レクリエーション介護士の資格は無駄?理由は?取得するメリットを解説

介護の資格 2025年9月10日
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この記事のまとめ

「レクリエーション介護士の資格取得は無駄?」とお悩みの方もいるかもしれません。レクリエーション介護士を取得すると、利用者さんに喜ばれるレクを提供できるようになるなどのメリットがあるため、無駄とは言えません。この記事では、レクリエーション介護士が無駄と言われる理由を解説します。レクリエーション介護士を取得するメリットや方法もまとめました。レクリエーション介護士に興味がある方は、ぜひご覧ください。

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目次

レクリエーション介護士の資格取得は無駄って本当?

レクリエーション介護士資格の取得は、無駄ではありません。レクリエーション介護士の資格を取得すると、高齢者の方に適したレクリエーション方法を学べるため、レクリエーションを実施する職場で活かすことが可能です。レクリエーション業務を専門的な視点から行えるようになるため、レクの企画や実施で頼られる場面が増えるでしょう。

無駄にならない理由については、後述する「レクリエーション介護士資格を取得するメリット」で詳しく解説しています。取得を悩んでいる方は、あわせて参考にしてみてください。

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レクリエーション介護士資格が無駄と言われる理由

ここでは、レクリエーション介護士資格が無駄と言われる理由を解説します。「どうして無駄と言われるんだろう?」と気になる方は、以下で確認しておきましょう。

給与アップにつながらない場合があるから

レクリエーション介護士の資格が無駄と言われる理由は、資格の取得が給与アップにつながりにくい場合があるためです
もちろん、レクリエーションに力を入れている介護施設などでは、レクリエーション介護士の資格を評価してくれる場合があります。しかし、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士といった公的な介護資格と比べて、民間資格であるレクリエーション介護士は給与アップに結びつくことが少ないようです。

レクリエーション介護士の資格は、無資格の方が最初に取得する資格というよりは、介護職員初任者研修などの資格を取得したうえで、さらにスキルアップを目指す方が取得すると良い資格といえるでしょう。

転職や就職で有利に働くとは限らないから

レクリエーション介護士を取得することで転職・就職が有利になるとは限らないことも、資格が無駄と言われてしまう理由の一つ。せっかく取得した資格が採用選考で活かせず、有用性を疑問視する場合があるようです。

ただし、デイサービスや有料老人ホームなど、レクリエーションを頻繁に行う施設では、レクリエーション介護士の資格をプラスに受け取ってくれる可能性があります。

取得に費用がかかるから

レクリエーション介護士の資格を取得する場合、2級は3万5,000円(税込)、1級は9万1,300円(税込)の費用がかかります。決して安い金額とはいえないため、「昇給しないなら、お金をかけて取得するのは厳しいかも…」と考える方もいるようです。

レクリエーション介護士とは

レクリエーション介護士とは、レクリエーションの知識やスキルを証明する資格です。日本アクティブコミュニティ協会が認定している民間資格で、2014年に誕生しました。
レクリエーション介護士の資格には、介護現場で働く方向けの2級と1級、指導者向けのマスターといった3つの種類があります。

レクリエーション介護士の需要

レクリエーションを通して、利用者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を支援できるため、レクリエーション介護士の需要は決して低いものではないといえます
QOLとは、「生活の質」のこと。健康だけではなく、他者とのコミュニケーションや心理状態、生きがいなど、精神的な豊かさもQOLに影響します。

レクリエーションは、参加者同士の交流を促したり、体や頭を使って心身機能を活発にしたりするための活動です。利用者さんのQOLを向上させる方法として、レクリエーションを積極的に取り入れている介護施設は少なくありません。

レクリエーション介護士は、高齢者の方のQOL向上をサポートできる人材として活躍が期待できるでしょう。

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介護レクインストラクターとの違い

レクリエーション介護士と介護レクインストラクターは、資格を認定する法人が異なります。前述のとおり、レクリエーション介護士は一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が認定する民間資格。一方、介護レクインストラクターは、 一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格です。

どちらの資格も、高齢期の心身の変化や、高齢者の方とのコミュニケーションの取り方、高齢者の方に喜ばれるレクリエーションの企画・実施方法などを学べます。受講方法や取得方法など、共通点も多い資格です。

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介護現場でレクリエーションをする目的

ここでは、介護の現場でレクリエーションを実施する目的を解説します。レクリエーションの実施は、介護職の主な仕事の一つです。レクリエーションの目的を知れば、レクリエーション介護士資格の有用性が理解できるでしょう。

利用者さんの心身の機能を維持するため

レクリエーションは、利用者さんの心身の機能を維持するために欠かせません。脳も体も、使わなければ機能が低下する恐れがあるため、適度に使うよう促すことが大切といえます。

利用者さんが残存能力を維持して健康的な生活を送るためには、体を動かすレクリエーションが有効です。また、計算や記憶力を試すようなゲームを実施することで、認知機能の維持・向上につなげます。

気分転換をしてもらうため

介護職は、利用者さんが気分転換できるようにレクリエーションを行います。利用者さんのなかには、足腰が弱くなり自由に出歩けない方もいるでしょう。自宅や施設にこもりがちになると、気分が滅入ってしまう可能性も。利用者さんの日常に変化をつけて、新鮮な気持ちで過ごしてもらうためにも、レクリエーションは重要なイベントです。

コミュニケーションの機会を設けるため

利用者さんの交流の機会を設けるためにも、レクリエーションは欠かせません。利用者さん同士や職員、地域の人との交流の機会を設けることで、利用者さんのコミュニティーが広がり、楽しく日々を過ごせるようになるでしょう。

