
この記事のまとめ
- 高齢者ケアストレスカウンセラーとは、高齢者の心理などを学べる民間資格
- 高齢者ストレスケアカウンセラー試験を受験するには条件を満たす必要がある
- 高齢者ストレスケアカウンセラー試験は、正答率70%以上で合格
「高齢者ケアストレスカウンセラーってどんな資格?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。高齢者ケアストレスカウンセラーとは、高齢者特有の心理やメンタルケアが学べる民間資格です。この記事では、高齢者ケアストレスカウンセラーの概要や試験の受験資格、出題範囲を解説します。高齢者ケアストレスカウンセラーは、介護職員のスキルアップにつながる資格の一つです。取得を考えている方は、参考にしてみてください。
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高齢者ケアストレスカウンセラーとは
「高齢者ケアストレスカウンセラー」とは、一般財団法人 職業技能振興会が認定する民間資格です。取得する過程で、高齢者が抱えやすいストレスや、ストレスへの対応方法、高齢期におけるコミュニケーションに関する知識が学べます。また、利用者さんだけではなく、介護者であるご家族の方のメンタルヘルスケアなども学べるのが魅力です。
高齢者ケアストレスカウンセラーは、高齢期の心理やメンタルケアを重点的に学べる内容なので、利用者さんの心理的なケアに悩んでいる方は、問題を解決する手がかりになるかもしれません。
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高齢者ケアストレスカウンセラーの資格取得方法
高齢者ケアストレスカウンセラーは、高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験に合格し、認定登録を行うことで取得できます。
下記では、高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験の受験資格や出題内容を解説します。資格取得を目指す方は、参考にしてみてください。
受験資格
高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験の受験資格があるのは、ケアストレスカウンセラーの資格を保有する18歳以上の方です。そのため、ケアストレスカウンセラーの資格を保有していない方は、まず、ケアストレスカウンセラーの取得が求められます。
なお、ケアストレスカウンセラーは、高齢者ケアストレスカウンセラーと併願受験することが可能です。「早く高齢者ケアストレスカウンセラーの資格取得したい」という方は、併願受験する選択肢もあります。
試験内容
高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験は、公式テキストと一般常識問題から出題されます。公式テキストの内容は、高齢者の心理やストレス、ストレスへの対応方法、高齢者とのコミュニケーション方法、高齢者と介護者のメンタルケア、心の病の予防などです。合格を目指す方は、公式テキストを重点的に学習すると良いでしょう。
試験問題は多肢選択の25問。試験時間は60分で、パソコンを使った方式(CBT形式)です。
費用
高齢者ケアストレスカウンセラー資格の取得にかかる費用は、受験料と認定登録料です。受験料は12,000円、認定登録料は5,000円となっています。また、公式テキストは2,200円です(2025年4月時点)。
合格後に、案内に従って認定登録を行います。試験に合格しても認定登録をしないと、履歴書に記入したり、高齢者ケアストレスカウンセラーを名乗ったりできないので、手続きを忘れないようにしましょう。
受験会場
高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験は、テストセンターで行われます。受験会場は全国にあるので、自宅や職場から近い会場を見つけやすいでしょう。
受験会場は、一般財団法人 職業技能振興会の「高齢者ケアストレス カウンセラー」から確認できます。
合格点・合格率
高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験は、正答率70%以上で合格です。合格率は公表されていません。
なお、ケアストレスカウンセラーを併願した場合は、ケアストレスカウンセラー認定試験への合格が必須です。高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験が合格点に達していても、ケアストレスカウンセラー認定試験が不合格の場合、資格は取得できないので注意しましょう。
申し込み方法
高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験は、インターネットでのみ申し込みが可能です。受験票はなく、受験申し込みの確認メールに当日の試験の案内があります。
併願可能なほかの介護資格とは
上記でも述べたとおり、高齢者ケアストレスカウンセラーは、ストレスカウンセラーとの併願が可能です。ストレスカウンセラーに合格しないと、高齢者ケアストレスカウンセラーの資格は取得できないので、併願受験する場合は計画的に勉強を進めましょう。
出典
一般財団法人 職業技能振興会「高齢者ケアストレス カウンセラー」(2025年4月16日)
CBTS受験者専用サイト「ケアストレスカウンセラー認定試験」(2025年4月16日)
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高齢者ケアストレスカウンセラーに合格したら何ができる?
資格を取得して高齢者の心理を学ぶことで、利用者さんの気持ちに寄り添った介護を提供できます。高齢者ケアストレスカウンセラーは、介護職員や介護福祉士、ケアマネジャーなどとして働いている方が、利用者さんの理解を深めるために取得することが多い資格です。
「効率を重視した職場」や「忙しくて利用者さんとコミュニケーションが取りにくい職場」では、保有資格を活かしきれないこともあります。保有資格やスキルを十分に活かすには、職場環境も大切です。
なお、高齢者ケアストレスカウンセラーという職種はないため、資格を取得しても、カウンセラーとして仕事をするのは難しいでしょう。
ほかにも介護現場で活かせる資格はある?
