社会福祉士に合格したら何をしたら良い?登録証交付の手続きの流れを解説

介護の資格 2025年3月4日
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この記事のまとめ

「社会福祉士国家試験に合格したらどうすれば良いの?」と気になる方もいるかもしれません。社会福祉士に合格したら、資格登録の申請を行いましょう。国家資格に合格しただけでは社会福祉士として従事できないので、必ず資格登録が必要です。この記事では、社会福祉士の資格登録の流れや必要書類をご紹介します。社会福祉士の仕事内容や、ほかの福祉関連の資格との違いも解説するので、ぜひご一読ください。

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目次

社会福祉士に合格したら「登録証の交付申請」をしよう

社会福祉士国家試験に合格したら、合格証書と資格登録の関連書類が届きます。指示に従って、必要書類を公益財団法人 社会福祉振興・試験センターへ送付し、資格登録の申請を行いましょう。

登録証が交付されるまでの期間は、申請から1ヶ月ほどです。転職や就職で登録証が必要な方は、なるべく早めに申請しましょう。なお、2024年度(第37回)社会福祉士国家試験の結果通知は、2025年3月7日(金曜日)に郵送されます。

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社会福祉士登録証とは

社会福祉士登録証とは、社会福祉士として従事する際に必要な証書です。社会福祉士として働くには、社会福祉士国家試験に合格した後、資格登録の申請を経て、登録証を交付される必要があります。社会福祉士国家試験に合格しただけでは社会福祉士として従事できないため、注意しましょう。

社会福祉士登録証申請の流れ

社会福祉士の資格登録の申請は、以下の流れで行います。

  • 1.社会福祉士国家試験に合格する
  • 2.合格通知と一緒に送付される案内に従って必要書類を用意する
  • 3.必要書類を簡易書留で試験センターに送付する
  • 4.試験センターで審査・登録が行われる
  • 5.通常、1ヶ月程度で登録証が発送される

社会福祉士の資格登録を行う際、必要書類は必ず簡易書留で送付しましょう。簡易書留は書類を発送したことを証明できるため、重要書類を郵送する際に用いられます。

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介護福祉士試験に合格したら資格登録が必須!流れや必要書類をご紹介!

社会福祉士の登録証申請に必要な書類

社会福祉士の資格登録には、以下の書類の提出が必須です。

  • 登録申請書:登録免許税15,000円(収入印紙の原本)
  • 貼付用紙:登録手数料4.050円(振替払込受付証明書の原本)
  • 本人確認書類(戸籍抄本の原本、戸籍の個人事項証明書の原本、本籍を記載した住民票の原本のいずれか1通)
  • 登録申請書、貼付用紙、本人確認書類を提出することで、社会福祉士の資格登録の申請ができます。なお、外国の国籍の方の場合の本人確認書類は、「国籍等を記載した住民票の原本(中長期在留者・特別永住者)」または、「パスポートその他身分を証明する書類のコピー(短期滞在者)」です。

提出書類に不備があると、資格証の交付に遅れが出ます。自分が提出する必要のある書類を、しっかり確認しましょう。

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社会福祉士の登録証申請の注意点

ここでは、社会福祉士の資格登録の申請に関する注意点をご紹介します。不備なく申請を行うために、事前に注意点をチェックしておきましょう。

登録申請をしないと社会福祉士として働けない

前述のとおり、社会福祉士として働くには、資格登録が必要です。社会福祉士国家試験に合格した後、就職・転職する場合、資格登録が済んでいないと社会福祉士として働くことはできません。入職後、業務に支障が出たり資格手当が付かなかったりする恐れがあるので、登録申請は早めに行いましょう。

登録免許税と登録手数料は支払い方法が違う

「登録免許税」と「登録手数料」の支払い方法は違うので、注意しましょう。「登録免許税」は、郵便局などで収入印紙(15,000円)を購入し、登録申請書に貼付します。

「登録手数料」は、試験センターから送られてくる払込用紙を使用して、ゆうちょ銀行またはその他の金融機関での支払いが必要です。窓口で「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本を受け取り、貼付用紙に貼付しましょう。

不備があると発行が遅れる

提出した書類に不備があった場合、問題が解消されてから1ヶ月ほどで登録証が発送されるため、手元に届く時期が遅れます。社会福祉士として働き始めるのも遅れてしまうので、書類は提出前にしっかり確認しましょう。

万が一届かないときは問い合わせをする

申請から1ヶ月以上経過しても登録証が届かない場合は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの登録部に問い合わせみましょう。

問い合わせる際は、書類を送付したときに受け取った「簡易書留郵便物受領書」を用意すると、スムーズに確認できます。社会福祉士国家試験の結果通知や書類が届かない場合も、試験センターへ問い合わせてみてください。

