おすすめの介護マンガ7選!現場あるあるから参考になるものまでご紹介

その他 2022年11月4日
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ソファーの上でマンガを読む女性のイメージ

介護職に従事している方や興味のある方は、「介護マンガを探しているけど、なかなか見つからない」という方もいるでしょう。この記事では、「介護士がメインのマンガ」と「介護をする家族の日常をテーマにしたマンガ」をご紹介します。1話読み切りのマンガもあるので、忙しい介護士さんにおすすめです。隙間時間に読むマンガの参考にしてみてください。

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目次

介護士のマンガ4選

ここで紹介するのは、介護士と介護をテーマにしたマンガです。福祉施設での経験がもとになっているものが多く、介護職員として働く方にとっては共感のできる話もあるでしょう。また、介護経験を活かし利用者さまのケアのコツを書いているマンガもあるので、介護士として仕事する際の参考にもなります。

おすすめ介護マンガ1「ヘルプマン!」

最初は、講談社と朝日新聞出版から出版され介護マンガの草わけといわれる、くさか里樹さんの作品「ヘルプマン!」です。

主人公である高校生の恩田百太郎は、たまたま街を徘徊していた老人と遭遇。その老人の住居である特別養護老人ホームへ連れていった際に、強制拘束をされて鎮痛剤を打たれる現場を目撃して衝撃をうけます。恩田百太郎は介護施設で起こっている現実を目の当たりにしたのをきっかけに、介護職希望だった友人の神崎仁とともに、介護の道に進んでいく話です。

介護の現場をリアルに描写し、高齢化社会という重いテーマでありながらも、親しみやすい絵柄で笑えて泣けるストーリーとなっています。介護をされる側とする側、その家族などさまざまな視点で描かれており、日々介護の仕事をしながら葛藤している人にとっては、共感できる部分が多数あるでしょう。

おすすめ介護マンガ2「49歳 未経験 すっとこ介護はじめました!」

2つめに紹介するマンガは、小学館から出版されている八万介助さんの作品「49歳 未経験 すっとこ介護はじめました!」です。

49歳のマンガ家である八万さんは、マンガ雑誌の休刊などで仕事がなくなり、経済的に困窮したのでしかたなく転職を決意。ようやく見つけた仕事が介護施設の認知症棟の介護ヘルパーという職業だった、という話です。介護の仕事は全くの未経験である八万さんは過酷な仕事現場に悪戦苦闘。ほかの介護士からのいじめに耐える日々だったのですが、私生活でも両親の介護の問題も起きてしまいます。未経験から介護職に飛び込んだ方にとっては、共感できる内容が多くあるかもしれません。

「49歳 未経験 すっとこ介護はじめました!」は、介護士のハードな日々を、一生懸命に頑張る八万さん自身の経験を描いたコミックエッセイです。介護の現場の過酷な日常を自身の体験をもとにリアルに描いていますが、かわいい絵柄で楽しくすらすらと読めます。

おすすめ介護マンガ3「認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」

3つめのマンガは、北川なつさんの作品でぺこなつ堂から出版されている「認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」です。

この作品は、北川なつさんがブログで発表したいくつもの短編マンガを、単行本にまとめたもの。特別養護老人ホームや認知症対応型グループホームで、介護の仕事をしていた北川さんの経験をもとに書かれたマンガで、個性豊かなおじいちゃん・おばあちゃんが登場します。

また、食事介助のコツや入浴介助のコツなど、実体験を通して身につけた介護テクニックも書かれているので、介護士さんにとって参考になるところもあるでしょう。あたたかい絵柄、笑いあり感動ありのストーリー、そして認知症や介護の知識をわかりやすく描いた内容は、じっくりと読ませてくれます。

おすすめ介護マンガ4「介護がラクになる マンガ認知症ケア」

4つめのマンガは、講談社が出版している三好春樹さんと市川リンタロウさんの「介護が楽になる漫画認知症ケア」です。著者である三好春樹さんは、介護施設の勤務経験と理学療法士資格を持っている方で、介護に関する本を多く出版しています。

