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「アクティビティ・ケア」で、要介護高齢者の心に栄養補給を。認定NPO法人芸術と遊び創造協会「高齢者アクティビティ開発センター」

仕事 2019/03/04
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◆はじめに


芸術や遊びなどの多種多様なアクティビティを通して心の栄養補給を促し、介護予防・要介護の高齢者の方々の笑顔と意欲を引きだすアクティビティ・ケア。
今回は、アクティビティ・ケアに注力する認定NPO法人芸術と遊び創造協会「高齢者アクティビティ開発センター」の概要と活動内容をご紹介します。

◆高齢者アクティビティ開発センターとは


まずは、アクティビティ・ケアと高齢者アクティビティ開発センターの概要について見ていきましょう。

【アクティビティ・ケアとは】


手工芸や音楽といった芸術文化活動、体操やゲームなどの遊び、散歩やお花見のような外出……このような様々なアクティビティを通じて、要介護高齢者の方々の心に栄養補給を促すケアの手法を、アクティビティ・ケアと呼んでいます。要介護高齢者の方々、一人ひとりの人生歴やライフスタイルを大切にしながら計画・実施するのが特色です。
アクティビティ・ケアは、要介護高齢者の笑顔と意欲を引きだし、生活・人生の質の向上を目指します。

【高齢者アクティビティ開発センターとは】


高齢者アクティビティ開発センターは、介護予防・要介護高齢者の方々のアクティビティ・ケアについての研究・情報発信、および「心の栄養士」とも呼べる人材養成に注力している団体です。
センター設立から13年がたち、アクティビティ・ケアの担い手である、初級「アクティビティ インストラクター」8,000人、中級「アクティビティ ディレクター」800人が誕生し、それぞれの専門性を活かした視点でアクティビティ・ケアを実践し、全国各地で活躍しています。

【専門家養成について】


長い人生の中で、高齢や障害によって介護が必要な状態となった時、身体のみならず、心の栄養失調に陥る場合があります。心と身体は強く結びついているので、人の生きる力を弱めてしまうことにもなりかねません。このような時には、心と身体、両方の栄養補給が必要です。

欧米諸国では、アクティビティ ディレクターが福祉施設で重要な役割を担う存在として認識されています。高齢者アクティビティ開発センターでは、日本でも芸術・遊びを中心に据えた生活介護を提案できる知識と技術を有する専門家が必要であると考え、その課題に応えるべく誕生したのが、「心の栄養士」とも呼べる「アクティビティ インストラクター」と「アクティビティ ディレクター」です。

【アクティビティ・トイ】


高齢者アクティビティ開発センターでは、臨床経験の豊かな作業療法士の協力のもと、アクティビティ活動の支援材の一つとして、おもちゃを「アクティビティ・トイ」と位置付けて、高齢者への効果の検証も行っています。
高齢者のワクワクドキドキする楽しい気持ちを誘い、身体・頭・心を心地よく刺激する「アクティビティ・トイ」。手指を動かすことによってADLの維持を促し、楽しい雰囲気の居場所を作ることによって、人と人を繋ぐ自然なコミュニケーションが生まれます。

◆高齢者アクティビティ開発センターの活動内容


高齢者アクティビティ開発センターでは、下記のような活動を行っています。

【アクティビティ インストラクター資格認定セミナー】


アクティビティ・ケアに関する基礎理論と、アクティビティ・トイを活用したコミュニケーションを促す方法を学びます。「心が動く」瞬間を実技から体感し、楽しみながらアクティビティ・ケアの基礎を学ぶ初級編の講座です。1日5時間の受講で認定を受けることができます。

【アクティビティ ディレクター資格認定セミナー】


アクティビティ インストラクター資格の取得後、さらなる実践力を獲得したいと考えている方向けの講座です。同講座では、介護の現場で活躍している多彩な講師が、現場で行われているアクティビティ・ケアのスキルや計画・実施のプロセスを直接指導。4日間の講義と実技、課題を通して、計画力や実践力を身に付けます。グループワークでは、普段交流する機会が少ない職種や業種の受講生同士で情報交換ができるのもメリットです。