氏名や本籍地の都道府県が変更になったら手続きが必要

社会福祉士の資格には有効期限がないので、更新は不要です。ただし、氏名や本籍地の都道府県が変更になった場合は、登録情報の変更手続きをしましょう。

また、登録証の紛失や汚損があった際は、再交付の手続きが必要です。登録内容に不備があると、社会福祉士として働けないので注意しましょう。

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介護福祉士登録証とは?申請方法や必要書類、更新手続きを解説

そもそも社会福祉士とは

社会福祉士とは、生活に困難がある方の相談援助を行うための、スキルや知識を有していることを示す国家資格です。

社会福祉士の仕事内容

社会福祉士の主な仕事内容は、相談対応です。高齢者や障がいのある方などを対象に、課題解決に向けた助言や指導を行います。相談者の方が適切な支援を受けられるよう、福祉や医療サービス提供者と連携を取ることが役割です。
社会福祉士の資格が活かせる職種として、生活相談員や医療ソーシャルワーカーなどが挙げられます。

社会福祉士が活躍できる勤務先の種類と特徴

社会福祉士が活躍する勤務先を、以下の表にまとめました。それぞれの施設の特徴もご紹介するので、社会福祉士として就職・転職を考えている方は、参考にしてみてください。

施設名特徴
特別養護老人ホーム(特養)・利用者さんの長期的な生活の場として介護サービスを提供する施設・社会福祉士は生活相談員の要件を満たせる
介護老人保健施設(老健)・利用者さんの在宅復帰を目的にリハビリや医療ケアを提供する介護施設・社会福祉士は支援相談員の要件を満たせる
介護付き有料老人ホーム・主に高齢者の方に対して、生活しやすい住居と介護や生活援助などのサービスを提供する施設
・社会福祉士は生活相談員の要件を満たせる
在宅介護支援センター・地域の高齢者に対して、在宅介護に関する相談対応や老人福祉における情報提供を行う機関
・社会福祉士を含むソーシャルワーカーの配置義務がある
地域包括支援センター・地域の高齢者を対象に、保健医療や福祉など包括的な支援を行う機関
・社会福祉士の配置義務がある
福祉事務所・社会福祉全般の問題解決を図る、自治体が設置する行政機関
・社会福祉士はケースワーカーの資格要件を満たせる(採用には公務員試験への合格も必要)
デイサービス・自宅で生活する高齢者の方が通って利用する介護施設
・社会福祉士は生活相談員の要件を満たせる
医療機関・病院や診療所など医療サービスを提供する機関
・医療ソーシャルワーカーは社会福祉士などの資格が要件となっていることが多い
児童相談所・支援が必要な児童に対しての相談対応環境改善やを行う機関
・社会福祉士は児童福祉司の資格要件を満たせる
社会福祉協議会・社会福祉活動の推進を目的とした非営利の民間組織
・社会福祉士を含むソーシャルワーカーが配置されている

社会福祉士は、介護や福祉サービスを提供している施設・事業所、行政機関など、さまざまな場所で活躍できる職種です。どのような方に対して支援を行いたいのかを明確にすると、職場選びの参考になるでしょう。

社会福祉士の需要

高齢化が進む日本では、社会福祉士の需要が高まっています。社会福祉士が担う、多職種との連携や相談対応といった仕事はAIに代替できないため、将来性のある仕事といえるでしょう。
また、社会福祉士は、介護施設や地方自治体、福祉サービスを提供する事業所など活躍の幅が広いことからも、需要の高い職種といえます。

社会福祉士とほかの福祉関係の資格の違い

ここでは、社会福祉士とほかの福祉関係の資格の違いをご紹介します。「どの資格を取得しようか迷っている」という方は、参考にしてみてください。

資格名資格の種類仕事内容
社会福祉士国家資格高齢者や障がいのある方などの相談に乗り、課題解決を図る
介護福祉士国家資格介護の専門家として、介護業務や職員の育成・マネジメントを行う
精神保健福祉士国家資格主に精神障がいのある方に対して、相談対応や訓練を行う
ケアマネジャー都道府県が認定する公的資格要介護認定を受けた方のケアプランを作成し、適切な福祉サービスの提供につなげる

社会福祉士以外の福祉関係の国家資格は、介護福祉士と精神保健福祉士です。いずれも、専門知識を活かして利用者さんの相談対応や援助を行う職種ですが、支援対象や具体的な仕事内容が異なります。

また、福祉系の国家資格を活かして取得を目指せる資格として、ケアマネジャー(介護支援専門員)が挙げられます。ケアマネジャーは国家資格ではありませんが、高い専門性を持つ介護業界のプロとして、需要の高い職種といえるでしょう。

