
この記事のまとめ
- 介護士の髪色は明るめの茶髪までOKな事業所が多いが、職場によって異なる
- 化粧をしている介護士の割合は85%程度で、シンプルなメイクの方が多い
- 介護士のネイルは半数の職場で禁止されており、派手な色はNGの場合が多い
介護職は利用者さまと直接触れ合うお仕事なので、利用者さまの安全を考慮し、ご本人やご家族に不快感を与えないような身だしなみが求められます。そうは言っても、許される範囲内で多少のおしゃれを楽しみたい!という方も多いのではないでしょうか。この記事では、現在介護の現場で活躍されている介護士さん339名にアンケート調査を実施し、髪色やメイク、結婚指輪の着用可否などについてまとめました。
※なお、今回の調査では、就業規則ではなく、ご自身や実際に働いている周りの職員の様子を参考に回答していただきました。
目次
茶髪OKの事業所が多い
髪色に関しては、「常識の範囲内」「清潔感のある髪色」といったように就業規則などで明記されていることは少なく、「実際はどのくらいまで許されているのだろう」と悩んでしまう方も多いようです。
「髪を染めてもOK」は87.1%

現在の勤め先でヘアカラーをしているorしている人がいると回答した方は、全体の87.1%でした。一部の介護事業所ではヘアカラーが禁止されていますが、ほとんどの事業所ではヘアカラーをしても問題がないようです。
職場で許されている髪色の明るさ

見本画像をもとに、髪色の明るさについても聞いてみました。
もっとも多かったのは、10トーン以上に相当する「明るめの茶髪」で24.1%です。ブリーチをしなければ、限界まで明るくしても問題ないという事業所が多いのかもしれません。2番目に多かったのは、6トーンくらいの「やや暗めの茶髪」で22.2%、3番目は8~9トーンくらいの「やや明るめの茶髪」で19.7%となりました。ブリーチをしなければ、「常識の範囲内」と認められるのではないでしょうか。
ブリーチが必要な金髪が認められているという回答は一見少ないように見えますが、「かなり明るい金髪」「赤や緑、ピンクなどの派手髪もOK」も含めると8%ほどになり、「かなり暗めの茶髪(7.3%)」を若干上回っています。思っていたよりも髪色には寛容なようです。

サービス形態別で見ると、特養は「明るめの茶髪」が比較的多く、訪問介護は暗めの髪色を求められることが多いのがわかります。訪問介護の場合は、利用者さまのお宅に訪問するためご家族と接する機会も多く、髪色に関する制限が他サービスに比べると厳しいのかもしれません。
今の職場に満足していますか?
介護士さんの化粧事情

勤務中に何かしらのメイクを施している方は、全体の85.5%、していないという方は12.9%でした。
勤務中はベースメイクのみの方がもっとも多い

使用しているメイクアイテムは、「ベースメイク(下地やファンデーション)」が27.1%でもっとも多く、次いで「アイブロウ(眉)」が24.2%、「アイシャドウ」12.4%という結果となりました。勤務中はメイク直しをするタイミングがほとんどないので、シンプルなメイクに留めている方が多いようです。
介護士さんのネイル事情

勤務中のネイルは、「OK」が48.9%「NG」が51.1%と結果が割れました。

サービス形態別に見ると、有料老人ホームやデイサービス、グループホームはネイルOKが過半数ですが、訪問介護と病院はネイルNGが圧倒的に多いという結果になりました。訪問介護に関しては、髪色同様”ナチュラルさ”を求められることが多いのかもしれません。
ネイルはどの程度までOK?

ネイルがOKの場合、「どの程度まで許されているのか」と悩まれる方も多いかもしれません。今回の調査では「特に制限はない」が39.1%でもっとも多く、次いで「透明のネイル」が32.1%、「薄ピンクなどの目立たない色のネイル」が27.9%という結果になりました。ネイルが許されていると言っても、目立つようなものは避けた方がよいのかもしれません。また、制限がない場合でも、利用者さまを傷つける危険のあるラインストーンなどの装飾はNGなので気を付けましょう。
結婚指輪を付けている方は約3割

勤務中に結婚指輪をされている方は、30.7%という結果になりました。結婚指輪は装飾の無いシンプルなものが多いですが、介助や手洗い時に邪魔になったり失くしたりする可能性もあるので、外す方が多いようです。
介護士の身だしなみについてよくある質問
介護士の身だしなみについてよくある質問に回答します。興味がある方は、ご一読ください。
介護士の髪色はどこまでの明るさならOK?
介護士の髪色は10トーン程度の「明るめの茶髪」までOKな施設が多いようです。ブリーチをしていない限りは、髪が明るくなりすぎることはないので、常識の範囲内で髪色のオシャレができるでしょう。しかし、髪の色の規定は施設によって異なるので、事前に確認することが重要です。
介護士が染められる茶髪の色合いは、「茶髪OKの事業所が多い」で紹介しているので、どこまで明るく染められるのか悩んでいる方は参考にしてみてください。
介護士の髪型って決まりがあるの?
介護士の髪型は、特に決まりはありませんが、清潔感のある髪型にしましょう。また、髪が長い方は、利用者さんに当たったり、引っかかったりしないようにまとめておきます。髪留めや髪ゴムはシンプルな物を使用しましょう。施設によっては、ピンなどの髪留めは利用者さんの誤飲防止のため、禁止されていることも。トラブルが起きないように施設の規則を確認しておきましょう。介護士の服装や身だしなみについては、「介護職に適した服装は?季節・シーン別に解説」の記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
介護士はネイルやピアスはできないの?
衛生面や安全面から、基本的に介護士のネイルやピアスは禁止されています。ネイルは、爪の隙間に菌が入ったり、利用者さんの肌を傷つけたりすることも。ピアスは、利用者さんに引っ張られる可能性や食事に混入する可能性があります。ネイルは、爪の保護のために許可されている場合もあるので、上司に確認してみると良いでしょう。
「介護士はネイルOK?ネイルを楽しむ方法を紹介」の記事では、介護士がネイルを楽しむための方法を解説しているので、「介護士だけどネイルをしたい」という方は参考にしてみてください。
まとめ
介護士さんの身だしなみについてご紹介しました。
ヘアカラーやネイルなどに関してはある程度許容されている事業所が多いようですが、利用者さまやご家族が不快な気持ちにならないような身だしなみを心がけましょう。
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調査概要
調査対象:現在、介護職として働いている方
調査期間:2021年1月
調査方法:インターネット
調査人数:339名





