知人の紹介で転職する場合の志望動機の書き方とは?作成のポイントを解説

転職ノウハウ 2022年3月15日
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「知人から紹介された職場に応募する際、志望動機に知人の紹介って書いてもいいの?」と悩む方も多いでしょう。介護職は知人の紹介で転職することが多い仕事です。この記事では、志望動機に知人の紹介と書いて良いのか解説しています。採用担当者が志望動機を聞く理由や志望動機を作成するポイント、例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

志望動機に知人の紹介と書いて大丈夫?

知人から紹介された施設に応募するときは、「知人の紹介」を志望動機のメインにしないほうが無難です。志望動機で知人の紹介であることを示唆する場合は、あくまで施設を知るきっかけ程度にすると良いでしょう。知人の紹介を志望動機のメインにしてはいけない理由は次の項目で詳しく解説しているので、ご確認ください。

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知人の紹介を元に志望動機を作成してはいけない理由

知人の紹介を元に志望動機を作成してはいけないのは、「施設に興味がないと思われる」「仕事への熱意が伝わらない」「採用担当者の印象に残りづらい」という理由があるからです。

施設に興味がないと思われる

「紹介されたから」で志望動機を終わらせてしまうと、採用担当者に施設に興味がないと思われてしまう可能性があります。「紹介されなかったら、応募しなかったのかな?」と思われると紹介であっても不採用になることも。施設側もできる限り、「この施設で働きたい!」という意欲のある人に働いてほしいと考えています。施設に興味がないと思われないためにも、知人の紹介を志望動機にすることは避けたほうが無難です。

仕事への熱意が伝わらない

「知人の紹介」で志望動機を作成すると、介護の仕事をしたいという熱意が伝わらなくなってしまいます。熱意が伝わらず、消極的な人と思われてしまうことも。介護の仕事に対して熱意がないと思われると、何かあったときにすぐに辞めてしまう人と判断されかねません。自身の介護への向き合い方など前向きな内容を伝えると、仕事への熱意がアピールできて効果的です。

採用担当者の印象に残りづらい

知人の紹介で選考に進んだとしても、採用担当者の印象に残りづらくなることもあります。採用担当者は求職者のことを知らないので、志望動機を「知人の紹介」という、内容の薄いものにしてしまうと、面接の短い時間では強い印象を与えられないでしょう。採用されたとしても「△△さんの紹介だから」という理由になってしまうので、あなた自身への期待はあまりないかもしれません。

採用担当者が志望動機を聞く理由

採用担当者が志望動機を聞くのは、「数ある同業他社のなかから施設を選んだ理由」「マッチする人材かどうか」「求職者の人柄」を知るためです。

同業他社からこの施設を選んだ理由を確認するため

介護施設や事業所は数多くあり、そのなかから、なぜこの施設を選んだのかを確認します。求職者が「どこでも良いから働きたい」と考えていないかどうかを判断するためです。どこでも良いと思っている人は、条件が良い求人があったときにすぐに辞めてしまう可能性が高く、長く働き続けて欲しい施設にとっては避けたい人材といえます。一方で、施設独自の魅力に惚れ込んで応募してきた人は簡単に辞めない人材といえるでしょう。

施設が求める人材にマッチするか確認するため

求職者の志望動機を聞く理由は、企業の求める人材にマッチするかどうか確認するためです。採用担当者は、やりたい仕事と施設での仕事内容がマッチしている人や社風に合う人を求めています。合わない人材を採用してしまうと、後々退職につながることも。採用担当者は、志望動機をとおして働き続けられる人材かどうかを確認しているのです。

求職者の人柄を知るため

採用担当者は、志望動機から求職者の人柄や性格を知るために聞いています。介護職は人と関わる機会の多い仕事なので、コミュニケーション能力が欠かせません。人間関係の不和はストレスにつながりやすいので、求職者はどんな人柄か、利用者さんや職員と良い関係を築けるか確認しています。

志望動機を作成する際のポイント

志望動機を作成する際に大切なのは、採用担当者の立場になって考えたとき「この人なら活躍が期待できそう」「一緒に働いてみたい」という内容になっているかです。以下で志望動機作成のポイントを解説しているので、参考にしてみてください。

事業所や施設に感じた魅力を明確にする

志望動機を作成する際は、事業所や施設に感じた魅力を明確にしましょう。どこに魅力を感じたのかを明確にし、そこでなければならない理由を考えることが大切です。事業所や施設の魅力を明確にするには、事業所や施設について詳しく調べます。紹介してくれた知人に話を聞くのはもちろん、公式サイトや求人サイトを利用して情報を集めると良いでしょう。応募先の特徴を理解することで、どんな人物が求められているのかを把握することができます。自分と応募先の求める人物像の共通点を探し、アピールポイントにするのも効果的です。

