幸せな最期を迎えるために 飼い主とペットをサポートするペット介護士

その他 2016年7月8日
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介護士と膝に犬を乗せて車椅子に座っている高齢者のイメージ

日本が超高齢化社会を迎えたことはたびたびニュースで取り上げられていますが、実はペットの世界でも高齢化は進んでいます。今回はペット高齢化の実情と、ペット介護士の仕事について紹介します。

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

ペットの世界も高齢化?

高齢化社会のただ中にある日本。人間だけではなく、ペットの世界でも犬・猫の高齢化が進んでいるのをご存知でしたか? 近年、ペットフードの品質向上や医療が発達したことを背景に、20歳近く、あるいはそれ以上に長生きをする犬や猫が増えてきています。健康に天寿をまっとうできれば良いですが、ペットも人間と同様、高齢になると足腰が弱くなり、病気がちになってしまいます。
犬や猫も認知症になり、夜鳴きや徘徊、トイレ以外の場所で排泄したりと様々なトラブルが発生するようになります。寝たきりになったペットは長時間同じ姿勢でいると床ずれを起こすので定期的に位置を変えなければなりませんし、歩行能力が衰えた犬でも、身体能力の低下や認知症を予防するため補助具やカートを使って散歩に行く必要があります。大型犬ともなれば、体重を支えるだけで結構な重労働になりますよね。
高齢のペットを24時間自宅で介護するのは考えているより大変なこと。やむをえず安楽死を選ぶ飼い主さんも少なくないというのが事実です。
しかし今、平成24年の動物愛護法改定で各自治体がペットの引き取り・殺処分を拒否できるようになったということも影響して、老犬・老猫ホームや訪問介護、ショートステイ等、高齢ペット向けのサービスが充実しつつあります。

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ペット介護士の仕事と資格取得について

ペット介護士は動物介護士、などとも呼ばれ、老齢で介護が必要になったペットを専門的な知識をもってお世話する仕事です。
ペット介護士の活躍の場は動物病院、ドッグカフェ、猫カフェ、ペットホテル、高齢ペット向けの施設など幅広く、動物病院ではドクターのアシスタントをしたり飼い主の方へ健康管理についてのアドバイスを行います。近年のペットブームを受けてペット関連の企業は急増しており、今後も活躍の舞台は増えていくと予想されます。

ペット介護士・ペット介護士関連の資格を認定する団体は、一般社団法人日本ペット技能検定協会、日本能力開発推進協会など複数あり、ペット介護士になるにはそれぞれの協会が指定するカリキュラムを修了する必要があります。さまざまなスクールが講座を開いており、自分に合った料金や受講のスタイル(通学・通信)を選ぶと良いでしょう。スクールでは犬猫の身体・行動の特徴や健康管理のポイント、グルーミング、しつけ、食事などペットに関するさまざまな知識を身につけていきます。

ペット介護士になるには「動物が好き」であることはもちろんですが、ペットに関わる現場では当然糞尿の始末もしなければならず、動物の世話が苦にならないという人に向いている仕事です。
また、ペットを扱う上では飼い主と信頼関係を築くコミュニケーション能力が欠かせません。介護にあたっては、飼い主の意向を聞いて飼い主の望んでいる介護を提供していきます。自分のやり方にこだわるのではなく、飼い主と一緒になって年老いたペットをサポートするという心構えが大切ですね。

ペットはかけがえのない家族ですが、人間よりはるかに早いスピードで年をとっていきます。身体能力の衰えたペットを24時間自宅で介護をするのは難しく、動物に関する確かな知識を身につけたペット介護士は、ペット・飼い主の双方にとって心強い存在となるでしょう。

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※この記事の掲載情報は2016年7月8日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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