介護職に異動はあるの?目的や拒否したらどうなるかを解説

介護の仕事 2025年6月3日
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この記事のまとめ

「介護職には異動があるの?」「異動を拒否できる?」と気になる方もいるのではないでしょうか。施設によって異なるものの、介護業界にも人事異動があります。この記事では、介護職の異動の理由やメリット、拒否するとどうなるのかをまとめました。異動に対して疑問を感じていたり、マイナスな印象を持っていたりする方は、ぜひご一読ください。

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目次

介護職に異動はある?

「人事異動」と聞くと会社員のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、介護職であっても異動はあります。たとえば、同じ施設で別のフロアへ、もしくは併設された別の介護サービスへの異動があるでしょう。ほかにも、同グループの他施設への異動など、転居を伴う転勤の可能性もあります。

一般的に人事異動の対象になるのは大半が正規職員ですが、施設によってはパートやアルバイトでも命じられることもあるでしょう。異動のタイミングは年度始めが多いものの、年度途中で命じられる場合もあり、施設の状況によって異なります。

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介護職に異動がある理由

介護職に異動がある理由には、「欠員を補充するため」「職員に幅広い経験をさせるため」などがあります。
異動には何かしらの意味があるため、介護職として働く方は施設側の目的を理解しておくと良いでしょう。

欠員を補うため

職場の欠員を補うために、人事異動を命じられることがあります。具体的には、職員が退職したり、別の部署やほかの施設が人材不足だったりする場合、足りない人員をカバーするために人事異動が行われるようです。足りない人手を補うための異動は、月内や翌月からなど、急な場合もあります。

組織力向上のため

職場の人間関係の相性が悪く業務に支障がでる場合は、働きやすい職場環境にするために人事異動が行われることがあります。パワハラやセクハラなどの行為が横行している場合やどうしても相性が合わない場合などに異動することで、仕事でのストレスを軽減することができるでしょう。

異動の対象者は管理者や役職者が決定するため、ほかの職員の意見や判断で自由に決められるものではありません。ただし、本人が要望を出した場合、希望が尊重されることがあります。

職員に多くの業務を経験させるため

職員に多様な知識やスキルを身につけさせるための人事異動もあります。たとえば、介護業務を数年経験した職員に、リーダーとして新たな現場でキャリアを積ませることを目的として異動が決まることもあるでしょう。
また、「通所型だけではなく入所型の業務も経験してほしい」「施設よりも訪問介護の方が適しているのでは」といった理由で異動を命じられることもあります。

介護職の異動は拒否できる?

基本的に、人事異動を拒否するのは難しいといえます。施設によっては、就業規則に「異動には従う」と定められていることもあり、その場合は原則として拒否できません。

一般的に人事異動は1ヶ月〜数週間前に内示が出されるので、打診されている段階であれば交渉の余地があります。子育てや家族の介護といったやむを得ない事情が理由があれば異動を断ることができる可能性も。ただし、また、一度は異動を避けられても、別の機会に再び異動を命じられることもあります。

介護職に就いている方の中には、「新しい環境が苦手なので異動は避けたい」「同じ職場で長く勤めて利用者さんとの関係を築きたい」といった理由で、異動を避けたい方もいるでしょう。しかし、異動の拒否が認められなければ、そのまま退職するしか方法がないこともあります。異動に対してネガティブに感じている方は、入職時に労働条件や規則を確認しておくことが大切です。

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介護職で異動する3つのメリット

介護職が異動することで、新しい知識や技術が身についたり、多くの現場で対応できる能力が身についたりします。以下で介護職が異動するメリットを詳しくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

1.新しいスキルが身につく

異動すると業務内容が変わり、新たな介護スキルが身につきます。たとえば、通所サービスから入所サービスに異動した場合、夜勤で緊急対応の知識が身についたり、1日を通した介助スキルを習得できたりするでしょう。施設によって集団ケアや個別ケア、他職種との連携などあらゆる経験が積めます。介護職として長く活躍したい方は、異動することでスキルアップやキャリアアップにつながるでしょう。

