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目次
古武術介護とは?
介護の仕事は体力的にハードな一面があります。腰を痛めたり、膝を痛めたりというのはよく聞く話で、職業病の様なもの、と諦めている人も多いのではないでしょうか。そんなあなたに試してもらいたい技術が「古武術介護」です。「古武術介護」とは2005年頃に、岡田慎一郎氏が提唱している「古武術」の考え方や体の使い方を介護に応用した身体動作です。
介護で移乗や体位変換を行う時、筋力に頼って力任せの介護をする人が大半ではないでしょうか。皆が当たり前の様に行っている筋力に頼った動作は欧米の文化が定着したことによって生まれたと言われています。欧米の文化が日本に入ってくる前には、筋力をあまり使わず質的な転換によって効率よい動きをする技術もあったのです。それが「古武術」です。筋力に頼らず、体を巧く使うことで無理の無い介護を目指していく、これが「古武術介護」の考え方です。
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古武術介護は現代にも通じる?
「古武術介護」は現在の介護技術を否定するものではありません。ただ、現在の介護術は各人の身体能力、筋力に関わらず全介助に適応させようとするので、介助する相手や状況によっては自分の体を痛めてしまう結果を招く可能性があるのです。「古武術介護」ではこれが絶対に正しいという方法を提示することはありません。体の使い方について根本から改善を促すような試みはしますが、その方法は状況次第で臨機応変に変化させていきます。
各人の能力を活かし、筋力に頼らない自然な力の使い方や姿勢、体位を学ぶことで、自分自身の身体を守りながら適切な介護を行うことが「古武術介護」の基本方針です。また「古武術介護」は人の身体を動かすこと、介護のためだけのために学ぶものではありません。日常生活やスポーツ、育児など様々な現場で役に立つことがあるでしょう。「古武術介護」のベースになっている「古武術」は全ての身体動作の基準となる「身体の使い方」を改善する技術だからです。
「古武術介護」も「従来の介護技術」もどちらも重要!
「古武術介護」を学んだからと言って、介護中に絶対に怪我をしなくなることはありません。自分の身体を守るための有力な手段として学ぶのが良いでしょう。施設で教えてもらったり、教科書に載っている従来の介護技術を学んだりというのは勿論大事ですが、それを全介助で実行しようすると体を壊すことがあります。介護技術を介護者に応じて変化させる「古武術介護」の考え方を知ることで、自分が怪我をするリスクを減少させることができます。
「古武術介護」を通して、体の使い方を工夫することで、従来の介護技術をさらに効率よく行えるようになるメリットもあります。従来の介護技術と「古武術介護」を別物とするのでは無く、両方身につけることで相乗効果が期待できるという認識を持っておきましょう。
レバウェル介護(旧 きらケア)では看護の案件が豊富にありますので、あなたの技術を活かせる現場がきっと見つかるでしょう。サイトには掲載されていない非公開求人の紹介や、現場の人間関係や雰囲気などを情報として提供することもできます。経験豊富なコンサルタントがばっちりサポートしますので悩みがありましたら何でもご相談下さい。採用が決まった後も、充実のアフターフォローを行っていきますので安心です。サポート料は全ての無料なのでお気軽にご利用下さい。
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