2014年にできたレクリエーション介護士ってどんな資格?

資格・試験 2016/09/06
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介護現場でレクリエーション介護士が求められる背景


介護の現場で働いていて、利用者の方と自然な形でコミュニケーションを図ったり、打ち解けて話をしたりするのが難しいと感じたことはありませんか?また、介護サービスの利用者に楽しいレクリエーションを提供したいと考えている介護士の方も多いのではないでしょうか。介護サービスでは身体のケアを提供すると同時に、利用者に和やかなひとときを過ごしてもらうことで精神的な面でも質の高いサービスが期待されています。利用者にとってはスタッフとともに会話を楽しんだりレクリエーションに取り組んだりすることで、生活に張りを生み出し、生きがいにもつながるのではないでしょうか。

その一方で介護職員にとっては、これまでレクリエーションを専門に学ぶ課程がなかったため、どのようなレクリエーションが喜ばれるのか分からない、利用者が楽しめる企画を作ってみたいという声が多くありました。介護現場でのこうしたニーズを受けて、レクリエーション介護士の資格が誕生することになったのです。

レクリエーション介護士とは?


レクリエーション介護士は2014年9月からスタートした認定資格制度です。資格取得のためには一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が認定した講座で学ぶ必要があります。レクリエーション介護士2級については、通信・通学講座で学習した上で、在宅での筆記試験・添削課題に合格すれば取得できます。筆記試験の合格基準は選択式の問題50問のうち60点以上で合格でき、添削課題についてはレクリエーションの企画書に取り組むことになります。

さらに上級の資格を目指したい方には、レクリエーション介護士1級も設けられています。レクリエーション介護士1級の取得にあたっては、2級に合格した後に一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が主催するアイスブレイク体験会に申し込みます。体験会参加後、プログラムの方法やレクリエーションの実践などを学ぶ4日間の講座とフォローアップ研修・現場実習を行ったうえで会場での認定試験に臨みます。認定試験は筆記試験の配点が100点、小論文が20点、講座で行われる「集団レクリエーションの実践」での評価が30点とされており、全体の60%以上得点できれば晴れて合格となります。

活躍の場はさまざま


介護施設は利用者の方にとっては生活の場であり、多面的な機能が求められています。レクリエーションについても生活の楽しみやリハビリなどの観点から人材が求められていますので、資格を取得するとさまざまな場面で活躍が期待できます。もともと介護職員として勤務していた方は資格を取得することで、介護施設でのレクリエーションの中心的役割を果たせるようになるでしょう。

また、介護の仕事経験がない場合にも介護施設でのレクリエーション担当として、パートや非常勤で勤務できる可能性が高まります。これまで楽しんできた趣味をお持ちの場合には、自分の特技をレクリエーションのメニューとして提供することもできるのではないでしょうか。さらに、レクリエーションのノウハウはコミュニケーション技術にもつながりますので、介護が必要な家族のいる方も受講してみてはいかがでしょう。レクリエーションの考え方を通して家族の気持ちが通じ合い、よりよい関係に結びつくことが期待できます。

レクリエーション介護士の資格を取得することで、より利用者の方が満足できる質の高いケアの提供につながることが期待されます。きらケアでは介護業界に興味のある方に、介護現場で活かせる最新の情報を提供していきます。

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