具体的なエピソードを交えて書く

志望動機の内容は具体的なエピソードを交えて書きます。採用担当者に一緒に働くイメージを明確に思い描いてもらうためにも、志望するに至った理由やきっかけなどの経験を具体的にすることが重要です。具体的なエピソードを書くためには、自己分析を徹底的に行いましょう。あいまいで抽象的な言葉の多い志望動機は、何を伝えたいのか分かりません。できるだけ具体性のある内容を意識し、説得力のある志望動機を作成することが大切です。

介護業界で働いた経験がある人は、その経験を交えるとアピールにもつながるのでおすすめ。介護関係の仕事をしたことがない人は、今までの経験から介護の仕事に興味を持ったきっかけや介護士を目指している理由を書くと良いでしょう。

志望動機の裏付けとなる具体的な経験を書くことで、志望度の高さや本気度が伝わりやすくなります。

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どのように活躍したいか考える

希望した施設でどのように活躍したいか、どのようなキャリアを積みたいのか考えて、志望動機を作成しましょう。

介護経験者であれば、以前どんなことを任されていたのか、今後その経験を活かしてどのようにキャリアアップしていきたいと考えているのかを盛り込みます。未経験者の場合でも、介護士として活かせるスキルがあるはずです。それらをどのように応募先で活かし、貢献していこうと考えているかを明確にし、志望動機を作成しましょう。志望動機でどのように活躍したいかを伝えることで、採用担当者があなたの働いている姿をイメージするのに役立ちます。

志望動機を作成するうえで注意する点

志望動機を作成するうえで注意するべき点は、ネガティブな退職理由を書かないことと、希望する事業所や施設に合わせて作成することです。以下で詳しく解説するので、覚えておきましょう。

ネガティブな退職理由を書かない

前職のネガティブな退職理由を書いてしまうと、採用担当者に「不満があったらすぐに転職しそう」「忍耐力がないのでは…」と思われてしまいます。転職活動をしている方のなかには、前職に不安や不満を感じて転職を決意した方も多いでしょう。志望動機は、ネガティブな退職理由を書かず、転職先で何を実現したいのかということに焦点を当て、前向きな表現で書くことが大切です。

希望する事業所・施設に合わせて作成する

志望動機は希望する事業所や施設の特徴に合わせて作成しましょう。志望動機でやってしまいがちな失敗例は、どのような事業所や施設に出しても通用するような内容で作成してしまうこと。介護のサービスは多岐にわたるため、その特徴や働き方はさまざまです。同時に複数の応募先に履歴書を提出する人もいると思いますが、面倒だからとどこに対しても同じ内容の志望動機では、書類選考を通過するのは難しいでしょう。

また、志望動機の例文をそのまま使用してはいけません。採用担当者は面接のプロです。自分の言葉ではない志望動機は見抜かれてしまうでしょう。

履歴書に志望動機を書くときのコツ

履歴書に志望動機を書く際は、採用担当者が読みやすいように書きましょう。書くときのコツを紹介しているので、参考にしながら履歴書を書いてみてください。

最初に結論を記載する

履歴書に志望動機を書くときは、最初に結論を記載しましょう。志望動機に限らず、何事も最初に結論を書くことで、内容が伝わりやすくなります。また、冒頭で採用担当者の関心を引くことで印象にも残りやすくなるでしょう。

数字を使用する

志望動機を書くときは、数字を使用して、エピソードの具体性を上げましょう。たとえば、「特養で働いていました」だけだと、どれほどの経験を積んでいるのか分かりません。極端にいえば、1ヶ月働いた人と5年間働いた人では、仕事への慣れや経験は大きく異なります。採用担当者に一緒に働くイメージを具体的に想像してもらうためにも、数字を使用して、エピソードに深みをもたせると良いでしょう。

ポジティブな内容で締める

ポジティブな内容で締めることで採用担当者に良い印象を与えられます。志望動機の最後の部分はもっとも採用担当者の印象に残りやすいといえるでしょう。「どのように活躍していきたいか」「どのような仕事をしたいか」など、キャリアビジョンや目標を記載することで、あなたが施設で活躍する姿を印象付けられます。

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【介護職】志望動機の例文

志望動機の例文を紹介します。例文を参考にして、あなたオリジナルの志望動機を作成してみましょう。

【例文1】

私は特養で5年間勤めていましたが、訪問介護に興味があり、求人を探していたところ、△△さんに貴施設を紹介してもらいました。

特養は利用者さんの人数が多いため、どうしても効率重視の介護になってしまっていることも多く、利用者さん一人ひとりに向き合った介護がしたいと思うようになりました。

貴施設は利用者さんの要望にしっかり応え、向き合った介護をしていると聞きました。利用者さんとの距離も近く、コミュニケーションも活発に行っていると聞き、私が理想とする介護を行うことができるのではないかと考えています。

前職の経験を活かして、利用者さんに寄り添った介護をしていきたいと思っています。

【例文2】

私が介護士になりたいと思ったのは、祖母が寝たきりになり施設で介護をしてもらうことになったのがきっかけです。

介護士の方のお陰で、母はとても安心だといつも言っており、私も介護士の方が、祖母に細やかなケアをしてくださっているのを見て、介護士の仕事に興味を持つようになりました。

