無料老人ホームって実際どうなの?

その他 2016年10月17日
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無料老人ホームって本当に無料なの?と悩む方に向けて、このコラムでは、無料老人ホームについて、有料老人ホームと比較しながら解説していきます。無料老人ホームと有料老人ホームにはさまざまな違いがあり、無料老人ホームだとしても、最低限の費用がかかってしまうことも。このコラムを参考に無料老人ホームの目的や仕組みについて理解していきましょう。

目次

無料老人ホームは実際に無料で利用できるわけではない

少子高齢化社会が進み、高齢者が年々増加している中、老人ホームの数も必要になってきました。老人ホームにもさまざまな種類のものがありますが、よく広告などを見ると有料老人ホームという文言をみかけます。有料と名付けて、他の老人ホームと区別しているわけですから、有料ではない、つまり無料の老人ホームもあるのではと考える人もいるのではないでしょうか。無料老人ホームという言葉で必ずしも言われているわけではありませんが、そのような老人ホームは存在します。具体的には特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、ケアハウス、老人福祉センターなどがあげられます。一方有料老人ホームには介護付、住宅型、健康型の3つのタイプがあります。

有料老人ホームと無料老人ホームはどのような違いがあるのかというとまず運営主体があげられます。有料老人ホームを運営しているのは主に民間企業であるのに対し、無料老人ホームの運営主体は地方公共団体や社会福祉法人などの公的機関です。有料老人ホームは、事業をして利益を出すために活動している民間企業が運営主体になっているので、お金が必要になるのはある意味当然です。次に老人ホームの存在する目的にも違いがあります。有料老人ホームの場合はその施設で生活することが基盤となり、その上で介護を受けたり、食事のサービスを受けたりするのが目的となっています。

これに対し、無料老人ホームの場合はもっぱら介護を受けるための目的で作られた施設です。そのため入居できる人の対象にも違いがあります。前者の場合は大体65歳以上であれば、介護を要する人だけでなく、自立で生活できる人も対象になっていますが、後者の場合は65歳以上で要介護1以上でなければなりません。また、入居のしやすさにも違いがあります。有料老人ホームの場合はその施設に空き室があれば入居可能ですが、無料老人ホームの場合は、入居待機者がかなり多いので、早くて数カ月、長い場合は数年以上待たなければならない場合も少なくありません。

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無料老人ホームは実際に無料で利用できるわけではない

有料老人ホームは民間企業が運営主体となっているので、入居するだけで数十万円から数千万円単位のお金が必要です。これに対し無料老人ホームの運営主体は公的機関なので、有料老人ホームのように高額なお金は必要ありません。入居する時の費用は基本的に無料となっており、この点での比較で無料老人ホームと呼ばれるようになったのかもしれません。

しかし無料老人ホームは実際に無料で利用できるわけではないのです。施設を運営するためにはお金が必要になるので、どこかでその費用を賄う必要があります。この場合、必要となる費用に介護保険料が充当されていますが、利用者も一定の額を負担しなければなりません。無料老人ホームで毎月かかる費用に介護サービス費と生活費があります。

介護サービス費はほとんど国や地方公共団体が負担してくれますが、利用者も全体の1割程度の負担が必要です。一方生活費は全額自己負担になり、月に5万円から10万円程度のお金が必要になります。無料老人ホームという名前から、利用するのにお金は必要ないのかと思ってしまう人もいるかと思いますが、最低限の費用は支払わなければならないのです。

有料老人ホームと無料老人ホームにはさまざまな違いがあるので、入居希望者はしっかり調べてから決める必要がありますが、それは働く側も同じです。違いがあるということはそれだけ仕事内容も変わってくるので、事前に働こうとしている老人ホームについて把握しておく必要があるでしょう。このような作業は自分でするより、介護派遣の専門であるきらケアに任せることをおすすめします。

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