
介護職員の不足が毎日のように言われています。ですが、あと10年後には今以上に介護士が不足すると推測されているって知っていましたか?
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2025年、介護職員は約38万人不足する!?
厚生労働省によると、2013年時点で171万人いる介護士は、現在の施策を継続した場合、2025年には215万人になると推測されています。しかしながら、この数字は必要とされる人数に約38万人足りません。つまり、実際には約253万人の介護士が必要とされているにもかかわらず、このままでは十分な数の介護士を確保できない現状があるわけです。これに対して国はどのような対応をしているのでしょうか?
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アドバイザーに相談する(無料)資質の向上
国が掲げている介護人材確保のための政策には、大きく3つの柱があります。その一つ一つを見ていくことにしましょう。
まずは、介護士の資質の向上です。介護士は数だけいればいいというものではありませんよね。介護の質も当然求められます。そのためには、介護士のキャリアパスを確立すること、キャリアアップを支援する事業所に対して助成金を出すことなどが計画されています。これらは現時点でも段階的に進められており、2015年の介護保険制度改正の際には、キャリアパスを計画的に行っている事業所は加算の対象となっていることからもわかりますよね。
環境の改善
介護士の数を増やすために欠かせないのが、環境改善です。そのためには、現在も支給されている介護職員処遇改善加算を恒久的なものにする必要があるでしょう。
介護士の数が増えないのは、賃金面だけが問題ではありません。労働環境をより働きやすいものにすることでも、数を増やすことが可能です。具体的には介護ロボットを導入することで、身体的負担を軽減したり、事業所のマネジメント能力の向上を目指したりといったことが計画されているようです。
多様な人材の参入促進
介護業界は現在でも他業種からの転職が多い仕事ですが、今後はますますその傾向が強まるかもしれません。
多様な人材の参入を促進するために、各都道府県の福祉人材センターによる的確なマッチングを行うことや、全国のハローワークに「福祉人材コーナー」を整備し、介護業界への流入を促すことがすでに始められています。
将来の介護業界を担う学生に向けて、介護の仕事のイメージアップも行っていくようです。小、中、高校生を対象とした、福祉や介護の魅力を伝える介護体験を実施したり、現在未就労の主婦や高齢者に対するボランティア体験なども同時並行で推し進めています。
介護業界の人手不足は現時点でも深刻であり、離職率も低くない現状から、見通しは決して明るいものではありません。ですが、介護業界の未来がどうなっていくかは、これからの頑張り次第。今介護業界で頑張っている人だけでなく、これからの業界を担う人たちをしっかりと育てていくことで、明るい未来を思い描くことも可能です。できないことを嘆くのではなく、できることに目を向けること。介護の現場の精神を日本の将来にも投げかけてみてはいかがでしょうか。
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引用元
(1)厚生労働省ホームページ、2025年に向けた介護人材の確保、平成27年2月23日、http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000075025.pdf、2016/4/21引用
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