
この記事のまとめ
- 休みやすさは職場によるので、「介護職は連休を取れない」とは限らない
- 介護職が連休を取るには、同僚とシフトを調整したり有休を活用したりしよう
- 連休を取得しやすい介護施設は、介護職員の人数や年間休日数が多い職場
連休が取れないことに悩む介護職の方もいるかもしれません。介護職員が連休を取得できるかどうかは施設によって異なりますが、2~3連休程度まで取れる職場が多いようです。この記事では、介護職員が取得できる連休の目安や連休を取得するためのポイントを解説します。連休を取得しやすい施設の特徴も紹介するので、「休みが取れる施設で働きたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
介護職は連休が取れないの?
介護業界専門の転職エージェント、レバウェル介護(旧 きらケア)で「介護職員は連休をどれくらい取れる?」というアンケートを行ったところ、下記のような結果になりました。
| 回答 | 割合 |
| 基本的に連休は取れない | 20% |
| 2連休まで取れる | 36% |
| 3連休まで取れる | 24.7% |
| 4連休まで取れる | 5.3% |
| 5連休以上取れる | 14% |
※実施期間:2024年2月20日~2024年3月17日、有効回答数:150
介護職員が取れる連休は、2~3日程度が多いようです。ただし、「基本的には取れない」という方が20%いる一方で、「5連休以上取れる」という方が14%いるため、職場によって連休の取りやすさは大きく異なるでしょう。
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介護職に夏休み・お盆休み・冬期休暇はあるの?
職場によって時期は異なるものの、介護職は夏季休暇や冬季休暇を取得できる場合があります。
夏季休暇(お盆休み)・冬季休暇とは、特定の時期に取得できる長期休みのこと。入所施設の介護職員の場合は、職員が交代で長期休みを取ることが多いようです。デイサービスのような宿泊サービスのない通所型の介護施設であれば、事業所の休みに合わせて年末年始やお盆が休みになることもあるでしょう。
夏季休暇や冬季休暇以外にも、誕生日休暇(アニバーサリー休暇)を導入する施設もあるようです。転職先を探す際は、施設独自の休みを含めて、どのような休暇制度を取り入れているのかを確認してみると良いでしょう。
介護職は連休を何日取れる?
介護職が希望休として申請可能な日数は施設によって異なりますが、2~5日分までの範囲で申請できる施設が多いようです。ただし、必ずしも希望休が取れるとは限りません。
介護職は介護の質を保つために一定の職員数が必要とされ、配置基準が定められています。そのため、配置基準を満たしつつ、職員全員の休み希望を叶えるのは難しいことも。ほかの職員の休みの兼ね合いから、希望休を出しても連休が取れないことも考えられます。職場によっては、申請できる希望休の日数に制限を設けている場合もあるようです。
年間休日数や連休・有給休暇を重視して転職したい方は、転職エージェントを活用すると良いでしょう。レバウェル介護(旧 きらケア)なら、専任のキャリアアドバイザーがご希望に合わせて求人を紹介します。条件に合う求人のなかから自分に合った職場を探せるので、効率良く転職活動を進められるでしょう。ぜひお気軽にご相談ください。
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介護職が連休を取るためのポイント
介護職は仕事の特性上、必ずしも希望した日に連休が取得できるとは限りません。ここでは、介護職が連休を取得するポイントを解説します。
同僚とシフトを調整する
同僚とシフトを調整し合うことで、連休を取りやすくなることがあります。自分が連休を取りたいときに、ほかの職員も連休を取得したいと考えているかもしれません。連休を取得したい方と相談してお互いに希望休をずらして申請すれば、連休を取得しやすい可能性があります。
なお、特定の職員ばかりが希望日を譲っている状態が続くと、人間関係の悪化につながることも。特定の誰かに我慢させるのではなく、「前に連休を取らせてもらったから、今回は私が相手の希望に合わせよう」という譲り合いの気持ちで、互いに配慮してシフトを調整しましょう。
有給を使用する
入職の6ヶ月後から勤務状況によって付与される「有給休暇」を上手に使うのも連休を取るための方法の一つです。有給休暇を連続して利用するのはもちろん、公休と合わせれば連休を取りやすい場合があります。
なお、有給休暇を施設に申請する際は、取得理由を詳しく伝える必要はありません。理由を聞かれたとしても、「私用のため」と伝えれば良いでしょう。
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夜勤明けの時間を活用する
夜勤明けを活用して、連休のように時間を確保することもできます。2交替制の場合、夜勤明けの翌日は休みになる場合が多いでしょう。夜勤明けの日中と次の日の休みを合わせると、2連休に近い時間を確保できます。
さらに、翌日に続けて希望休や有給休暇を申請して申請が通れば、3日連続で日中の時間を自由に使うことも可能です。夜勤明けと休みを組み合わせると、連休を取りにくい職場でも時間を作りやすいでしょう。
ただし、夜勤明けの日は、疲労が蓄積されていることも少なくありません。夜勤明けで日中に活動する場合、夜勤中にしっかり仮眠を取るなどの工夫をすることが大切です。
派遣社員やパートとして働く
派遣社員やパート社員は、正社員よりも柔軟なシフトで勤務でき、連休を取りやすい傾向があります。「希望休はできるだけ通したい」「土日や祝日は必ず休みたい」という方は、派遣社員やパートとして働くのも選択肢の一つです。
ただし、派遣社員やパート社員は、正社員よりも雇用や収入が不安定になりやすいという特徴があります。雇用形態を変える際は、それぞれのメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。
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連休が取れる職場に転職する
連休が取得しやすい職場に転職するのも一つの方法です。連休を申請してはいけないという雰囲気があったり、人手不足だったりして連休を取れない方は、転職することで問題を解決できる可能性があります。
