
この記事のまとめ
- 介護職員の職業病は身体的な負担からくる腰痛が挙げられる
- シフトの不規則さから不眠になりやすく、精神的な負担を感じることもある
- 街で出会う高齢者が気になってしまうのも介護職員の職業病といえる
目次
介護士の天敵!腰痛
介護士の職業病といえば、まず思い浮かぶのが、腰痛ではないでしょうか?多くの介護士が長年介護を続けていく中で、腰痛を発症しそして介護の仕事から離れることになってしまうこともよくある話です。
腰痛の原因となるのは、同じ体勢を続けることや、無理な体勢で重たいものを持つことなど。つまりどちらも、介護の現場で起こりやすい状態といえるのです。
腰痛対策は介護業界では昔から言われていることを、愚直に行うことでしょう。利用者さんのオムツを交換するときには、ベッドの高さを上げて、屈み込む姿勢でしないようにする、移乗を行う際には無理に抱え上げることはせず、ボディメカニクスを有効に活用する…など。
とはいえ、人手不足が深刻な現場では、どうしても時間に追われて、こうしたことを怠りがちなのでは。忙しい現場ほど、職員が腰痛に悩まされやすく、結果として人が辞めていくという悪循環に陥りがち。根本的な対策には、人手不足の解消が必須といえるかもしれません。
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不眠や精神的な病も
介護士の職業病は肉体的なものに限りません。精神的に調子を崩してしまう人が多いのも、介護の仕事の特徴かもしれません。
ここでは、一般的に介護士が陥りがちな精神的な病について二つ紹介します。
一つ目は不眠です。介護士、特に施設で働く職員は不眠症状に悩まされることが多いでしょう。夜勤だけでなく、早出、遅出の勤務があり、生活リズムが不規則になりがちなのが、その原因です。
不眠の対策として、よく生活リズムを一定に保つことが挙げられますが、それが職業柄不可能なのが、施設介護士の仕事。まさに職業病といえるでしょう。
眠れない、けど明日は早出だから早く寝ないといけない。そう考えて睡眠薬を使い始めると危険信号。症状が悪化する前に、専門医にかかることをお勧めします。また、一時的に夜勤をやめたり、違う部署への異動を上司に相談したりしてもいいかもしれません
もう一点は燃え尽き症候群。努力したが期待した結果が得られず、反動として感じる徒労感や欲求不満を指します。症状としては、仕事に行きたくなくなる、無関心、イライラが募るなどがあり、突然辞職してしまうケースも少なくありません。
介護はゴールが見つけにくい仕事であり、仕事に一生懸命な人ほど、この症状に陥りやすい、と言われています。これもまた、介護士の職業病として重大なものといえるでしょう。絶対的に効果のある対策はありませんが、比較的有効なものとしては、やはり日頃からストレスを溜めすぎないことでしょうか。
街で出会う高齢者がやたら気にかかる
最後に、良い意味での介護士の職業病を紹介しましょう。それは、街行く高齢者がやたらと気にかかること。介護士として働き始める前は、街でシルバーカーを押して歩いている高齢者を見ても無関心だったものが、介護の仕事に就くと、その人の歩行状態やら自立度やらが気になって仕方なくなってしまいます。お節介と思いながらも、声をかけてしまうことも。介護士として働いていると、高齢者との距離が自然と近づくものですよね。
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介護職の職業病に関する質問
ここでは、介護職の職業病に関する質問に回答します。
腰痛は介護職の職業病といえますか?
腰痛は介護職の職業病の一つと言え、多くの人が腰痛に悩みながら仕事をしています。介護業務はオムツ交換や入浴介助、車椅子への移乗などにより、日常的に無理な姿勢を取りがちです。職員と利用者さまの体格差があったり、身体介助のスキルが不足していたりすると、余計に腰に負担がかかって痛みが悪化する原因となることもあるでしょう。腰への負担を軽減する介護技術を身につけるとともに、ストレッチやサポーターの利用で予防・改善することが大切です。詳しくは「介護士の天敵!腰痛」で解説しているので、ご参照ください。
介護職の背中の痛みの原因は?
介護職によくある背中の痛みは、一般的に腰が前に反った状態=反り腰が原因のことが多いと言われています。反り腰では腰の筋肉が常に緊張した状態にあるため、背中から腰にかけての痛みを生じやすいのです。介護業務では、利用者さまの車椅子への移乗の際などに背中に負担のかかる動作が多い分、余計に痛みが悪化する可能性もあります。腰の反りを軽減させるエクササイズなどで改善を図るのがおすすめです。
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