
この記事のまとめ
- 介護士におすすめの映画には、普段気づかないことも多くあり、学びがある
- 介護される側の人生の豊かさや老いをポジティブにとらえた映画がおすすめ
- 施設の入居者や認知症を取り上げた、豊かな表現のアニメもおすすめ
「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。
サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。
目次
介護士におすすめの映画①『ペコロスの母に会いに行く』
介護士にオススメの映画を紹介しましょう。
まずは、最近最も話題になった認知症映画といえば、これでしょう。認知症の年老いた母親とその息子が織りなす、笑いあり涙ありの物語。介護を辛いものとして描くのではなく、人生の豊かさや老いることを肯定的に捉えるその視点に、介護士として思わず感情移入してしまいます。
介護士が意外と想像しにくいのが、認知症を患った人の家族の思い。介護士からは死角になりがちな部分に焦点が当てられており、学ぶところは多いはずです。
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介護士におすすめの映画②『100歳の華麗なる冒険』
100歳の誕生日に、入所している施設から脱走したおじいさん。施設にいた介護士は知らなかった、若い頃のさまざまな経験と幅広い交友関係。そして、100歳になっても巻き起こす事件。
介護士は施設の入居者の現在ばかりに目がいって、過去のことは忘れがち。ですがこの映画を見れば、入居者の多くは、介護士が知る由もない、とてつもない人生を生きてきたことが、きっと理解できるでしょう。これを観れば明日から、入居者さんを見る目が変わること間違いなし。また、おじいさんが巻き起こす痛快劇に、「歳をとるっていいなぁ!」と思えますよ。
介護士におすすめの映画③アニメ『しわ』
息子夫婦によって施設に入居することとなった主人公。施設での生活に馴染むことができなかったが、友人ができ、自由を取り戻すことができます。生活を楽しめるようになってきた主人公ですが、認知症がどんどん進行してきて…。
認知症の人が抱える不安や、施設での生活の不自由さをアニメーションで表現した作品です。介護する側に立っていては決して知ることのできない感情を、豊かなアニメーション表現で見せてくれます。自分のケアのあり方を考え直すきっかけとなるでしょう。
介護士におすすめの映画④『人生に乾杯!』
運命的な出会いによって恋に落ち、結婚した二人も今や老齢となって年金暮らし。とはいえ年金だけでは生活していくことができず、思い出のイヤリングまで売る羽目に。そんな年金の少なさに腹を立てて、主人公は強盗をしようと思い立ちます。
あらすじだけでもユーモアたっぷりな作品だということがうかがえるでしょうが、作品の本質は社会批判やコメディ部分ではなく、夫婦の愛情。熱烈な恋愛によって恋に落ちても、夫婦関係が長く続けばいつしか慣れてしまうもの。そんな二人の関係が、逃避行によって新たに再構築されていきます。その過程が美しい一本です。
介護士におすすめの映画⑤『最高の人生をあなたと』
30年におよぶ結婚生活を送ってきた夫婦が、60歳を境に人生を見つめなおすことになります。熟年夫婦が迎える第二の人生、その過程に現れるさまざまな変化と、その変化を少しずつ受容していく様を、面白おかしく描いています。
「20歳か80歳かだけが人生じゃない。その中間もある」と登場人物が語る通り、人生は点から点へ移るのではなく、細く長い道筋。私たちが「高齢者」と一言で片付けてしまいがちな人たちの、人生の移り変わりを知るために最適な映画といえるでしょう。
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