連休を取得できるかどうかは入職してみないと分からないこともありますが、施設見学や面接の際に、施設や職員の雰囲気を確かめると判断材料になるでしょう。また、土日休みのデイサービスなどに転職すれば、確実に2連休を取得できます。
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介護職も年間に有給休暇を5日取得する必要がある
雇用主は、有給休暇を年10日以上付与する職員に対し、年間5日有給休暇を取得させる必要があります。介護職も例外ではないため、フルタイムで働く場合は年5日以上は有給休暇を取得することになるでしょう。有給休暇の付与日数は、労働時間や経験年数に応じて決まります。
連休を取得するのに役立つ有給休暇ですが、以前は施設によっては取得しづらいと感じることもあったようです。しかし、有給休暇の取得が義務化されたため、有給休暇や連休を取得しやすくなったと考えられます。
ここでは、有給休暇に関する基本情報を解説するので、参考にしてみてください。
有給休暇の有効期限は2年
有給休暇は付与から2年経過すると消滅してしまうことに注意が必要です。付与された年の翌年までは繰り越せますが、翌々年には消滅してしまうので、有給休暇は定期的に使用したほうが良いかもしれません。
厚生労働省の「年次有給休暇の付与日数は法律で決まっています」によると、有給休暇は労働日の8割以上出勤し、入職から6ヶ月以上経過している職員に付与される決まりです。出勤率算定の際は、業務上のケガ・病気による休業期間や、育児休業・介護休業は出勤とみなされます。
出典
厚生労働省「労働基準関係リーフレット」(2026年6月29日)
有給の平均付与日数と取得日数
厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(p.8)」をもとに、介護職が含まれる「医療、福祉」の仕事における、労働者1人あたりの有給休暇の付与日数・取得日数・取得率を以下にまとめました。全産業平均もあわせて紹介します。
| 有給休暇平均付与日数 | 有給休暇平均取得日数 | 有給休暇平均取得率 | |
| 産業全体 | 18.1日 | 12.1日 | 66.9% |
| 医療・福祉 | 17.7日 | 12.1日 | 68.4% |
参考:厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(p.8)」
医療、福祉業界の有給休暇の平均付与日数は17.7日で、平均取得日数は12.1日。有給休暇取得率は68.4%で、産業全体の66.9%よりやや高い結果です。職場によって差はあるものの、医療・福祉業界は、有給休暇が取りやすい傾向にあるといえます。
出典
厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況」(2026年6月29日)
連休を取りやすい介護施設の特徴
ここでは、連休を取得しやすい介護施設の特徴を紹介します。「連休が取れないから転職したい」という介護職の方は、転職活動の参考にしてみてください。
介護職員数が多い
介護職員の人数が多い施設は、連休を取得しやすい傾向にあります。連休を取得するには、代わりに出勤する職員が必要です。連休を取得する際の穴をフォローできる人員がそろっている施設は、連休を比較的取得しやすいでしょう。
年間休日数が平均よりも多い
厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(p.7)」によると、企業全体の平均休日数は112.4日、労働者1人当たりの年間休日数は平均116.6日です。年間休日数が平均よりも多い施設は、連休を取りやすい環境があると考えられます。
年間休日数は、求人票をチェックしたり、採用担当者に質問したりして確認しましょう。直接聞きにくい場合は、転職エージェントを活用してキャリアアドバイザーに調べてもらう方法もあります。
出典
厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況」(2026年6月29日)
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介護職の連休に関するよくある質問
ここでは、介護職の連休に関するよくある質問にお答えします。「連休が取れないかも…」と不安な方は、ぜひ参考にしてください。
介護職は旅行には行けないですか?
介護職は泊まりの旅行に行くことも可能です。レバウェル介護(旧 きらケア)のアンケートによると、介護職の8割が「2連休以上取れる」と回答しています。2連休が取れれば、日帰り旅行や近場で1泊2日の旅行にも行けるでしょう。介護職の連休については、この記事の「介護職は連休が取れないの?」で解説しています。
介護職では土日が休めずに困っています…
どうしても土日に休みが必要な場合は、同僚とシフトを調整したり、金曜や土曜に夜勤を入れて「夜勤明け」として休んだりする方法があるでしょう。ただし、土日も運営している入居型の介護施設では、土日に休み希望が集中することもあります。調整してもなかなか土日に休めない場合は、土日が休みの介護施設に転職するのも一つの手です。
介護職が休みを取る方法は、「介護職が連休を取るためのポイント」で紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
介護職は、2~3日の連休を取得できる方が多いようです。しかし、施設によって連休の取りやすさは異なります。連休を取得しやすい施設の特徴は、「介護職員の人数が多い」「年間休日数が平均よりも多い」などです。
連休を取得したいときは、同僚とシフトを調整したり、有給休暇を使用したりすると良いでしょう。「どうしても連休が取れない」という場合は、連休を取得しやすい施設に転職するのも一つの選択肢です。
「介護職を続けたいけど連休を取りたい」と悩んでいる方は、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか?レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、豊富な介護求人のなかからあなたの希望条件に合った求人をご提案いたします。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


