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柔らかさだけじゃない!介護食に求められるものとは?
高齢になると、身体のさまざまな機能が衰えてきます。口腔内の機能低下もそのひとつ。歯が抜けて入れ歯を使うようになったり、飲み込む能力が衰えたり、むせやすくなったり…。口腔機能の低下は食べる能力の低下に直結しますよね。食事は栄養の面だけでなく、生活の楽しみの面でも非常に大きなもの。それだけに、口腔機能の低下によって食事ができなくなる、というのは高齢者のみならず多くの人にとってつらいことでしょう。
一番いいのは年齢を重ねても口腔機能を維持することですが、言うは易く行うは難し。実際には多くの方が食事を楽しめなくなってつらい思いをしています。そんな方々のために考え出されたのが介護食です。口腔機能が低下した高齢者でも食べやすいように、形態や食感が工夫されたものをこう呼びます。
介護食は形態や食感が重視されがちですが、それだけでは楽しみながら食べることはできませんよね。見た目や風味も食事には重要な要素。今回は形態だけでなく、見た目にも十分配慮している介護食を紹介します。どれも自宅でも簡単にできるものですから、ぜひ一度作ってみてください。
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パサパサしない!サンマの塩焼き
介護食を作る上で、意外に難しいのが魚です。 特に脂身の少ない魚は身がパサパサとして、喉に詰まりやすくなってしまいます。
今回紹介するのはサンマの塩焼き。ですが、普通にグリルで焼くのではなく、オーブンで焼き上げます。作り方は簡単。余熱しておいたオーブンに、クッキングシートの上にサンマを乗せて焼くだけ。たったのこれだけで、身がふんわりと仕上がり、高齢者でも食べやすくなりますよ。大根おろしを加えれば、味に変化もつく上に、しっとりとしてより食べやすくなりますね。
煮物は圧力鍋で柔らかく
煮物や煮込み料理を作るときに大活躍の圧力鍋。圧力鍋の魅力はなんといっても、短い時間で中まで柔らかく調理できること。サンマやアジ、サバなどを圧力鍋で煮付けると、骨まで柔らかくなり、丸ごと食べることもできますよ(もちろん、高齢者にはあまりおすすめしませんが)。
豚の角煮は、介護施設ではまず出されない料理ですが、家庭で圧力鍋を使って作れば、高齢者でも十分に食べられる柔らかさで出来上がります。豚バラブロックと酒、水を入れて圧力鍋に入れて加熱 し、余熱調理。ポイントはその後茹で水につけたまま、長時間置いておくこと。長く浸けておくほど、肉の間に水分が含まれ、しっとりした出来上がりになります。最後に調味料を加えて、弱火で煮詰めれば完成です。
圧力鍋は他にもカレーやシチューなどを作るときにも役立ちます。火が通るまでの時間が非常に短く、具材を大きく切って入れても、中まで柔らかく出来上がりますよ。嚥下能力に合わせて、具材の大きさを変えるだけで、介護食としてもよいですよね。
いくつになっても食べることは生活の中での大きな楽しみのひとつ。食事を長く楽しむための工夫をするのも、介護をする上で必要なことでしょう。ほんのちょっとした工夫で食事は、柔らかくて美味しく出来上がります。皆さんもぜひ挑戦してみてはいかがですか?
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