
車いすの方や寝たきりの方の入浴を介助するとき、安全が確保できるよう神経を使うものです。車いすで、あるいは寝たままの姿勢で入浴できたら安全なのにと、感じられることもあるのではないでしょうか。介護現場でのこうしたお悩みや労力の軽減に期待が高まっているのが、介助の負担が少なくてすむ『ナノミストバス』です。ナノミストバスとはどのような商品なのでしょう。
目次
ナノミストバスの特色とは
ナノミストバスは、ミストを浴びながら手軽に入浴できるお風呂です(1)。発生するミストの粒子は300~500nmとされ、1nmは1mmの100万分の1の大きさ。これほど細かな粒子が38℃~42℃の温度で降り注ぎますので、水圧を感じることなくリラックスして入浴が楽しめます。
ナノ粒子は肌の角質層まで浸透するため、入浴して10分ほど経つとサラサラの汗をたっぷりとかくことができるのも嬉しいポイント。しかも、入浴後は体が芯からポカポカ温まるため湯冷めしにくく、肌の潤いを保つ効果もあるのです。お風呂の中では自然界に近い形での大量のマイナスイオンが放出されているため除菌や消臭効果が高く、高齢者や障害のある方が利用するのにも安心です。
ナノミストバスは簡単に設置することができ、水道工事も必要ありません。コンセントがあれば、2リットルのカートリッジで55分間運転できる手軽さも魅力です。
登録は1分で終わります!
車いす利用者に便利な2ウェイタイプ
ナノミストバスの『2ウェイタイプ』は、シャワーキャリーに乗ったまま全身浴と顔出し入浴の2通りができるお風呂です。背面にある出入り口部分がバリアフリー構造となっていますので、シャワーキャリーに乗ったまま簡単に移動できます。
全身浴と顔出し入浴の切り替えは、仕切りを取り付けるだけで簡単。頭を出す部分には側面に透明な窓がついており、傾斜があるため身長の高い人から小柄な人まで体格に応じて幅広く対応できます。透明な窓は簡単に開閉できますので、顔出し入浴をしているときには窓を開けて自由に会話が楽しめます。
入浴の際に全身が覆われると不安な方も、窓を開ければ安心して利用できます。入浴後は汗と一緒に汚れが落ちるので、水分を拭き取るだけでサッパリします。湯冷めしにくいので、慌てて拭く必要もありません。
寝たままでOKのベッドタイプ
ナノミストバスの『ベッドタイプ』は、ベッドに寝たままの姿勢で入浴できるお風呂です。専用の移乗パネルと布を使うと、いつも使っているベッドからナノミストバスへの移動が女性一人で可能。専用フォローを設置すれば入浴準備が完了し、顔出し入浴と全身浴の切り替えも手軽にできます。
全身浴が不安な方でも顔を表に出した状態で入浴できるので、会話もできて安心です。シェルの中には外気を取り込むことができ、風向きも手動で変えられます。さらに、電動ファンもついていて温度調整ができるため、高温で不快になることもありません。
また、顔出し入浴の際にはヘッドスパを併用することもできます。ヘッドスパではシャンプーを使わずに洗髪でき、使う水の量は通常の10分の1程度で済みます。利用者の方の表情を見ながら洗髪できるのでお互いに安心感があるのではないでしょうか。ベッドは使用後にタオルで拭けるので衛生的。折りたたんで移動でき、収納場所もかさばりません。
利用する方にとっても介護する人にとっても便利で快適なナノミストバス。今後、介護現場での積極的な導入が期待されます。
登録は1分で終わります!







