志望動機の例文あり!老健へ転職したい介護士さんが大切にすべきこととは?

転職ノウハウ 2021年10月12日
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介護老人保健施設(老健)で働きたい場合、どのように志望動機を伝えれば良いのでしょうか?いざと面接になると、何を言えば分からなくなってしまい、不安になる方は多くいます。老健の採用担当者に好印象を与える志望動機にするには、施設の特徴をしっかり理解することが重要です。この記事では「老健とはどんな介護施設なのか」「志望動機を作成する際に大切にするべきことは?」などを解説します。

目次

老健の志望動機で大切なこと

志望動機は、ほとんどの介護施設の面接で聞かれる質問です。本番の面接で聞かれたときにあわてないように、事前に回答を準備しておくと良いでしょう。ここでは、老健の面接担当者に良い印象を与えられる志望動機の作り方をご紹介します。

志望する施設の特徴を調べる

これから面接を受けようとしている介護施設について「どんなサービスを提供しているのか」「どんな自治体や法人が運営しているのか」「どんな理念を掲げているのか」などを細かく調べましょう。志望する介護施設の特徴や強みが理解できれば、どんな人材を求めているのかを把握できるはずです。施設が求めている人物像をイメージすることで、採用担当者に志望理由をより具体的に伝えられます。

自分の価値観を把握する

老健の志望動機に説得力を持たせるためには、自己分析して自分の経験や能力を言語化するのが大切です。「介護施設で困っている人を助けたい」「ご高齢者を支えたい」といった「やりたいこと」を書く方は多くいますが、これでは具体性に欠けているため、採用担当者には響きません。自分の長所や短所、特徴、価値観を把握できれば、説得力とオリジナリティのある志望動機を作成できるでしょう。

将来のビジョンを明確にする

老健の採用担当者に、「この人が入職したら活躍してくれそう」と思ってもらうことが大切です。これまで仕事してきた事業所や介護施設で取り組んだこと、身につけたスキルなどを、入職後どのように活かせるのかしっかりアピールします。志望動機には、どのようにキャリアアップしていきたいか、転職を希望している施設の特徴を盛り込みながら伝えられると良いでしょう。

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介護老人保健施設(老健)ってどんな施設?

老健とは、「介護老人保健施設」の略で、病院と在宅の中間に位置づけられている施設です。運営しているのは医療法人が多く、病院に併設されている施設も多くあります。ここでは、老健の特徴を詳しくご紹介。志望動機を考える前に、老健の特徴を把握しておきましょう。

利用者さまの在宅復帰を支援する施設

老健には、原則65歳以上で要介護1以上の、「病院での治療は終わり、入院の必要はないがまだ自宅には帰れないご高齢者」が入所しているのが特徴です。看護師や介護士だけではなく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった機能訓練指導員とも連携を取りながらリハビリテーションを実施。利用者さまが在宅復帰できるように支援しているのが特徴です。また、老健の利用者さまの入居期間は原則3ヶ月となっており、3ヶ月ごとに入所継続か退所かの判定が行われます。ほかの介護施設と比べると、入所・退所が多いのも老健の特徴の一つです。

老健の介護の特徴とは

老健は在宅復帰を前提としているため、利用者さまは自分のことは自分で行うのが基本です。そのため、介護職員の身体的負担は比較的軽い傾向にあります。また、看取り介護を行っていない老健もあるので、その場合の精神的負担は少ないといえるでしょう。利用者さまの状態が良くなっていく姿や在宅復帰する姿を見るとやりがいや喜びを感じられるスタッフも多くいるようです。そのため、ご高齢者の回復を支援したいという方にオススメの施設だといえます。さらに、老健には医師や看護師が24時間体制で常駐しており、緊急時には迅速に処置してもらえるので安心して仕事に取り組めるでしょう。

リハビリや回復機能についても学べる

老健は、常駐する医師や看護師さん、機能訓練指導員さんなど多職種間で連携して介護を行うのが特徴です。そのため、本格的なリハビリや機能回復、医療ケアなど、多角的な視点から介護を学べるでしょう。また、利用者さまの入れ替わりが多いので、より多くの経験を積めます。将来的にケアマネージャーを目指したい方や、介護に関する知識や技術を磨きたい方にとっても、老健はぴったりの施設です。

老健の採用担当者が求める人物像とは?

老健の面接では、採用担当者が求める人物像を把握することで、自分のどの長所やスキルをアピールすると効果的なのかが分かります。下記で説明する老健が求める人物像の傾向と、自分が志望する施設の特徴を合わせて、志望動機を考えると良いでしょう。

協調性がある人

老健で仕事をしている方は、医師や看護師、介護士、機能訓練指導員だけではなく、栄養士やケアマネージャー、生活相談員など多くの職種が関わって利用者さまを支援しています。多数の職種と連携を取りながら仕事をしているので、協調性が求められる傾向にあります。さらに、利用者さまの家族の方とも相談しながら、リハビリや今後の生活の計画を立てていくので、コミュニケーション能力も重要視されるスキルの一つです。

仕事に積極的な人

老健の採用担当者は志望動機から、仕事に対する積極性を見極めていると考えられます。老健の利用者さまは、3ヶ月~6ヶ月ほどで退所していくため、ほかの介護施設と比べて多数の症例を担当しなくてはなりません。そのため、より多くの知識やスキルが必要とされるので、積極的に仕事に取り組み、学ぶ姿勢を持ち続けられる人を求めている傾向にあります。

資格やスキルを持っている人

老健では、人材不足のところも多く、即戦力を求めている施設が多い傾向にあります。面接では、志望する老健で活かせるような資格やスキル、経験などをアピールすることが重要です。とはいえ、面接でアピールできる資格や経験がないからといって、不採用になるとは限りません。この場合の志望動機には、今後どのようにスキルアップしていきたいのか、どのようにして資格を取得したいのかといった考えなどを伝えると良いでしょう。採用担当者から「期待できそう」だと思ってもらえるかもしれません。

老健への転職でこんな志望動機は低評価!

