“社会福祉士及び介護福祉士法”を知りたい!改正のポイントは?

ニュース 2016/07/08
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最近、「介護福祉士でもたんの吸引が実施できるようになった」というニュースがありましたよね。看護師がいない施設では難しかったたんの吸引などの医療的ケアが介護福祉士にも可能になったのは、「社会福祉士及び介護福祉士法」が改正されたからなんです。
「社会福祉士及び介護福祉士法」は、介護に関わる法律のひとつ。医療的ケアについての内容を始め、現場の介護士さんとの関係が深い法律です。「でも法律をそのまま読むのはちょっと…」という方のために、内容や改正のポイントをやさしく解説してみました。

【目次】


「社会福祉士及び介護福祉士法」ってどんな法律?
「社会福祉士及び介護福祉士法」はなぜ作られた?
「社会福祉士及び介護福祉士法」には何が書いてあるの?
社会福祉士と介護福祉士にはどんな義務が?
「社会福祉士及び介護福祉士法」が改正!何が変わった?

「社会福祉士及び介護福祉士法」ってどんな法律?


「社会福祉士及び介護福祉士法」は、その名前のとおり、国家資格である社会福祉士と介護福祉士の資格について定められた法律です。医療保険や福祉サービス、年金などについて定めた「社会保障法」のひとつに数えられます。
主管となる省庁は厚生労働省。第一章から第五章、全56条で構成されています。
なお、福祉系国家資格である三福祉士のうち、精神保健福祉士だけは精神保健福祉士法の管轄になっています。

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「社会福祉士及び介護福祉士法」はなぜ作られた?


「社会福祉士及び介護福祉士法」が成立したのは、1987(昭和62)年のことです。
この法律の立法以前にあった社会福祉の国家資格は、社会福祉主事と保母の2つだけ。30年以上に渡ってこの2つの資格だけが国家資格として存在していましたが、時代とともに、高齢者や身体障がい者をケアする人の技能を向上させる必要が出てきました。
法の成立により、それまで家庭内で行われていた介護を誇りある仕事として社会に認知してもらうことや、医師や看護師などの医療専門職に劣らない専門性を証明することも期待されたようです。
また、日本は、この法律によってケアワーカーとソーシャルワーカーに対し中央政府による資格認定制度をいち早く設けた国のひとつと言われています。
 ※出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ(http://www.ipss.go.jp/)

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「社会福祉士及び介護福祉士法」には何が書いてあるの?


第一章 総則


社会福祉士と介護福祉士はどんな仕事をする資格なのか、という定義について示されています。

第二章 社会福祉士、第三章 介護福祉士


それぞれの資格について、受験資格や、試験機関の指定方法が明記されています。

第四章 社会福祉士及び介護福祉士の義務等


社会福祉士と介護福祉士に対し、知識や技能の向上、誠実さなどを義務と定めています。

第五章 罰則


「利用者の方のプライバシーや試験内容についての守秘義務を怠った」「受験資格を満たしていなかった」などのケースに対して、「一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金」などの罰則が決められた章です。
 ※出典:e-Govウェブサイト(http://www.e-gov.go.jp)

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社会福祉士と介護福祉士にはどんな義務が?


資格を持っている方は、第四章の「社会福祉士及び介護福祉士の義務等」が気になったのではないでしょうか。社会福祉士と介護福祉士にはどんな義務があるのか、ピックアップしてみました。

誠実義務


利用者の方が個人の尊厳を保ち、自立した日常生活が送れるよう誠実に業務を行なうことが義務づけられています。

信用失墜行為の禁止


社会福祉士、介護福祉士の信用を傷つけるような行為は禁止されています。

秘密保持義務


業務上知り得た利用者の方や家族の方の秘密を守る義務があります。これは、介護職を離れた場合や資格がなくなってからも有効です。

連携


福祉サービスや保健医療サービスを提供する関係者との連携を保たなければなりません。介護士にとって重要な仕事のひとつですね。

資質向上の責務


社会福祉と介護を取り巻く環境は、日々変化していくもの。最新の介護技術や新しいルールに対応していくために、知識や技能の向上に努めること――これは社会福祉士と介護福祉士の義務なのです。

名称の使用制限


「有資格者以外は社会福祉士や介護福祉士を名乗ってはいけない」という「名称独占」を規定しています。

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「社会福祉士及び介護福祉士法」が改正!何が変わった?


近年の大きな改正は、介護福祉士に関わる内容が多くなっています。

医療的ケアができるようになった!


2011(平成23)年の改正により、それまで医療従事者のみが可能であった、たんの吸引や経管栄養といった医療的ケアができるようになりました。すでに資格を持っている方は、研修を受けることによって医療的ケアを施すことができます。なお、この医療的ケアの内容は、2015(平成27)年度以降の国家試験に盛り込まれることとなっています。

国家試験の義務化


介護福祉士の資格取得には、大きく分けて2つの道があります。ひとつは、実務経験を経て国家試験を受けるルート。もうひとつは、「介護福祉士養成施設」に指定された大学・短大・専門学校などを卒業するというルートです。後者の場合、国家試験を受ける必要はありませんでした。
しかし、介護福祉士の資質や社会的地位の向上を図るために、この「介護福祉士養成施設」を卒業した人に対しても国家試験を義務づける方針が固められました。この国家試験の義務化は当初2016(平成28)年度から実施される予定でしたが、2022(平成34)年度からに延期されています。義務化に向けて、介護福祉士になる資格が示された第三章が改正されることでしょう。


いかがでしたか?つい難しいと感じてしまう法律ですが、介護の現場に関わる決まりが盛り込まれていて、資格がある方にもこれから目指す方にも気になるポイントが多かったのではないでしょうか。
これをきっかけに、「社会福祉士及び介護福祉士法」改正のニュースが流れていたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

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