
この記事のまとめ
- 腰痛のある介護士の方は、コルセットや腰痛ベルトを着用することが有効
- 簡易コルセットや骨盤ベルトなど、腰痛対策のグッズはさまざまある
- 介護士の29.3%が、腰痛などの身体的負担の大きさに悩んでいる
コルセットでの腰痛対策に興味がある介護士の方もいるのではないでしょうか?コルセットや腰痛ベルトで腰の動きを制限することで、腰痛を軽減できる可能性があります。この記事では、コルセットが介護士の腰痛対策になる理由と、腰痛対策に使えるグッズについて解説。介護士と腰痛の関係性にも触れているので、仕事の身体的な負担にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コルセットは介護士の腰痛対策になる?
腰痛があって介護の仕事をする際に、コルセットや腰痛ベルトは効果的といえます。腰痛があるときは、腰を動かすと痛むため、コルセットや腰痛ベルトで腰の動きを制限すると良いでしょう。
重いものを持ち上げたり体を動かしたりする必要があるとき、腰回りをサポートすることは重要です。コルセットやベルトをしていると、腰の動きが制限されて腰と体幹が安定するので負担が少なくなります。
たとえ今は腰痛に悩んでいないとしても、介護で腰の負担が蓄積されて腰痛になることもあり得ます。自分は大丈夫と安心せず、腰に掛かる負担を少しでも減らすことは、介護の仕事を続けるうえで大切です。
時折、腰痛ベルトをずっとしていると体を支える筋肉が弱ってしまうのではないかという声を聞きます。腰に全く負荷が掛からない状態が長く続くと、筋肉や骨が弱くなることは考えられますが、まずは痛めている部分の保護が先決です。痛みが引いてきたら、介護の仕事中だけ着用するなどメリハリをつけて、腰を守っていくようにしましょう。
介護士の方が腰痛が気になるときは、コルセットやベルトで対策することに加え、上司に相談して無理をしないことも重要です。
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コルセットやベルトにはどんな種類があるの?
腰痛対策のグッズにはさまざまな種類があります。スポーツ用品店などで市販で購入できるのが、簡易コルセットや骨盤ベルトです。
簡易コルセットは腰と骨盤を固定するもので、腰痛全般に用いられます。一方の骨盤ベルトは、主に骨盤周辺に痛みがあるときに使用するものです。これらはメッシュ生地にゴムの伸縮性を持たせたもので手軽に装着できます。介護をする際にも動作を妨げず、目立たずに着用可能です。
また、メッシュ生地にステンレスのバネや金属の支柱を埋め込んだ軟性コルセットもあります。これは、整骨院などを介してオーダーメイドで作るのが一般的です。変形性腰痛症や腰椎椎間板ヘルニアなどに用いられます。
腰を使う作業が多い介護士は特に、こうした対策グッズをしっかりと活用して腰への負担を減らす必要があるでしょう。
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介護士と腰痛は切っても切れない関係?
介護士は腰痛の発生率が高い職業です。
公益財団法人介護労働安定センターの「令和5年度「介護労働実態調査」結果の概要について(p.22)」によると、仕事の悩み・不安・不満として、「身体的負担が大きい(腰痛や体力に不安がある)」を挙げた介護士は29.3%でした。介護士の約3割が腰痛などに悩んでいることが分かります。
介護士は、移乗介助や体位変換など、体を支えたり抱き起こしたりする作業が多い仕事です。無理な姿勢で相手の体重を受け止めると、腰を痛めてしまいがちに。腰痛がひどくなると、ぎっくり腰やヘルニアといった症状に悪化してしまうこともあります。
そのため、腰痛を軽減して長く介護の仕事を続けるためには、対策をとることが欠かせません。
出典
公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査結果について」(2025年9月5日)
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介護士のコルセットに関するよくある質問
ここでは、コルセットについて介護士の方からよくある質問に回答します。「コルセットは腰痛に効果があるの?」と気になる方は、ぜひご一読ください。
コルセットは介護士の腰痛予防に効果があるの?
コルセットは腰の動きを制限するので、動作が安定して身体に掛かる負担が軽減されます。そのため、腰痛予防としてコルセットを装着しておくと、効果が発揮されるでしょう。腰痛を感じているときも、負担が掛かる姿勢にならないように固定してくれます。
介護士は腰痛予防のコルセットをいつ使うの?
コルセットを長時間使っていると、筋力が低下するおそれがあるので、必要なときのみ装着するようにしましょう。身体介護など、腰に負担が掛かる業務を行う際はコルセットを装着し、事務作業などのデスクワークの際は外すという使い方もあります。日中つけている場合は、就業後や夜間は外すと良いでしょう。
まとめ
介護の現場では、体を支えたり抱き起こしたりする作業が多いため、腰痛時はコルセットを使用するといった対策をすることが大切です。コルセットや腰痛ベルトを着用することで、腰の動きが制限されて痛みにくくなります。
ただし、腰に全く負荷が掛からない状態が長く続くと、筋肉や骨が弱くなるおそれがあるため、痛みがないときや事務作業をするときはコルセットを外すなど、メリハリをつけて着用するのが望ましいでしょう。
腰への負担が蓄積されると、腰痛になったり悪化したりする可能性があります。日々の業務において、腰に掛かる負担を少しでも減らすことは、介護の仕事を続けるために大切です。
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「レバウェル介護」編集部
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