介護福祉経営のスペシャリスト、介護福祉経営士を目指す!

介護職の仕事 2016年7月8日
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高齢者の安心できる毎日の暮らしに欠かせない介護サービス。しかし、介護事業はビジネスとしては未熟な段階にあるのが現状です。
そんな介護業界の未来を変えるために生まれたのが、経営マネジメントの知識を身につけた「介護福祉経営士」でした。
今回のコラムでは、これからの活躍がますます期待される介護福祉経営士について詳しくご説明します。





目次

介護福祉経営士ってどんな資格?

介護福祉経営士とは、2012年9月に結成された一般社団法人・日本介護福祉経営人材教育協会が認定・登録する資格です。

2000年4月、日本は介護保険制度をスタートさせました。
制度の施行によって、高齢化社会を支えるには介護が必要不可欠なものという認識が広まりましたが、現在のところ介護福祉の分野は、産業としてはまだまだ未成熟な段階にあるといわれています。
介護の現場で働く人たちが経営やマネジメントについて総合的に学ぶ機会は少なく、経営が不安定な事業者も少なくありません。
そもそも介護福祉分野に経営が必要という考え自体が希薄だったこと、介護の仕事に対して、ビジネスというよりはボランティア的、社会貢献的なイメージが持たれていたことも事実でしょう。
しかし事業者の安定した経営は、高齢者に良質なサービスを提供する上で欠かすことのできない条件です。
そこで日本介護福祉経営人材教育協会は、これからの介護福祉事業を担う人材を育成するため、「介護福祉経営士」の資格を創設しました。
次の項目では、介護福祉経営士の具体的な仕事内容についてご紹介します。

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介護福祉経営士の仕事内容

積み木の段を上がる木の人形 介護福祉経営士は、介護福祉分野における経営のスペシャリストです。
介護福祉に関する法律や財務管理、人材育成、リスクマネジメント、コンプライアンスなどの幅広い知識を持ち、それを現場で実践していくのが介護福祉経営士の仕事です。

人材管理では、職員が働きやすい環境づくりや、キャリアアップ制度の整備などを行い、従業員満足度を高めるのも大切な役割です。
経営にあたっては、コスト削減や資金計画の策定、助成金・補助金についての運用理解が求められます。
また、介護福祉関連の法律に対する理解と制度対応も重要な職務です。
介護保険制度外のサービス開発や、地域住民の暮らしをサポートする地域包括ケアの実践も介護福祉経営士の手にかかっているといえるでしょう。

高齢化社会の進展を見据えたマーケティングや広報活動のための情報収集・活用も仕事の一部。
介護福祉経営士は、多方面への豊富な知識や経験を生かし、経営の安定に加え、さらなるサービス向上への貢献が期待されています。

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介護福祉経営士を目指すには

介護福祉経営士には、1級と2級の2段階のステージがあります。
1級は「介護福祉経営の基礎知識を習得している」こと、2級は「介護福祉経営の実践力を習得している」ことが審査の基準で、級ごとに認定試験を受験し、合格後の登録審査を経て介護福祉経営士2級もしくは1級として登録されます。
2級には、年齢・学歴・国籍などの受験資格はありませんが、1級の資格認定試験は2級の登録があることが要件です。
なお、2級合格後には登録審査の前に「介護福祉経営士実践研修」が行われます。

これまでの受験者は、介護経営のプロを目指す人、介護事業サービスの独立企業を目指す人、施設存続のために収益を上げたい人など、介護福祉士やケアマネージャーなど、介護の現場で働く人の受験が多い傾向にあります。
そのほか、介護事業者と取り引きを行う金融関係の方の受験も多数あるようです。

日本介護福祉経営人材教育協会は、資格認定後のスキルアップにも力を入れているのが特徴です。
全国に展開する地域支部ではセミナーや勉強会、研究会が企画され、介護福祉経営士としてさらに深い知識を得られる環境を整えています。

介護福祉経営士は、介護福祉の現場を広い視野で眺めて環境改善や経営の安定をはかり、ひいては介護業界の未来を担っていく存在といえるでしょう。
これからの介護福祉サービスをリードする介護福祉経営士の必要性は、今後ますます高まっていくものと思われます。

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介護福祉経営士の試験内容

School exam students taking educational admission test in class, thinking hard, writing answer in university classroom, education and world literacy day concept 試験内容は、一般社団法人・日本介護福祉経営人材教育協会のテキストから出題されます。
具体的な試験内容は、下記をご参照ください。

【受験資格】

「介護福祉経営士2級」

資格認定試験の受験資格に、年齢や学歴、国籍などの制約なし
※成年被後見人、および被保佐人でないこと

「介護福祉経営士1級」

資格認定試験の受験要件は「介護福祉経営士2級」であること
※成年被後見人、および被保佐人でないこと

【出題科目】

「介護福祉経営士2級」

・介護福祉経営学基礎Ⅰ(介護福祉政策概論、介護福祉経営史、介護福祉関連法規、介護福祉の仕組み、高齢者介護と介護技術の進歩、介護福祉倫理学)
・介護福祉経営学基礎Ⅱ(医療を知る、介護報酬制度/介護報酬請求事務、介護福祉産業論、多様化する介護福祉サービス)
※全40問/60分

「介護福祉経営士1級」

・介護福祉経営学実践Ⅰ(介護福祉経営概論、介護福祉コミュニケーション、事務管理/人事・労務管理)
介護福祉財務会計)
・介護福祉経営学実践Ⅱ(組織構築・運営、介護福祉マーケティングと経営戦略、介護福祉ITシステム、リハビリテーション・マネジメント、医療・介護福祉連携とチーム介護、介護事故と安全管理、リーダーシップとメンバーシップ、モチベーション)
・総合問題(社会保障に関する時事問題等)
※全50問/80分

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資格認定手続きも忘れないようにしよう!

先ほど簡単に説明しましたが、認定試験に合格しても、登録審査をはじめとした手続きをふまなければ、正式に介護福祉経営士になることはできません。
以下に、1級まで取得する場合の手続きの流れを詳しくご紹介します。

【資格認定の流れ】
(1)介護福祉経営士2級資格認定試験
(2)資格認定試験、合格
(3)登録審査
(4)日本介護福祉経営人材教育協会「介護福祉経営士2級」
(5)介護福祉経営士1級資格認定試験
(6)資格認定試験、合格
(7)介護福祉経営士実践研修、修了
(8)変更登録審査
(9)日本介護福祉経営人材教育協会「介護福祉経営士1級」

介護福祉経営士を目指す方は、上記の流れを覚えておきましょう。

今回は介護福祉経営士についてご説明しましたが、いかがだったでしょうか?
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