2.人間関係の幅が広がる

異動して職場が変わることで、新たな人間関係が築け人間関係の幅が広がります。異動先の職場でほかの職員と良好な関係を築ければ、介護職として信頼できる仲間が増えるでしょう。組織内でネットワークが広がるため、今後の介護業務がスムーズに行えるのもメリットです。また、異動先の職員や利用者さんの新しい感性や価値観に触れ合うことで、刺激を受けて自身の成長にもつながります。

新しい職場で一から関係性を作るには自分から積極的にコミュニケーションをとり、歩み寄っていくなど一定の努力が必要です。

3.柔軟に対応できる能力が身につく

異動によって未経験の業務を担当して、業務の幅が広がることで柔軟な対応力が身につきます。異動先では新人のような立場で教育を受けることもあれば、リーダーを任されて人材育成を担う可能性も。自身に求められる役割を的確に判断し、仕事に取り組めるようになります。

また、人によっては人事異動を何度か経験することもあり、新しい環境や業務に馴染むスキルが上がるでしょう。

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介護職で異動を希望する場合はどうすれば良い?

介護業界で自ら異動を希望する場合、まずは上司に相談して「異動願い」を提出するのが基本の流れです。

異動を希望する理由は、「新しいスキルを身につけたい」「多くの介護現場を知って自分に合った仕事を知りたい」「職場の人間関係が悪いので環境を変えたい」などさまざまな理由があるでしょう。ただし、ポジティブな理由であっても、希望を出せば必ずしも通るわけではありません。職員の能力や人間性、実務経験などを考慮して、上司や管理者が判断します。

異動願いはポジティブな内容を意識する

異動希望を相談する際は、ネガティブな言葉は避け、仕事に対する誠実な姿勢や意欲をアピールすることが重要です。「年収を上げたいから」「今の業務に飽きたから」「職場になんとなく苦手な人がいる」といった、マイナスなイメージを与える理由は避けてください。また、施設によっては異動願いの提出が必要ない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

上司に相談しづらい場合は人事に相談してみる

原則、異動に関する相談は直属の上司にしますが、パワハラなどがあり上司に相談しづらい場合は人事に相談するのも一つの方法。また、職場の人間関係が理由で特定の個人を批判するのは避けたほうが無難です。

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介護職の異動に関する質問

ここでは、介護職の異動に関してよくある質問に回答します。介護職における異動が気になる方は、チェックしてみてください。

介護職で異動させられるのはなぜ?

介護職における人事異動は、産休・育休や退職による欠員を補うために実施することがあります。個々の職員に対する適性の判断や、昇進による異動もよくあるケースです。職員に多様な経験を積ませるため、ステップアップとして異動を命じることもあります。職場内の人間関係のトラブルにより業務に支障がある場合に、対応策として異動が発生することも。詳しくは「介護職に異動がある理由」で解説しているので、ご参照ください。 

介護職の異動願いに書く理由は?

介護職の異動願いに書く理由には、「新しいスキルを身につけたい」「多様な介護現場で経験を積みたい」など、ポジティブな内容を記載しましょう。「苦手な人がいるから」「給料を上げるため」といった、マイナスなイメージを与える理由は避けます。現在の職場で身につけた知識や経験をもとに、さらにスキルアップしたいという意欲を示すことが大切です。

「介護職で異動を希望する場合はどうすれば良い?」で、異動を希望する場合のポイントを解説しているので、確認してみてください。

まとめ

介護業界にも人事異動は存在し、その目的は人員の確保だったり、職員のキャリアアップ支援だったりとさまざまです。基本的に人事異動を拒否することは難しいですが、子育てや家族の介護など、やむを得ない事情がある場合は考慮される可能性があります。

異動するメリットは、新しいスキルが身についたり人間関係の幅が広がり多角的な視点を得られたりすることです。

「どうしても異動をしたくない」「異動はせずに正社員のまま働きたい」と考えている方は、転職するのも一つの方法。ただし、勢いで退職してやみくもに転職活動をしても、前職と同等の条件で働けるとは限りません。後悔のない転職を叶えるには、介護職専門の転職エージェントに相談すると良いでしょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年6月3日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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