闘病中の心身ケアを行うソシオエステティック【NPO法人ソシオの杜】

介護の仕事 2019年11月7日
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ソシオエステティック(ソシオエステ)とは、病気や障害を抱えている方・日常生活で強いストレスを感じている方の心身ケアを目的とした施術を指します。このソシオエステを事業の中心に据えたNPO法人ソシオの杜(以下、ソシオの杜)は、施術のほか、技術指導や人材育成にも注力する団体です。本記事では、同団体の概要と取り組みを紹介します。

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

ソシオの杜について

ソシオの杜では、高齢者や闘病中の方、ストレスを抱えた人たちにソシオエステを実施しています。ソシオエステが通常のエステと異なるのは、肉体・精神両面での苦痛を和らげることを重視する点です。施術にあたっては、患者さん・利用者さんの体と心をゆっくりとほぐし、前向きな気持ちになってもらえるよう努めます。

わずかでも心安らぐ時間を提供することで痛み・悩みを軽減し、すべての人が健康で自分らしく生きられるようになることが同団体の目標です。最期の時まで自分らしく生きてもらいたいという願いから、亡くなる直前の方の施術にも対応しています。

活動のきっかけ

ソシオの杜設立の発端となった出来事は、代表理事を務める江頭裕美氏の息子さんが急性骨髄性白血病を患ったことです。1年に渡る闘病生活で息子さんをサポートする中、ソシオエステとの出会いが訪れました。以降、美の追求だけに留まらない、心身ともに元気になれる新しいエステの分野を追求されています。

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活動内容

続いては、ソシオの杜の活動を見ていきましょう。

【施術例】

ソシオの杜が行ってきた施術には、下記のようなものがあります。

・高齢者のフェイシャルケア、ボディケア、メイクセラピー
・障がい者のフェイシャルケア、ボディケア
・終末期の方のフェイシャルケア、ボディケア
・がん患者のリンパ浮腫のケア
・精神疾患の方の心身のケア
・グリーフケア
・医療、福祉関係者への技術指導
・ソシオエステティシャンの育成

※グリーフケアとは、亡くなった方の遺族に寄り添い、悲嘆に暮れる日々から立ち直るのを助けることです。

【活動施設と協力施設】

ソシオの杜はこれまで、独立行政法人久留米総合病院、独立行政法人 佐賀県医療センター好生館、田主丸中央病院、社会福祉法人ゆうかり学園といった医療機関・施設で活動してきました。また、協力施設としては、ひらまつ在宅支援診療所、佐賀県訪問看護ステーションなどが挙げられます。

【主なボランティア活動】

ボランティア活動では、イベント会場でソシオエステ施術を提供。2015年よりリレーフォーライフ佐賀、2016年より佐賀県医療センター好生館の県民公開講座における実績があります。

講習会

ソシオの杜の講習会は、初級・中級・上級の3種類です。受講後は、「NPO法人ソシオの杜認定ソシオセラピスト」として認定されます。

【初級コース】

・ソシオエステティック理論
ソシオエステを実施する意義や目的、施術の考え方を学びます。

・ソシオエステティック技術
オイルを用いたハンド・フットエステ、幸せホルモンを作るソシオエステティックを習得します。

【中級コース】

・ソシオエステティック理論
ソシオエステの可能性、具体的な症例、相手の心を開くコミュニケーション方法を勉強します。

・ソシオエステティック技術
デコルテエステやヘッドマッサージ、ベッド・車椅子上で行う施術などを身につけます。

【上級コース】

・ソシオエステティック理論
周囲の人たちに幸せを与えるコミュニケーション方法、自分自身もいきいきとしているためのソシオエステをマスターします。

・ソシオエステティック技術
フェイシャルトリートメントやメイクセラピー、治療中の患者さんのスキンケアといった技術を磨きます。

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NPO法人 ソシオの杜

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※この記事の掲載情報は2019年11月7日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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