
この記事のまとめ
- 入居者さんとの会話に困ったときに使える話題は、出身地や子供時代の話など
- 入居者さんとの会話に困ったときには天気や近い未来の話をするのが無難
- 入居者さんの話は、内容を誘導せずしっかりと聞き取りことが大切
介護の仕事をしていると、「入居者さんとどんな会話をすれば良いの?」と困ってしまうこともあるのではないでしょうか。入居者さんとの会話のネタに悩んだときは、出身地の話や子どもの話を話題にすると良いでしょう。この記事では、介護施設で入居者さんとの会話に困ったときに使える話題を紹介します。入居者さんとのコミュニケーションに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
目次
【入居者さんとの会話に困ったときに使える話題】出身地の話
入居者さんとの会話に困ったときに使える話題には、出身地の話があります。初対面の場合、自分の出身地を話のネタにすることがありますよね。出身地の話は年齢が離れていても楽しめるので、積極的に取り入れたい話題です。
具体的には、出身地の観光スポットやご当地の食べ物の話などが話題を広げやすいでしょう。複数の入居者さんでそれぞれの出身地の話をすれば、入居者さん同士の交流にもつながります。
入居者さんに出身地の話を伺ううちに、住んでいた場所や観光で思い出に残った場所などの話も聞けるかもしれません。これまでどのような環境で過ごしてきたのかを知ることで、入居者さんに対する理解を深められるでしょう。
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【入居者さんとの会話に困ったときに使える話題】子ども時代の話
出身地の話題を振れば、自然と子ども時代の話へと移っていくでしょう。子ども時代の楽しかったことが大人になっても記憶に深く残っている人もいるのではないでしょうか?
入居者さんのなかには、子ども時代のことが印象に残っている方も。子ども時代の遊びや思い出の場所、忘れられない人のことなど、話題を広げていくことで会話が弾むかもしれません。ただし、人によってはつらい記憶が強い可能性もあるので、無理に質問をせず相手に合わせて話を聞くようにしましょう。
認知症を患う方の場合、認知機能の低下によって直近の記憶から薄れていく傾向にあり、保たれているのは自分の幼いころの記憶という場合も少なくありません。出身地や子どものころのことなどの話題を提供し、入居者さん自身の話す意欲を引き出すことで、脳が活性化して認知症の進行予防につながることも期待できます。
【入居者さんとの会話に困ったときに使える話題】仕事に関する話
入居者さんとの会話に困ったときは、仕事に関する話題も会話のきっかけになります。どのような話題を出すか悩んだときは、その人が働いていたころの話を振ってみると良いでしょう。
働いた経験のある方にとって、仕事は人生の大きな部分を占めています。特に現在の高齢者は、日本の経済成長と一緒に成長してきた世代。一心不乱に仕事に打ち込んできた入居者さんもいるかもしれません。
仕事で成し遂げたことであったり、子どもを立派に育て上げた誇りであったり、さまざまな想いを抱えているでしょう。感情に訴えかける出来事は、よく記憶されているものです。
入居者さんが仕事にどのような感情を向けていたのかを考えることで、入居者さんとの会話のきっかけになるかもしれません。仕事で大変だったことや楽しかったことを聞いて、話題を掘り下げてみましょう。
【入居者さんとの会話に困ったときに使える話題】その日の出来事の話
入居者さんとの会話に困ったときは、その日にあった出来事や今から何をしたいかを聞くのも良いでしょう。しかし、認知症を患う入居者さんに最近のことを聞く際は、相手の認知機能の状態や感情に配慮する必要があります。その日のことを思い出せないことで、相手が気に病んでしまったり、「自分はダメだ」と悲観的になってしまったりすることも考えられるので、答えるのが難しい質問は避けましょう。
たとえば、「今日の体調はいかがですか?」「夕食は何を食べたいですか?」という今の状況についての質問は、比較的答えやすいといえます。また、入居者さんが話すのが難しい場合も、「今日はよく晴れていますよ」といった声掛けをすることは、信頼関係を築くコミュニケーションとして有効です。
同じ話題を繰り返すのは思い出深い印
入居者さんが同じことを繰り返し話す場合、それだけ印象深い思い出なのかもしれません。同じ質問を何度もする場合は、心配や不安がある可能性が考えられます。
入居者さんが同じ話を繰り返しているときに、「さっきも聞きました」と言ってしまうと、相手は否定されたと感じてしまうので避けましょう。
入居者さんとの会話では、相手のペースに合わせるのが原則です。無理に話を誘導しようとせず、入居者さんの気持ちに寄り添って話を聞く術を身につけましょう。
認知症を患う方とのコミュニケーションについては、「認知症の方とのコミュニケーション方法を解説!相手を想う言葉や行動とは」の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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介護で役立つ傾聴スキルとは。共感を示すコミュニケーションの方法
高齢者との会話に関するよくある質問
ここでは、高齢者との会話に関するよくある質問に回答します。「入居者さんと何を話せば良いのか分からない…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
どんな話題が高齢者との会話のネタとして盛り上がる?
高齢者との会話のネタになる話題は、仕事の話や子育ての話、故郷の話などです。ほかにも、最近ハマっている趣味や芸能人の話題も盛り上がるでしょう。会話のネタがないときは、天気や健康法を話題にしてみるのもおすすめです。
ご家族の話は、入居者さん本人が話題にしないようであれば、避けたほうが良いかもしれません。噂や愚痴などのほかの入居者さんのことも、人間関係のトラブルにつながる可能性があるので、話題にしないようにしましょう。
高齢者との会話のネタは、「高齢者にウケる話題とは?話し方のポイント!【会話が苦手な介護職必見】」の記事でも解説しています。
高齢者と会話するときのコツを知りたい
高齢者と会話するときのコツは、聞き取りやすいよう声のトーンを低くして、はっきりと話すことです。目線を合わせ、相槌を打ったり表情を変えたりしながら話しましょう。話を遮らず、しっかりと最後まで聞くことが大切です。
ときには、相手が声を聞き取れないことなどが原因で、「会話がかみ合わない」と感じることもあるかもしれません。相手や状況に合わせてコミュニケーションの方法を工夫しつつ、会話を楽しみましょう。高齢者との会話のコツは、「高齢者とのコミュニケーション方法!相手に寄り添う上手な会話のコツとは」で解説しているので、あわせてご一読ください。
まとめ
入居者さんとの会話に困ったときに使える話題は、出身地や子ども時代の話、仕事の話などです。天気や趣味の話など、最近の出来事に関する話題も会話のネタになります。
また、入居者さんが同じ話しを繰り返している場合、介護職は話を遮ったり否定したりせず、傾聴することが大切です。
入居者さんとの会話に困っている方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界に特化した転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、お仕事に関する悩みを伺います。キャリアプランの相談もできるので、「今後の仕事や働き方について考えたい」という方もお気軽にご利用ください。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



