介護施設での高齢者の歩行リハビリテーション

介護の仕事 2024年6月12日
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最近注目のウェアラブル端末は、介護業界でも活躍が期待されています。今回は高齢者の歩行を見える化するサービス『AYUMI EYE』をご紹介します。

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目次

介護施設での高齢者の歩行リハビリテーション

介護施設でリハビリテーションに取り組む際に、利用者のモチベーションを維持することが難しかったり、成果がどの程度上がっているのか把握しにくかったりすることがあるのではないでしょうか。リハビリは長く続けることで効果が得られますので、具体的な目標を掲げると達成感が感じられて積極的な取り組みにつながると考えられます。特に高齢化が進むにつれて、リハビリの成果を明確にすることや、効果的なトレーニングの情報提供が求められるようになってきました。

これまでにも理学療法士のような専門家の間では、歩行リハビリの成果を把握できる『AYUMI EYE(アユミ アイ)』が用いられてきました。『AYUMI EYE』はGEヘルスケア・ジャパン株式会社が開発を行った、利用者の歩行データを瞬時に把握できる機器です。『AYUMI EYE』を使うことで歩行データを容易に把握できるようになったのですが、現場ではより効果的なトレーニング方法を知りたいというニーズが高まってきています。

そのためGEヘルスケア・ジャパンでは介護予防プログラム提供の実績があり、リハビリのトレーニングに詳しい株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団と協力して、歩行データを今後のトレーニング指針に活かせる仕組みづくりを行っています。

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高齢者の歩行リハビリデータを数値化

2016年2月に、株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団とGEヘルスケア・ジャパン株式会社が『超高齢社会のニーズにこたえるソリューションを現場から』と題した共同記者発表会を行いました。この中で、これまで理学療法士が中心となって利用してきた『AYUMI EYE』を、デイサービスの現場で積極的に活用していくことを報告しました(1)。

『AYUMI EYE』では利用者が背中にセンサーを装着すると歩行データがパソコンやiPhoneに瞬時に送信されます。送信されたデータに基づき利用者が歩行する際の推進力やバランス、リズムが点数化されます。結果は点数で表示されるほかレーダーチャートにすることもできますので、歩行のバランスを一目で把握できるようになっています。

高齢者の歩行リハビリへの期待

自分の歩行データの結果をふまえて、歩くときにバランスを意識することで筋力をバランスよく鍛えることにつながると考えられます。歩行のバランスを整えることは転倒の予防に効果が高いとされていますので介護予防にも役立ちます。さらに、『AYUMI EYE』では歩行データを過去のデータと比較することも簡単にできるため、リハビリの成果を実感しやすくモチベーションの維持につながるのも魅力といえるでしょう。

これらの歩行データに基づいて、早稲田エルダリーヘルス事業団からは効果的なトレーニングメニューの提案を受けることができます。今後は歩行データの課題を積み重ねて、さらに適切なプログラムの提供を目指すことになっていますので、データに基づいたより効果的なトレーニング法の開発に期待が寄せられています。

歩行リハビリテーションの成果が具体的に数値化されることで利用者のモチベーションを高め、介護予防につなげることが期待できます。また、介護者である私たちも、リハビリの成果が見えることで介護にやりがいを感じるでしょう。レバウェル介護(旧 きらケア)では介護現場の最新の取り組みについて積極的に情報を発信していきます。

(1)-、早稲田エルダリーヘルスとGEヘルスケア・ジャパン高齢者の歩行リハビリの成果を可視化する測定システム“AYUMI EYE”のデイサービス現場での活用を発表、GEヘルスケアは2016年2月24日、http://www3.gehealthcare.co.jp/ja-jp/news_and_initiatives/2016/press02、2016年5月20参照

(2)-、早稲田エルダリーヘルスとGEヘルスケア・ジャパン,高齢者の歩行リハビリの成果を可視化する測定システム“AYUMI EYE”のデイサービス現場での活用を発表〜高齢者の歩行意欲をサポートし,超高齢社会に重要な介護予防への貢献を目指す〜、http://www.innervision.co.jp/products/release/20160408

高齢者の歩行リハビリに関するよくある質問

ここでは、高齢者の歩行リハビリに関するよくある質問に回答します。「歩行訓練ってどうやるの?」と気になる方は、チェックしてみてください。

高齢者が歩行訓練(歩行リハビリ)をする目的は?

高齢者が歩行訓練をする目的は、歩行機能の維持や病気の予防です。歩行訓練をすることで、筋力の維持や血行の改善につながります。運動をすれば生活習慣病の予防にもなるでしょう。

歩行が困難になると、外出が億劫になったり、家や施設にこもりがちになってしまったりすることも。身体や脳への刺激が減ってしまうので、健康に影響が出る可能性もあるでしょう。長く健康でいるためにも、歩行訓練は欠かせないリハビリです。

高齢者の歩行リハビリは自宅でもできるの?

高齢者の歩行リハビリは、自宅でも気軽にできます。自宅でできる歩行リハビリは、浅めのスクワットや、椅子に掴まりながら真っ直ぐに立ち、片足を後ろに上げる運動など。ほかには、かかとを上げ下げしたり、椅子に座りながら足を上下に動かしたりするのも効果的でしょう。

自宅で歩行リハビリをするうえで大切なのは、無理をしないことです。無理をすると転倒やケガの恐れがあります。不安な方は、介護サービスを利用して、職員と一緒に歩行リハビリを行うようにしましょう。

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※この記事の掲載情報は2024年6月12日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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