【関連書籍の企画と編集】


高齢者アクティビティ開発センターでは、専門書の企画と編集も手がけています。以下に、書籍を3冊紹介します。

・『高齢者の楽楽アクティビティ・ケアの進め方』
QOL(生活の質) を高め,ADL(日常生活動作) を維持し、高齢者が文化的で豊かな生活を送れるよう支援するアクティビティ・ケアの理論と実践を紹介しています。高齢者福祉に携わる専門家が実践したアクティビティ・ケアについて、イラストと写真を用いてわかりやすく解説しています。

・『かんたん、楽しい! 高齢者の手工芸レクリエーション12か月』
アクティビティに取り入れられる手工芸活動を紹介した書籍です。季節感のある作品から通年楽しめる作品まで、作ってみたいと思えるような作例を多数掲載。運動機能低下により作業が難しくなった方にも楽しんでもらえるよう、「かんたんアレンジ」も載せています。

・『高齢者の寄りそい介護~考え方・進め方~』
 介護が必要になった後も、高齢者がそれまで同様その人らしい生活を送れるように援助するための、ケアデザインやアセスメントの方法、心地よさを増す介護テクニックのポイントなどを紹介しています。

【アクティビティ・ケア実践フォーラム(全国大会)】


高齢者アクティビティ開発センターは、高齢者・障がい者に対するケアの実践方法とこれからのケアの方向性について学び合う場として、全国大会を開催。アクティビティ・ケアの実践者の講演や発表を通して、全国の仲間と情報交換や交流する機会を提供しています。

【アクティビティ・ケアフォーラム(ブロック大会)】


ブロック大会は、北海道、岩手県、熊本県の3か所で開催しています。地域に根ざしたアクティビティ・ケアの実践から学び合い、情報交換、交流する機会を提供しています。

【アクティビティ・ケア推進施設】


アクティビティ・ケア推進施設は、アクティビティ ディレクターが活躍し、芸術や遊びなどを通して利用者さんの笑顔と意欲を引き出し、生活を活性化するケアを積極的に行っている施設のことです。現在、全国に8か所の認定施設があります。アクティビティ・ケア推進施設を認定することにより、アクティビティ・ケアおよびアクティビティ ディレクターの重要性を社会に提案することを目的としています。

【スタディツアー】


国内外の宿泊研修では、特徴ある高齢者施設の視察や、お年寄りとの交流、現地でのワークショップなどを行います。

【会員制度】


福祉や芸術文化、遊びなどに関心を持ち、高齢者向けアクティビティの情報や学習の場を求めている方は、「認定NPO法人芸術と遊び創造協会」の会員になることができます。主な会員特典としては、実践交流会や国内外の施設内研修、おもちゃの貸し出しなどが挙げられます。

◆高齢者アクティビティ開発センターの基本情報


最後に、認定NPO法人芸術と遊び創造協会「高齢者アクティビティ開発センター」の基本情報を記します。

【住所】
〒165-0026 東京都中野区新井2-12-10

【営業時間】
10:00~17:30

【定休日】
木・日曜日、祝日

【連絡先】
・電話番号
03-3387-5461

・FAX
03-3228-0699

・メール
aptc@aptycare.com

【Facebook】
http://www.facebook.com/aptycare
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【参考URL】


◆はじめに
http://www.aptycare.com/idea.html

◆高齢者アクティビティ開発センターとは
http://www.aptycare.com/idea.html
https://artplaylab.jp/activity_care/
http://www.aptycare.com/membership.html

◆高齢者アクティビティ開発センターの活動内容
https://artplaylab.jp/activity_care/activity_instructor_seminar/
https://artplaylab.jp/activity_care/activity_director_seminar/
http://www.aptycare.com/book01.html
https://artplaylab.jp/activity_care/forum_national/
http://www.aptycare.com/forum.html
http://www.aptycare.com/suishinshisetsu.html
http://www.aptycare.com/studytour.html
http://www.aptycare.com/america2016.html

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