具体性に欠けている志望動機や、自己アピールができていない志望動機は、採用担当者に、仕事に対する意欲が伝わりません。ここでは、老健の採用担当者のからの評価が下がってしまう恐れのある志望動機の特徴をご紹介します。

志望動機がどの施設でもいえる内容

志望動機を作成するにあたって避けるべきなのは、どの介護施設でもいえるような内容にしてしまうことです。たとえば「介護施設で働きたい」「ご高齢者をサポートしたい」といった、どこでも通用しそうな理由だと、なぜこの老健を選んだのか分からず、採用担当者の印象に残りません。志望する老健の特徴と自分の価値観をすり合わせ、具体的に説明しましょう。また、ネットで検索した定型文をそのまま使用したり、使い回したりするのは厳禁です。参考にする程度なら問題ありませんが、志望動機は自分自身の言葉で伝えましょう。

自分の強みが伝わらない志望動機

志望動機は、志望する理由を述べるだけではなく、自分の強みや長所をアピールするためのものでもあります。志望する老健が求める人物像と自分のアピールポイントを組み合わせることで、より効果的に志望動機を伝えられるはずです。そのためには、しっかりと自己分析を行い、自分の価値観を言語化しておきましょう。老健の採用担当者から「一緒に働きたい」「ここで活躍してもらいたい」と思ってもらえるように、自分の魅力をしっかり伝えられる内容にすることが大切です。

ネガティブな志望動機

老健の志望動機を伝える際には、「前の介護施設の人間関係が悪かった」「給与が安すぎるから退職した」「昇格できないから退職した」などといったネガティブな退職理由を述べるのは避けましょう。マイナスな退職理由を述べた場合、「同じ理由で早期退職をしてしまうかもしれない」と採用担当者から思われてしまう可能性も。転職活動は希望をもって前向きな気持ちで臨み、ポジティブな志望動機になるように意識しましょう。

老健の志望動機の例文

ここでは、介護施設に転職しようとしている方やこれから働こうとしている方のために、志望動機の例文をご紹介します。老健の志望動機を考える際の参考にしてみてください。

未経験から老健に転職する場合

昨年、私の祖父が倒れ、母が介護に専念するようになりました。

母1人では大変そうだったので私も手伝うようになったのですが、慣れない介護は想像以上に大変で、毎日悪戦苦闘していました。

そんな中、毎週来てくれるホームヘルパーさんにはとても助けられました。

明るい笑顔で励ましてもらったり、すぐに実践できる介護のコツを教えてもらったり、私と母の負担は大きく軽減されました。

そんな経験から介護職に興味を持つようになり、私も家に来てくれていたいたホームヘルパーさんのようにご高齢者の役に立てる仕事に就きたいと思い、介護業界への転職を決意しました。

1日でも早く戦力になれるように努力しますので、どうぞよろしくお願いします。

有料老人ホームから老健に転職する場合

私は介護職として、有料老人ホームで3年間勤務していました。

そこでご高齢者を尊重する姿勢やご入所者への接遇などさまざまなことを学び、働きながら介護福祉士の資格を取得することができたため、今後はよりご入所者のためになるケアを提供できるようになりたいと思うようになりました。

そのため、医療、リハビリ、栄養士などと連携し、ご入所者の機能回復や在宅復帰を支援することができる介護老人保健施設で働きたいと思い、転職を決意しました。

これまでの経験を活かし、初心を忘れず、ご入所者に喜んでいただける介護を提供できるように頑張っていきたいと思っています。

デイサービスから老健に転職する場合

貴施設の「利用者さまとの信頼関係を大切にして、チームでリハビリを行う」といった理念に共感し、志望しました。

私はデイサービスで5年間、介護士として勤務していましたが、デイサービスのご利用者さまで、転倒による骨折から廃用症候群になってしまった方がおられました。もっと適切なリハビリを受けられていたら、もとの生活に近い日常が送れていたかもしれないととても悔しい思いをしました。私はこの出来事をきっかけに、もっと利用者さまの日常に寄り添ったケアをしたいと思うようになりました。

貴施設では、看護師や介護士、リハビリ専門職との連携を重要視しており、日常生活動作訓練に注力していると知りました。入職後は、ほかの職種の方の意見や見方を学びながら、これまでデイサービスで養った傾聴の能力を活かしていきたいと思っています。

まとめ

老健の志望動機を作成する際には、「自己分析をすること」と「志望する介護施設を詳しく調べること」が重要です。転職を希望している施設の特徴やニーズに合わせて、自分をアピールすることで、より採用担当者の印象に残る志望動機にできるでしょう。また、テンプレートのような志望動機やネガティブな印象を与えるような志望動機は評価を下げてしまうかもしれません。具体的な出来事を盛り込みつつ、ポジティブな内容を意識して考えてみてください。

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