介護現場で活かせる主要な資格には、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」「介護支援専門員(ケアマネジャー)」などがあります。下記では、介護現場で活かせるいくつかの資格について解説するので、チェックしてみてください。
介護初心者には「介護職員初任者研修」がおすすめ
介護職の経験が浅い方は、介護を基礎から学べる「介護職員初任者研修」の受講がおすすめです。利用者さんの身体に直接触れる身体介護を1人で行うには、介護職員初任者研修以上の資格が求められます。
また、初任者研修は、訪問介護事業所でホームヘルパーとして働くために必要な資格でもあるので、取得すると仕事の幅が広がるでしょう。
初任者研修については、「介護職員初任者研修は役に立たない?無資格と上位資格との違いを解説」の記事で解説しています。
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レバウェル介護の資格スクールキャリアアップには「介護福祉士実務者研修」がおすすめ
初任者研修よりも専門的な介護の知識やスキルを身につけたい方には、「介護福祉士実務者研修」が向いているでしょう。実務者研修では、医療的ケアなどの専門的な介護技術を習得できます。
介護福祉士国家試験を実務経験ルートで受ける場合は、受験資格として実務者研修が必要になるので、キャリアアップを目指している方はぜひ取得を目指してみてください。
実務者研修については、「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
認知症介護に特化した資格もある
認知症への理解を深めたい方には、「認知症ケア専門士」や「認知症介助士」などの認知症ケアに特化した資格もおすすめです。介護職にとって、認知症に関する知識は必要不可欠なので、専門性を磨きたい方は取得を目指すと良いでしょう。
認知症の介護に役立つ資格は、「【認知症介護の資格一覧】取得方法や試験の難易度、習得できるスキルを解説」の記事で紹介しています。介護職の資格は種類が豊富にあるので、職場で役立つ資格がきっと見つかるはずです。
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介護の資格の難易度を種類ごとに解説!取得方法や試験の合格率、要件とは?
資格取得支援制度を活用すると資格を取りやすい
資格の取得を目指すなら、資格取得支援制度を活用するのがおすすめです。資格取得支援制度とは、職場などが資格取得のための費用を援助してくれたり、施設内で試験対策の研修を行ってくれたりする制度のこと。活用すれば、資格取得にかかる費用を抑えられ、効率的にスキルアップを目指せます。
資格取得支援の有無や支援内容は職場によって異なるので、介護職の方は自身の勤務先の制度を確認しておきましょう。資格取得支援制度に関しては、「介護職の資格取得支援制度とは?給付金の種類や利用するメリットを解説」の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
これから介護職に転職する方は、求人票だけで資格取得制度の有無や内容を判断するのは難しいかもしれません。資格取得支援制度の対象となる資格が限定されている場合もあるため、「取得したい資格は対象外でサポートしてもらえない」という可能性もあるでしょう。
「取得したい資格があるけど、支援が受けられる施設が分からない」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。介護業界の転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、取り扱っている求人の施設から直接情報収集をしているので、資格取得支援制度の詳細を含めてご案内できます。
高齢者ケアストレスカウンセラーに関するよくある質問
ここでは、高齢者ケアストレスカウンセラーに関するよくある質問をご紹介します。資格取得を検討している介護職の方は、ぜひご一読ください。
高齢者ケアストレスカウンセラーに合格すると年収はアップしますか?
高齢者ケアストレスカウンセラーに資格手当を支給している介護施設は少ないため、資格を取得しても年収は変わらない傾向があります。資格取得による年収アップを目指すのであれば、介護福祉士やケアマネジャーなど公的資格の取得が効果的でしょう。
介護職の収入アップの方法については、「介護職で高収入を得るには?資格や夜勤手当を活かして給料アップを目指そう」の記事も参考にしてみてください。
働きながら高齢者ケアストレスカウンセラー認定試験に合格できますか?
高齢者ケアストレスカウンセラーは、公式テキストで試験勉強ができるので、働きながら取得を目指せます。ただし、働きながら受験する場合、仕事と試験勉強を両立させる必要があるため、大変だと感じる場合もあるでしょう。通信講座でも学べるので、独学で合格できるか心配な方は、利用を検討すると良いかもしれません。
まとめ
「高齢者ケアストレスカウンセラー」とは、高齢者が抱えやすいストレスや、ストレスへの対処方法を学べる民間資格です。高齢者のメンタルケアだけではなく、介護者であるご家族のメンタルケアについても学べます。そのため、介護職員や介護福祉士、ケアマネジャーとして働いている方が、利用者さんへの理解を深める目的で取得することが多いようです。
「高齢者ケアストレスカウンセラー」を取得すると、利用者さんやご家族の方とより良い関係を築く足がかりとなるでしょう。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
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介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点




