって態度を変える人も挙げられます。上司にはニコニコしているのに、ほかの同僚や後輩に冷たく当たる人は、敵を作りやすいといえるでしょう。
そのため、トラブルや大変なことがあったとき、同僚や後輩が助けてくれないことも。このような場合、上司に「自分の前でだけ態度を良くしているな」と見抜かれていることも多く、信用のない人と思われる原因になります。
人の成果を横取りする
複数人で協力して行った仕事や他人がやった仕事を、自分ひとりの成果だと言い張る人は、同僚から苦手と思われやすいでしょう。
周囲から苦手と思われる人のなかには、自分の評価を上げたいがあまり、他人がやった仕事を自分がやったかのように上司に報告する人もいます。このような場合、「嘘をついて人を出し抜いてまで評価されたいのか」と、周囲から避けられてしまうことも考えられるでしょう。「この人と一緒に働きたくない」と思われ、仕事を任せてもらえなくなる可能性もあります。
言動がコロコロ変わる
一緒に仕事をするチームのなかに、言動がコロコロ変わる人がいると、周りの人から苦手と思われてしまいがちです。特に、リーダーや主任など指示を出す立場の人がこのようなタイプだと、部下は振り回されてしまいます。言動が変わるせいで、信頼できない人とみなされてしまうこともあるでしょう。
職場の苦手な人と上手に付き合うための考え方
職場の苦手な人との付き合い方でお悩みの方へ、苦手な人や嫌いな人と上手に付き合う方法をご紹介します。
前述の「介護の職場での苦手な人との付き合い方3選」では対処法をメインに解説しましたが、ここでは「苦手な人を克服したい」という方に向けて、根本的な解決を目指す方法をまとめました。
苦手だと感じる理由をハッキリさせる
まずは、相手のことを苦手・嫌いと感じる理由をハッキリさせてみましょう。「同じことを何度も教えているのに覚えてくれない」「行動が遅い」のように、率直な気持ちをメモに書き出してみてください。メモに書き出すことで、自分の考えを客観的に見ることが可能です。
メモするのは、用紙でもスマホのアプリでも問題ありません。客観的に自分の状況を見ることが、問題解決の糸口になります。
相手の状況や自分の改善点を考えてみる
苦手・嫌いと感じる理由を洗い出したら、相手の状況や自分ができることを考えてみましょう。
たとえば、「同じことを何度も伝えているのに覚えてくれない人」がいる場合、相手がなぜ仕事を覚えられないのかを考えてみてください。介護職の後輩の場合は、「新人のため専門用語を使った説明が分かりにくかった」、利用者さんの場合は「認知症の症状で忘れてしまう」のように、原因が隠れていることも。説明する際に、より分かりやすい言葉を選んで伝えられれば、状況が改善する可能性があります。
相手の短所ではなく長所を見てみる
「○○できない」「○○してくれない」というネガティブな面ではなく、「○○できる」「○○してくれた」という長所を見るようにしてみましょう。相手の短所ばかり見ていると、より苦手意識や嫌悪感が出てきてしまいます。
「できないこと」よりも「できること」に注目するのは、介護サービスの基本です。今一度基本に戻って、相手のできることや良いところを探してみてくださいね。
挨拶や相談など可能な範囲で会話を増やしてみる
職場で苦手な人や嫌いな人と過ごすことが多いのなら、相手のことを知る機会を増やしてみましょう。お互いのことを詳しく知らなければ、仲良くするのも難しいといえます。
自分から挨拶や相談をするうちに、相手が心を開いてくれることもあるので、気長に話しかけてみましょう。ストレスになってしまうと本末転倒なので、無理のない範囲で行うのがポイントです。
職場に苦手な人がいるときの対処法
苦手な人との付き合い方を工夫したり、自分の考え方を改めたりしてみても、うまくいかないこともあります。
ここでは、職場の苦手な人との付き合い方に悩んでしまい、つらい思いをしている方へ、対処方法をご紹介。心身ともにつらいなら、一定期間の休息を取ったり、職場環境の改善を図ったりする必要があるかもしれません。まずは、次の方法で改善を図ってみましょう。
人間関係のストレスは休みの日に発散させておく
介護の職場での人間関係のストレスは、休みの日に上手に発散させましょう。プライベートでは、職場や仕事の悩みは手放して、趣味や運動などの時間を楽しむのがおすすめです。
職場の苦手な人との付き合い方に悩んでいて、休日も考え込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、休日まで仕事のことで悩み過ぎてしまうと、休み明けに職場へ行くのがつらくなってしまう可能性があります。