貴施設は、効率ではなく一人ひとりの気持ちや状態を尊重したケアを実践されています。私も、祖母をケアしてくださる介護士の方の丁寧なケアを見て、利用者の方に寄り添ったケアが大切だと考えていたので、強い共感を覚えました。

これまで、人と接することが好きでアパレル業界で販売員の仕事をしてきました。そこで培ったコミュニケーション能力や気配りを活かして、利用者の方やそのご家族を支えられる介護士になりたいと思っています。

知人の紹介で働くメリット

知人の紹介で働くメリットは複数あります。知人からの紹介で転職することの多い介護職。紹介で働くメリットを把握しておくことが、転職の成功へとつながります。

選考で有利になる可能性がある

「△△さんの紹介ね」と、選考で有利になる可能性があります。職員の知り合いということで、人柄や性格に問題がないという判断がされることも。知人の紹介で選考を受けると、紹介されていない人より一歩リードして選考を進められるでしょう。また、知り合いがいるから仕事も教えやすいと思われ、内定獲得の可能性が高まります。

職場の雰囲気を聞くことができる

知人に職場の雰囲気を聞いてから応募ができます。仕事内容や雰囲気など実際に働かなければ分からない情報を集めることが可能です。自分に合っている職場なのか、判断してから応募ができるので、ミスマッチの可能性が低いといえるでしょう。

人間関係を築きやすくなる

職場にすでに知り合いがいると、周囲に馴染みやすくなります。知人の紹介でほかの職員と話す機会にも恵まれるでしょう。知人から職員の人柄も教えてもらえます。レバウェル介護(旧 きらケア)の調査によると、介護士の転職理由第1位は、「職場の人間関係が悪かった」となっているので、職場の人間関係を把握したうえで転職できるのは大きなメリットです。

Leverages Medical Care「きらケア介護白書2021」(2022年3月7日)

知人の紹介で働くデメリット

知人の紹介で働くことにデメリットもあります。紹介されたからといって安易に応募しないように、知人の紹介で働くデメリットを覚えておきましょう。

ミスをすると紹介してくれた人に迷惑がかかることも

紹介された職場で仕事をミスをしてしまうと、紹介してくれた人に迷惑がかかることがあります。紹介された職場の評価はあなた1人だけのものではなく、紹介者に影響してしまうことも。仕事はもちろん、勤務態度や立ち振舞いも意識して行動しなければなりません。

紹介で働き始めると辞めにくくなる

知人の紹介で働き始めると辞めにくくなります。紹介してもらうということは、紹介者に手間をかけさせてしまうということです。簡単に辞めてしまうと、「せっかく紹介してあげたのに」と思われるかもしれないと考え、辞めにくくなるでしょう。また、退職の際に揉めてしまうと、紹介者の顔を潰してしまうことになるので、円満退職をしなければなりません。知人の紹介で働き始めると、退職が自分一人だけの問題ではなくなることもあるので、誘われたからといって安易に応募せず、自分に合った職場かどうかをしっかりと判断してから行動しましょう。

知人関係が悪くなる可能性がある

プライベートでは仲が良くとも、仕事仲間として付き合ううちに仲が悪くなる可能性があります。友人として過ごす分には気にならなかったことが、同僚になることで気になってしまうことも。仕事上で、意見の対立が起こり、知人との関係が悪くなってしまうこともあるようです。紹介で働き始める際は、知人との仲が悪くなる可能性も考慮しておきましょう。

他社との比較ができない

知人の紹介で転職先を決めてしまうと他社との比較ができなくなります。本来、転職活動は同業他社について調べ、比較し、自身に合う職場を探すことが大切です。その過程で自身の価値や評価を確認することもできます。知人の紹介だと、その一社としか関わらないので、他社と比較する機会を失うことも。仕事に求める条件が決まっている人は、自分で転職活動をするのがおすすめです。後から「もっと自分に合う求人があったのに…」と後悔しないように、慎重に判断しましょう。

まとめ

知人の紹介を元に志望動機を作成するのは控えたほうが良いでしょう。「知人の紹介」で志望動機を作成してしまうと、施設に興味がないと思われたり、熱意が伝わらなかったりします。採用担当者の印象に残りづらくなってしまうことも。採用担当者が志望動機を聞くのは、「この施設を選んだ理由を知るため」や「施設が求める人物像にマッチするか確認するため」「求職者の人柄を知るため」です。採用担当者が志望動機を聞く理由の答えとなるような志望動機を作成しましょう。

志望動機を作成するポイントは、施設に感じた魅力を明確にして、具体的なエピソードを交えながら、どのように活躍していきたいかアピールすること。ネガティブな退職理由は書かず、自分ならではの志望動機を作成することが大切です。

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※この記事の掲載情報は2022年3月15日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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