介護者が息抜きできる場所を提供【NPO法人ケアラーネットみちくさ】

介護の仕事 2020年1月7日
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目次

はじめに

NPO法人ケアラーネットみちくさ(以下、ケアラーネットみちくさ)は、一般の住宅を改装した介護者向けのカフェを運営する団体です。本記事では、カフェの概要や活動内容、イベントを紹介します。

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ケアラーネットみちくさとは

ケアラーネットみちくさは、田んぼに囲まれた自然豊かな場所に立地するカフェ。介護者=ケアラーが抱えがちな心身の負担を軽減し、地域の生活者と一緒に息抜きができるよう開設されました。一般的なコミュニティカフェとは違い、ケアネットワークを意識して介護家族の支援をしているのが特色です。

介護者支援は、千葉県内では初めての試みです。ケアワーカーをはじめ、現在介護中の方、元ケアラー、介護に興味を持つ方などの力を借り、少しずつ活動の輪が広がり始めています。皆が住み慣れた場所で最後まで自分らしく暮らせる社会の一助となるべく、ネットワークをさらに拡大していくのが目標です。

ケアラーネットみちくさの活動

ケアラーネットみちくさの活動内容は、以下の通りです。

【ケアラーズ&オレンジカフェ】

ケアラーだけでなく、地域の誰もが気軽に来られる食事処を運営。息抜きやおしゃべりに使える場所になっています。

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【介護者のおしゃべり会】

ケアラーや介護を終えた方が集まり、同じ立場だからこそ共感できる事柄について話し合う会です。自分自身の体験や困りごとを相談したり、疑問点・問題点を整理したりするのに活用されます。

【いきいき元気くらぶ】

高齢者が自宅で元気に生活し続けられるよう、健康づくりに取り組みます。対象となるのは、人との会話の機会が少なくなっている方、および自立して生活したいと考えている方。津軽三味線の演奏に合わせてうたったり、布ダンベルを使って体操をしたりといったプログラムを用意しています。

【ワンドリンクデー】

友人や家族、サークル仲間と自由にカフェスペースを利用することが可能です。曜日によっては、健康マージャンやカラオケを行うこともできます。

【認知症本人会】

認知症本人同士のおしゃべりをしています。趣味の話しから困りごとまでみんなで一緒に共有しています。家族参加でも参加可能です。

ケアラーネットみちくさのイベント

ケアラーネットみちくさでは、これまでに次のようなイベントを実施してきました。

【夜カフェ】

18時から20時にかけて開かれる夜間帯のカフェです。介護や福祉のこと、悩み事、自分の夢などを語り合います。

【みちくさ亭で野菜作り体験】

金子ファームと共同で、親子向けの野菜作り体験を開催しました。トウモロコシや枝豆の種まき作業を通じて、子どもたちに家族とのつながりを再確認してもらうこと・いろいろな人たちに顔見知りになってもらうことが目的です。

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【心と身体のリフレッシュday】

楽器の音色とともにうたったり、運動したりすることで心身のリフレッシュを図ります。また、いざという時に役立つ介護の知識を学べるのもメリットです。

詳細情報

【公式サイト】
http://michikusa-net.com/

【みちくさ亭facebook】
https://www.facebook.com/michikusatei/

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※この記事の掲載情報は2020年1月7日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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