横浜市戸塚区は北東から南西方向にかけて縦長な形をしており、主様な道路として横浜新道、東海道が縦断しています。公共交通機関は、戸塚駅を主要駅とした東海道本線や横須賀線からなる東日本旅客鉄道の路線や、横浜市営地下鉄ブルーライン、神奈川中央交通や横浜市などの各社が運行している路線バスがあります。小雀浄水場や戸塚変電所は市内及び横須賀市の重要インフラで、周辺住民の生活を縁の下で支えています。高度経済成長に伴う近代化で同区は著しく発展しましたが、住民の反対のため都市整備は市の中心部に比べて遅れていましたが、2007年より大幅に進んだ開発のため現在は戸塚区役所新庁舎や大型商業施設が完成するなど遅れを取り戻している。
阿久和川や平戸永谷川が合流する二級河川の柏尾川沿いには、たくさんの桜が並木を作って人々を迎えてくれます。江戸時代から続くこの名所ですが、桜の季節になると大勢の人々が押し寄せ、お花見にいそしみます。4月には『戸塚桜まつり』が開かれ、踊りや太鼓演奏などの地域文化を感じることができます。また、河川敷などの土地にはイベントを開催できるステージなどが設けられ、水辺で様々な遊びを楽しめると市民に親しまれています。倉田町の鎌倉街道沿いには、両方で約200㎏にもなる巨大なわらじがあります。鎌倉時代に旅人の安全や村の安泰を願って草鞋をつるしたものを、旅の僧侶が自分の古くなったものと交換する習慣に始まり現在の形になっていきました。