「介護がラクになる マンガ認知症ケア」は、介護施設で働く職員たちが悩みながら入居者さんをケアしていく様子を描いた、1話完結型の漫画です。徘徊や失禁、物取られ妄想や入浴拒否など、介護でありがちな問題に対処する方法のヒントが得られます。介護者の本音が垣間見えるセリフやモノローグに、涙腺が緩んでしまうかもしれません。

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家族と介護のマンガ3選

ここでは、姑や母親の介護を行う家族の目線で描いたマンガを紹介します。利用者さまや利用者さまのご家族との関係に悩んだときに、おすすめのマンガです。

おすすめ介護マンガ1「91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます」

1つめは、主婦をするかたわら、総アクセス1億を超すブログ「7人家族の真ん中で。」でマンガを発表しているバニラファッジさんの作品「91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます」です。

このマンガは、筆者であるバニラファッジさんと同居している認知症の姑さん91歳が主役。もともと気難しい性格だった姑さんは認知症がすすんだことにより、ますます家族や周囲をふりまわします。老人姉妹ふたりの介護という大変な日々を、シンプルでかわいいタッチで描写しています。

おすすめ介護マンガ2「ペコロスの母に会いにいく」

「ペコロスの母に会いにいく」は、西日本新聞社が出版する岡野雄一さんのマンガで、発行部数は12万部を超え映画にもなりました。このマンガは、著者の岡野雄一さんが実の母の認知症をきっかけに描き始めたといいます。

「ペコロス」とは、母親に会いに行く主人公(息子)の愛称です。介護施設で暮らす母親に息子が会いにいく日常を、4コマ漫画で描いています。イラストも可愛らしく、長崎地方の方言とあいまってほのぼのとした世界が表現されています。少しずついろいろなことを忘れていく母親が、ふとしたときに口にする一言が温かくて重みがあって、思わず涙ぐんでしまうようなホッコリするマンガです。

おすすめ介護マンガ3「かあちゃんといっしょ」

最後は、講談社が出版する「かあちゃんといっしょ」です。「母ちゃんといっしょ」は認知症で要介護の母親を自宅で介護する息子との日常を描いた物語です。気が強い母親とその息子の、人情味あふれるやりとりに惹きつけられます。介護士として介護に関わっていると、介護が作業になっていると感じることもあるのではないでしょうか。介護の仕事で疲れたときに、認知症の方とそれを取り巻く家族、それぞれに生活があることを思い出すことのできるマンガです。

まとめ

介護士が介護と向き合っていくマンガには「ヘルプマン!」「49歳 未経験 すっとこ介護はじめました!」「認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」「介護がラクになる マンガ認知症ケア」があります。介護施設などでの経験をもとにマンガを描いているので、「あるある」と共感できる話も多いかもしれません。

また、介護をする家族をメインとしたマンガとして、「91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます」「ペコロスの母に会いにいく」「かあちゃんといっしょ」を紹介しました。これらのマンガは、介護を必要とする姑や母親・介護者である嫁、息子の日常を描いており、介護士とは違った視点に、新たな気付きが多く得られるはずです。このマンガを読んだ後は、利用者さまの過去に興味が湧くかもしれません。

介護マンガを読んで「介護職に興味を持った」もしくは「利用者さまに寄り添った介護をしたい」「今の介護施設では、自分が理想とする介護ができない」と思った方は「レバウェル介護(旧 きらケア)求人」にご相談ください。レバウェル介護(旧 きらケア)では、求人票だけでは把握しきれない施設の雰囲気や介護の方針、施設形態などあなたの希望に合った職場をご提案します。また、必要書類の添削や面接対策など、転職もしっかりサポート。納得のいく職場がきっと見つかります。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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※この記事の掲載情報は2022年11月4日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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