安全安心な介護を行うには、利用者さんに介護職員を信頼してもらうことが大切です。レクリエーションを通じて利用者さんと積極的に交流することで、信頼関係を築きやすくなります。

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レクリエーション介護士資格を取得するメリット

レクリエーション介護士の取得を通して、多くの介護現場で取り入れられているレクリエーションのスキルを磨けるため、資格が無駄になることはありません。ここでは、レクリエーション介護士資格を取得するメリットを解説します。

喜ばれるレクリエーションを提供できるようになる

レクリエーション介護士資格を取得すると、利用者さんに喜ばれるレクリエーションを提供できるようになります。毎月レクリエーションを行っていると、新しいアイデアが思い浮かばなくなり、レクリエーションがマンネリ化してしまうことも。レクリエーション介護士を取得するなかでレクリエーションの企画方法を学べるため、マンネリ化の防止につながります。
目新しいイベントを開催できるようになれば、利用者さんを楽しませられるようになるでしょう。

コミュニケーション能力の向上が見込める

レクリエーション介護士は、資格取得の過程で、高齢者の方との状態別コミュニケーション法を学べるため、コミュニケーション能力の向上が見込めます。高齢者の方との対話術や声のかけ方など、レクリエーションのスキル以外にも、介護業務にも役立てられるコミュニケーション方法を身につけることが可能です

仕事のモチベーションが上がる

レクリエーション介護士資格を取得することで、レクリエーションへの苦手意識を克服できるほか、仕事のモチベーション向上にもつながるでしょう
介護職員のなかには、レクリエーションが苦手という方も少なくありません。「企画が思いつかない」「人前に出るのが恥ずかしい」「なかなか盛り上がらない」といった悩みが解決できれば、レクリエーションの準備を楽しんで行えるようになり、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。

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レクリエーション介護士資格の取得方法

ここでは、介護現場で活躍する個人の方向けに、レクリエーション介護士資格の取得方法を解説します。受講方法や試験内容、合格基準などが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

レクリエーション介護士2級

レクリエーション介護士2級では、講座で基礎的なレクリエーションを実施する知識やスキル、コミュニケーションの方法を学びます。レクリエーション介護士2級には受験要件はないため、誰でも挑戦可能です

個人がレクリエーション介護士2級の受講する方法は、通学講座と通信講座の2通りです。
通学講座は、約12時間の学習期間が目安で、1日に6時間分の講座を受ければ2日で講習が修了します。試験方法は、選択式の筆記試験(50問)と添削課題。筆記試験は、60%以上の正答で合格です。
通信講座の取得までの期間は約3ヶ月。通学と違い時間の指定はないため、スキマ時間に勉強することが可能です。試験方法は、通学講座と同様。合格ラインが60%以上と低めですが、しっかりと勉強をすれば合格できるでしょう。

レクリエーション介護士1級

レクリエーション介護士1級では、2級より専門的なレクリエーションの知識やスキルを学びます。レクリエーション介護士1級を受講するには、レクリエーション介護士2級の取得が必要です
レクリエーション介護士1級を取得すると、事業所や施設でレクリエーションリーダーとしての活躍が期待できます。

レクリエーション介護士1級の受講方法は、通学講座のみです。
4日間の通学講座を受講後、実技試験(10分)と筆記試験(2時間)を受けます。実技試験は100点中60%以上、筆記試験は120点中60%以上で合格です。実技試験と筆記試験の総合点数が違うので注意しましょう。筆記試験の合格ライン60%は、72点ほどです。
試験に合格した後は、3施設分の現場実習に参加します。実習先は、勤めている職場以外を選ばなければなりません。すべての講座・試験・実習を完了すると認定証が発行されます。

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レクリエーション介護士についてよくある質問

レクリエーション介護士についてよくある質問に回答します。レクリエーション介護士を取得するメリットや取得方法が気になる方は、ぜひご一読ください。

レクリエーション介護士を取得するメリットは?

レクリエーション介護士を取得すると、レクリエーションのマンネリ化を防止できたり、コミュニケーション能力を磨けたりします。また、レクリエーションへの苦手意識が克服できるほか、仕事のモチベーションアップにつながるのもメリットです。
この記事の「レクリエーション介護士資格を取得するメリット」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

レクリエーション介護士ってどうやって取得するの?

レクリエーション介護士2級は、通学講座や通信講座、団体研修から受講し、試験に合格すれば取得可能です。レクリエーション介護士1級は、通学講座のみ。実技試験と筆記試験に合格したうえで、現場実習を実施することで資格を取得できます。
詳しい取得方法は「レクリエーション介護士資格の取得方法」の見出しで解説しているので、あわせてご一読ください。

まとめ

レクリエーション介護士は、レクリエーションへの知識やスキルを保証する民間資格です。資格取得の過程で、高齢者の方とのコミュニケーション方法やレクリエーションの企画力などを身につけられます。2級と1級があり、1級を取得するにはレクリエーション介護士2級の取得が必要です。

レクリエーション介護士資格を取得するメリットは、利用者さんに喜ばれるレクリエーションを企画できるようになることや、コミュニケーション能力を向上させられることです。ほかにも、レクリエーションへの苦手意識が克服できたり、レク業務へのモチベーションが高まったりするなどのメリットがあります。

レクリエーション介護士資格を取得するには、通信講座や通学講座などの方法があります。自分に合った方法を考えてから取得方法を選択しましょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年9月10日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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