この記事のまとめ
介護職同士の職場恋愛は多いといわれています。そこで、このコラムでは、どのような状況が恋愛として発展するのかを解説。実際にあった介護現場の恋愛事情もご紹介します。また、介護職同士で職場恋愛をするメリットとデメリットについても情報をまとめました。介護業界で職場恋愛を実現できるのか知りたい方は、ぜひご一読ください。
目次
介護職は職場恋愛が多い?
介護業界は職場恋愛が多いといわれています。ここでは、介護職同士が恋愛関係に発展するシチュエーションを見てみましょう。
業務相談をするうちに恋心が芽生える
仕事に対する悩みを親身に聞いてもらえると、信頼関係が生まれ、次第に恋愛感情へ移行していくことがあります。相手の頼りになる姿を見ているうちに、気づいたら好きになっていた…という場合もあるようです。
マンツーマンの指導で恋愛に発展する
介護職はご利用者をサポートすることが仕事であり、マンツーマンによる指導の機会が多い職種です。積極的に状況報告をしたり、2人で作業する時間が増えたりすると、指導を受けているうちに恋心が芽生える場合があります。
ご利用者へ接している姿が好きになる
ご利用者の目線に立ち、優しく接しているところを見ると、その人に対して好感が持てることも。柔和に対応している姿を見るたびに好感度が上がり、職場恋愛へつながる場合もあるようです。
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実際にあった介護現場の恋愛事情
介護現場では、職場恋愛がうまくいかず別れてしまう人もいれば、結婚まで進展させた人もいます。実際にあった介護現場の恋愛事情を紹介しましょう。
別れてしまう場合
同じ職場・同じフロアで働く職員同士の恋愛関係は、本人同士がうまく隠しているつもりでも、どこからか漏れてしまうことがあるようです。気づけば周りの職員みんながその事実を知っていた…なんて場合も。とはいえ、お互い好きになることは悪いことではないため、ほかの職員が言及することはなかったようです。
問題になったのは、2人が別れてからでした。同じフロアで働いていた2人は、恋愛関係がなくなってからはほとんど口を利かなくなってしまったようです。間に挟まれる職員は気まずい空気を感じたことでしょう。このような状況が数ヶ月続いた結果、働きづらくなったのか女性側が退職してしまいました。
職場恋愛から結婚にすすむ場合
もちろん、職場恋愛から結婚までたどり着いた人も多くいます。同じ仕事をしているからこそ、お互いのライフスタイを尊重し、支え合っている家庭もあるようです。そのようなカップル(夫婦)は、上位資格を取得したりキャリアアップを目指したりするなど、仕事にやりがいを感じながら生活の質を上げています。
介護職の場合は、一緒に現場に入ることになるため、仕事とプライベートでの距離の取り方を考える必要があるようです。職場恋愛は本人同士だけでなく、周囲も気を遣うので、いかに良い関係を長続きさせていくかが重要になります。
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介護職同士で職場恋愛するメリット
介護職同士の職場恋愛には、共通の話題があることや仕事に対する理解があるといったメリットがあります。ここでは、職場恋愛におけるメリットについてまとめました。
お互いが家事に慣れている
介護職は身体介助だけでなく、掃除・洗濯・調理などの生活援助にも携わります。お互いが家事に慣れていると協力や分担がしやすくなるため、共同生活も営みやすくなるでしょう。
共通の話題で話せる
パートナーと同じ職場では、仕事内容や同僚、ご利用者などの共通の認識を増やすことが可能です。有している知識や人間関係が近いと、共通の話題に困ることなく会話ができます。
仕事に対する理解がある
同じ職場で働いていれば、お互いの状況に対して理解を示せます。疲れていて会えなかったり、家のことをしていなかったりしても、仕事の状況から相手を思いやることが可能です。相手の状況を尊重できれば、関係も長続きできるでしょう。
休日を合わせやすい
固定の曜日が休みのときや施設に定休日がある場合は、予定を合わせやすいというメリットがあります。シフトを調整できれば、プライベートの時間も共有しやすくなるでしょう。
相手の本質を見極められる
一緒に業務を進めると、相手の本性が垣間見える瞬間があります。困っている人にアドバイスしたり、自分の失敗にきちんと謝罪ができたりするなど相手の良い部分を見られると安心して関係を続けられるはずです。
介護職同士で職場恋愛するデメリット
収入面の不安や勤務時間のすれ違いなど、介護職同士の恋愛ならではのデメリットもあります。職場恋愛におけるデメリットの詳細は、下記のとおりです。
収入が低い
介護の仕事は、ほかの業界と比べると賃金が低い傾向にあります。将来的に結婚や出産を考えると、収入面で不安を感じたり苦労したりする人もいるようです。
シフトによってはすれ違いが多くなる
変則勤務の場合はすれ違いが発生する可能性があります。実生活でのすれ違いが多くなると、関係性がこじれてしまう場合も考えられるでしょう。
やきもちを妬いてしまう
特に女性の介護職に多い悩みが、相手にやきもちを妬いてしまうことです。介護業界は女性が多数活躍しているため、自分のパートナーがほかの女性と一緒にいるとつい複雑な気持ちになってしまうことも。相手がモテる男性だった場合は、なおさら気になってしまうでしょう。
失敗しているところを見られることがある
好きな人に情けない姿を見せたくないという気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか。職場が同じだと、ミスをして慌てたり、上司から注意されたりしているところを見られてしまう可能性があります。
関係が終わると気まずくなる
職場恋愛の場合、関係を解消しても職場で顔を合わせなくてはなりません。業務に影響が出ると周囲からの評価も下がってしまうので注意が必要です。円満に別れることができれば、気まずい空気にならずに済むかもしれませんが、難しいことの方が多いでしょう。
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介護職の恋愛に関するよくある質問
ここでは、介護職の恋愛に関するよくある質問に回答します。「介護職の恋愛事情が知りたい」という方は、チェックしてみてください。
介護職は彼女・彼氏と会えない?
介護職が彼女・彼氏と会えないときは、希望休を取って休みを合わせたり、仕事の前後に会ったりすることで、デートの時間を確保できるでしょう。介護職は夜勤があるので、彼女もしくは彼氏になかなか会えないと悩むことがあるかもしれません。しかし、同じ介護職であれば、仕事への理解を得やすいでしょう。職場恋愛のメリットは、この記事の「介護職同士で職場恋愛するメリット」で解説しているので、ぜひご一読ください。
介護職は結婚できないですか?
「介護職は結婚できない」ということはありません。平均的な働き方に比べ、収入が低かったりシフトが不規則だったりすることから、恋愛がうまくいかない可能性はあります。しかし、収入面への不安や時間のすれ違いなどは、ほかの職種でも起こり得ることです。介護職が結婚を成功させるには、お互いの仕事と生活サイクルを尊重し、支え合うことが大切といえます。介護職の結婚については、「介護士同士の結婚はある?結婚すると夜勤や給料はどうなるの?」の記事で解説しています。
まとめ
介護職は職場恋愛が多いといわれています。業務の相談をするうちに相手を好きになっていたり、ご利用者へ接している姿に恋心が芽生えたりする場合があるようです。
介護職同士で職場恋愛すると、共通の話題で話せたり仕事に対する理解をしてもらえたりするメリットがあります。デメリットは、収入面から将来を考えるのが難しくなることや、シフトによってすれ違いが生じることです。お互いの気持ちやライフスタイルを尊重すれば、職場恋愛も長く続けられるでしょう。
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