介護福祉士との違い

社会福祉士と介護福祉士の違いは、支援対象者や仕事内容です。介護福祉士は、主に高齢者の方を対象に、身体介護や生活援助といった介護業務を行います。介護の専門家として、職員の指導やマネジメントを任されることもあるようです。

一方で、社会福祉士が対象とするのは、高齢者の方や障がいのある方、児童などで、生活に課題を抱える方です。社会福祉の専門家として相談に乗り、必要な支援につなげます。

介護福祉士と社会福祉士の違いについて、詳しくは「介護福祉士と社会福祉士の違いとは?仕事内容や資格について解説!」の記事をご一読ください。

精神保健福祉士との違い

精神保健福祉士と社会福祉士の違いは、支援対象者と専門性です。福祉全般の課題に対応する社会福祉士とは異なり、精神保健福祉士は精神障がいのある方を専門的に支援します。精神障がいについての専門知識を活かし、利用者さんの相談対応や社会生活の支援を行う職種です。

精神保健福祉士について、詳しくは「精神保健福祉士とは?資格の取得方法や仕事内容、社会福祉士との違いを解説」の記事をご一読ください。

ケアマネジャーとの違い

ケアマネジャーと社会福祉士の違いは、仕事内容や役割、勤務先などにあります。ケアマネジャーの仕事内容は、要介護・要支援認定を受けた方に対し、適切なケアプランを作成することです。介護支援のプロとして、多職種や関係機関と連携し、適切なサービス提供につなげます。ケアマネジャーが活躍するのは、介護施設や居宅介護支援事業所、地域包括支援センターです。

社会福祉士は、介護サービスを提供する施設や事業所以外にも、福祉サービスを提供する職場で幅広く活躍しています。

ケアマネジャーと社会福祉士の違いについて、詳しくは「ケアマネジャーと社会福祉士の違いを解説!仕事や資格取得方法は何が違う?」の記事をご参照ください。

ソーシャルワーカーとの違い

ソーシャルワーカーと社会福祉士の違いの画像

ソーシャルワーカーとは、福祉の相談援助を行う人全般を指し、社会福祉士や精神保健福祉士もこれに含まれます。資格の名称ではないので、無資格の方も福祉の相談援助に従事していれば、ソーシャルワーカーを名乗ることが可能です。

ソーシャルワーカーと社会福祉士について、詳しくは「ソーシャルワーカーと社会福祉士の違いを解説!仕事内容や必要な資格とは?」の記事をチェックしてみてください。

社会福祉士試験に合格するメリット

社会福祉士を取得すると、転職に有利になったりキャリアアップにつながったりというメリットがあります。社会福祉士の資格があれば、相談援助に必要なスキルや知識があることを証明でき、福祉業界で高い評価を得られるでしょう。

社会福祉士を取得するメリットについて、詳しくは「社会福祉士資格を取得する7つのメリットとは?取得方法やルートも解説!」の記事をご一読ください。

社会福祉士の合格後についてよくある質問

ここでは、社会福祉国家試験の合格後についてよくある質問にお答えします。「試験に合格したら何をすれば良いの?」とお悩みの方は、ぜひご一読ください。

社会福祉士に合格したらやるべきことはなんですか?

社会福祉士国家試験に合格したら、資格登録を行いましょう。合格した場合、結果通知と一緒に資格登録の関連書類が届きます。案内に従って、資格登録の必要書類を準備し、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターへ送付しましょう。登録証が交付されるまでの期間は、申請から1ヶ月ほどです。転職や就職に登録証が必要な方は、なるべく早めに申請しましょう。
社会福祉の資格登録について、詳しくはこの記事の「社会福祉士に合格したら「登録証の交付申請」をしよう」をご参照ください。

社会福祉士免許の登録料はいくらですか?

社会福祉の資格登録に必要な費用は、登録免許税15,000円と登録手数料4,050円を合わせた、19,050円です。また、簡易書留の郵便料金も必要になります。「登録免許税」は、郵便局等で収入印紙(15,000円)を購入し、登録申請書に貼付しましょう。「登録手数料」の4,050円は、試験センターから送られてくる払込用紙を使用して、ゆうちょ銀行またはその他の金融機関で支払いが必要です。窓口で「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本を受け取り、貼付用紙に貼付しましょう。

まとめ

社会福祉士国家試験に合格したら、資格登録を行いましょう。社会福祉士国家試験に合格しただけでは社会福祉士として従事できないため、注意が必要です。

社会福祉士国家資格に合格すると、合格証書と資格登録に関する書類が届きます。指示に従って、必要書類を公益財団法人 社会福祉振興・試験センターへ送付し、資格登録の申請を行いましょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年3月4日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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