パーキンソン病患者さんの介護

仕事 2016/10/18
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371_TOP_笑顔で支える介護士さん

パーキンソン病の症状


パーキンソン病は根本的な治療法のない病気のひとつで、日本では難病に指定されています。また、高齢になるほど発病率は高まっていくため、平均寿命の上昇と共に患者の数は増加しています。つまり、介護の現場でもその対応を行う場面は多くなってきているのです。

ところで、パーキンソン病とはどのような病気なのかはご存知ですか?大まかにいうと、脳内の神経に異常をきたして運動機能に障害が出てくる病気です。主な症状としては、じっとしていると手足が震える、体を動かそうとしても動き始めるのに時間がかかる、バランスを崩した時に姿勢を保とうとする反射行動がとれないなどが挙げられます。さらに、排尿障害、便秘、立ちくらみ、発汗異常がみられる場合もあります。

初期症状である震えは、発症当初には片側のみで観察されるケースが多く、徐々に全身に広がっていくのが特徴です。今のところ完治は望めないものの、初期に適切な治療を行えば病気の進行を遅らせられます。


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過剰な介護は禁物!余裕を持って見守る姿勢が大切


パーキンソン病で大切なのは、過剰に介護をしないことです。この病気にかかると動きが緩慢になって、日常生活にも支障をきたします。見ているとついつい手助けをしてあげたくなりますが、その結果、自ら体を動かす機会が少なくなるとさらに筋肉が衰え、関節も硬くなってしまいます。そうなると、ますます体が動かなくなり、状況は悪くなっていく一方です。動けなくなれば、ストレスも増大して精神衛生上もよくありません。

したがって、どんなに遅くとも患者さんができることは、患者さん自身にやってもらうように心がけましょう。その行動のひとつひとつがリハビリにもなります。ただし、パーキンソン病になると転倒しやすくなるので、危険だと判断した場合は手を添えて支える必要があります。万が一骨折して寝たきりになると、ますます運動機能が衰えてしまうので万全の注意が必要です。

確かに、できるとことは自分でしてもらった方が良いのですが、無理は禁物です。その辺りの判断は、介護する側の人間がしっかりしてあげましょう

衣食住に関するさまざまな工夫


パーキンソン病を患っていると食事も上手くできない場合があります。スプーンやフォークで料理を口に運べず、その大半をこぼしてしまうのです。咀嚼自体がうまくいかないというケースもあります。

だからといって、流動食のようなものを流し込まれても美味しいはずがありません。食欲が湧かなくなり、食べる楽しさを失ってしまえば、病気と闘う気力も減退してしまいます。そこで食器の安定性を調整したり、握りやすいスプーンやフォークを用意したりする工夫が大切です。また、料理を作る時も、噛んだり飲みこんだりしやすいサイズを考えて調理する必要があります。

また、パーキンソン病の場合は、着替えも困難ですが、これもできるならば患者さん自身が行ったほうが運動機能を高める訓練になります。ここでも、ボタンをつけるのが難しければマジックテープにする、ベルトを留められそうになければゴムズボンにしてみるなどの工夫が大切です。さらに、パーキンソン病における転倒リスクは高いので、お風呂に滑り止めマットを用意し、コード類は部屋の隅にまとめ、段差のあるところには目印を入れるなどの対策が必要です。

いずれにしても、介護をひとりで行うのは困難であり、職員同士の連携が欠かせません。さらに、家族の方ともしっかり話し合いをし、医療機関とも密に連絡を取り合って、万が一の時も速やかに対応できる体制を築いておきましょう。

介護派遣のきらケアであれば、パーキンソン病の受け入れ態勢はどうなっているかなど、職場の内部情報に関しても豊富な情報を持っています。また、非公開求人も数多くあるのであなたの就職の助けとなるでしょう。まずはお気軽にご相談ください。

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