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介護に関する名言
介護をしていると、辛いときや自分の仕事に疑問を持つこともありますよね。そんなときには先人の残した言葉を聞いて、励まされるのもよいのではないでしょうか。今回は、「オムツ外し学会」や「チューブ外し学会」などを立ち上げ、介護に関する多くの著作をされている、理学療法士の三好春樹さんの名言を紹介します。
「医療は治すために知識や技術を使う。介護は、この人といっしょに暮らすために知識や技術を使うのだ。」
まずは、これ。医療はキュア(治すもの)であり、介護はケア(側にいるもの)である、という解釈を表したものですね。現在ではこの考え方は介護業界の常識となっていますが、昔は決してそうではありませんでした。介護は医療の現場から始まっており、つい最近まで医療的な考え方を引きずっていました。それが少しずつ変わってきて、現在に至るのです。この道のりはまだ途上であり、今後ますます介護は医療とは別の専門性を深めていくことでしょう。
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介護の名言①介護者は考える杖だ。
「介護者は考える杖だ。「人間は考える葦だ」といったのはパスカル。介護者は老人にとっての手すりと杖。でも、単なる杖じゃない。考え、行動する杖だ。」
介護士の仕事はなんでも代わりにすることではありません。その人ができない部分を見極めて、必要な支援を行う役割を担っています。自立支援と呼ばれるこの行為は、確かに杖にも例えられるかもしれませんね。
しかし大切なのは、介護士が杖であることではなく、考える杖であること。その人が今、どんな杖を必要とするかを考えて、形を変えられること。そのような柔軟性があってこそ、介護士の仕事は成り立つのです。
とはいえこれは、介護に限ったことではありませんよね。家族や恋人がお互いにとっての杖となること、これこそケアの本質といえるのではないでしょうか。あなたは、誰かにとっての大切な杖となっていますか?
介護の名言②時間は「使う」ものではない。
最後に、時間に関する名言を紹介しましょう。
介護の世界で働いていると、時間について考えることが多くなります。高齢者の姿を日常的に見て、自分の将来に想いを馳せること。仕事に疲れて、自分の人生は本当にこれでいいのだろうか、と思い悩むこと。日々の業務に追われて、あっという間に1日が過ぎてしまうこともあるでしょう。
多くの人にとって、時間をどのように使うかは、非常に重要な問題でしょう。ですが三好さんは、時間は「使う」ものではない、と言います。時間は消費するのではなく、その中に身を置いて、主体的に生きるものだ、といいます。
「時間は「使う」ものではない。つまり、消費するものではないのだ。自ら主体的に生きるものなのだ。だから無駄な時間なんてない。」
時間に追われていたり、自分の人生に迷ったりしたときには、この言葉を思い出してみましょう。「時間を有効に使っているか」と考えるのではなく、「自分は主体的に生きているか?」と自分に問いただすことで、これまで無駄だと思っていた時間に、新しい光が当てられるかもしれませんよ。
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