「最近、休日を楽しめていない…」という方は、休みの日は意識的に仕事と距離を置いてみましょう。
介護職のストレス発散法は、「介護職のストレスの原因とは?限界なときの対処法と転職のポイントを解説」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
自分で解決できない人間関係の悩みは上司へ相談する
人間関係の悩みは、個人では解決できない場合があります。自分なりに努力してみても状況が改善しない場合は、直属の上司へ相談してみましょう。
相談するときのポイントは、ただの悪口にならないように注意することです。「利用者さんの安全のために、○○さんのこの行動を注意してほしい」「体調不良のため○○日間休養させてほしい」のように、具体的に伝えましょう。
相談しても改善しないなら転職で心機一転するのもアリ
上司に相談したり、一定期間の休息を取ったりしても状況が改善しないなら、職場を変えることも検討してみましょう。ほかの介護施設や事業所に転職すれば、苦手な人との付き合い方の悩みから開放される場合があります。
ただし、人間関係の悩みは、転職先でも同じように起きてしまう可能性も。そうならないために、転職活動はエージェントなどのプロに協力してもらい、職場の雰囲気などを確認しておくと安心ですよ。
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職場の苦手な人との付き合い方に関するよくある質問
職場の苦手な人との付き合い方に悩む人は少なくないようです。ここでは、職場の苦手な人との付き合い方についてよくある質問に回答するので、ぜひご覧ください。
仕事で苦手な人とペアになってしまいました…
苦手な人とペアを組んで仕事するときは、「仕事は仕事」と割り切るのが効果的です。ペアの人と性格や価値観が合わなくても、仕事をきちんと進められる状況であれば、目をつむることも必要といえます。ただし、「仕事に支障をきたしている」という場合は、周囲に迷惑をかけるリスクがあるので注意が必要です。相手から必要な協力が得られないときは、ほかのスタッフとペアを組めるよう、上司に相談してみましょう。
苦手な人との付き合い方については、この記事の「介護の職場での苦手な人との付き合い方3選」で解説しているので、ご一読ください。
職場で苦手な人と働くことにストレスを感じています…
職場に苦手な人がいてストレスを感じる場合は、自分の気持ちを書き出して整理しましょう。苦手なところを正直に書き出すことで、自分の気持ちを客観視でき、解決の糸口が見つかるかもしれません。また、相手の長所や好きな部分に目を向けるのも解決策の一つです。「苦手」という先入観があると、それだけで関わるストレスが大きくなることも。視点を変えてみることで、苦手意識を克服できる場合もあるでしょう。
詳しくは、「職場の苦手な人と上手に付き合うための考え方」で解説しているので、チェックしてみてくださいね。
まとめ
介護職として働く人のなかには、職場の苦手な人との付き合い方に悩む人もいます。苦手な人や嫌いな人がいる場合、無理に仲良くなろうとする必要はありません。必要最低限のやり取りで済ませたり、「仕事は仕事」と割り切ったりするなど、気持ちの切り替えを行うことで、うまく付き合えるかもしれません。ただし、苦手でも無視したり失礼な態度を取ったりという不適切な行動はしないようにしましょう。
職場に苦手な人がいるときは、休みの日にストレス発散したり、上司に相談したりするのが有効です。相談しても改善せず、ストレスで限界を感じる場合は、転職するのも一つの方法といえます。ただし、転職先にも合わない人がいる可能性があるので、転職を成功させるためには、職場の雰囲気を確認しておくと良いでしょう。
職場に苦手な人がおり、転職を考えている方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェントです。施設見学や詳細な情報を提供できる介護求人をご紹介するので、事前に職場の雰囲気を確認できます。
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その悩み、解決できるかも
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点





