高齢者人口増加で市場拡大中――配食サービスと株式会社シルバーライフ

介護の仕事 2018年5月21日
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高齢化社会の進行に伴い、現在需要が伸び続けている配食サービス。本記事では高齢者向け配食サービスの概要、および同事業に力を入れている株式会社シルバーライフについて紹介します。

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

高齢者向け配食サービスとは?

配食サービスについて

配食サービスとは、自力で調理を行うことが難しい高齢者世帯・一人暮らしの高齢者さん向けに食事を届けるサービスのことを指します。栄養バランスに配慮した食事を提供することで、利用者さんの健康を維持していくことが目的です。配達時には、利用者さんの安否確認ができるというメリットもあります。主として地方自治体とそれに準ずる機関が実施していますが、近年では民間企業が事業の一環として取り組むケースも増えてきました。

配食サービスのニーズ

2016年発表の人口統計(総務省統計局)では、我が国における高齢者人口が過去最高水準に達したことが示されました。近い将来には、全人口に占める高齢者の割合がさらに増加するとされています。
この傾向を受け、配食サービスのニーズはますます高まっています。ご高齢の方の中には、外出が困難な人や、自宅から店舗までに距離があり移動に時間がかかりすぎてしまうという人もいるからです。また、食事療法や食事制限を必要とする高齢者さんがいることも考慮に入れれば、配食サービスの市場は今後も拡大していくものと予想されます。

配食サービスを導入するタイミング

配食サービスを利用するきっかけとしては、大きく分けて以下の2つのタイミングが考えられます。

食事の用意や片付けが困難になった時

配食サービスの利用を開始するタイミングとしてまず考えられるのは、買い物を含めた準備や片付けが困難になってきた時です。ご本人の認知症や体力低下が進んでおり、なおかつご家族からの食事提供も難しい場合には導入を検討すると良いでしょう。

食事内容に気を配る必要がある時

食事内容に気を配らなくてはならなくなった時も、配食サービス利用の契機となりやすいです。持病によっては、同居するご家族と同じものを食べられなくなるケースもあります。そうした場合にも、個別対応が可能な配食サービスが便利です。

配食サービスを利用する際のポイント

実際に配食サービスを利用する時は、下記のポイントに注目します。

ご本人の状態や希望

1人暮らし、要介護認定を受けているなど、利用者さんの生活状況はさまざま。求められるサービス内容は、利用者さんごとに異なってきます。そのためまずは、検討しているサービスの質がご本人に合っているか・サービスを受けることによってご本人の希望が叶えられるのかどうかを検討することが大切です。

ご本人の状況を正確に事業者に伝える

個別性の高い配食サービスを受けるためには、ご本人のお体の状態やライフスタイルの詳細を事業者に正確に伝える必要があります。食事を選ぶ際にわからないことがあれば適宜質問し、時にはかかりつけ医や歯科医の指示を併せて仰ぐこともあるかもしれません。また、食事内容が合っていない・体調不良が出たといった場合には速やかに相談するようにします。

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シルバーライフが提供する配食サービス

シルバーライフが提供する配食サービスの特徴

シルバーライフでは、「まごころ弁当」「配食のふれ愛」という2種類の配食サービスを提供しています。第1ブランド「まごころ弁当」は2008年から展開し376店舗、第2ブランド「配食のふれ愛」は2014年より展開し219店舗を構えています(共に2018年1月末時点の情報です)。以下に、サービスの特徴を数点見ていきましょう。

安否確認サービス

お弁当の注文者の方は、追加料金なしで安否確認サービスを利用することができます。また、お弁当を注文しない場合であっても、利用者さんの安否確認のみを行うことも可能です(有料)。継続利用はもちろん、ご家族が旅行で不在にしている数日間や、昼のみ・夜のみ・昼夜2回といったケースにも対応。何らかの異変が確認された場合は、緊急連絡先への連絡がなされます。

多様な要望に応えたラインナップ

利用者さんのお体の状態や好みに応じたメニューを用意しています。サイズをはじめ、塩分やカロリーに配慮したカロリー調整食、たんぱく質摂取計算を要する方向けのたんぱく調整食、咀嚼や嚥下が難しい方用のムース食など、幅広いラインナップが特色です。

通常から極小のとろみ付きまで選べる5つの調理方法

通常の調理方法に加えて、歯ごたえの残る一口大、味を楽しみつつ噛みやすさを重視した刻み、そのまま飲み込むことができる極小、喉の通りをさらに良くした極小のとろみ付きに対応。調理方法を工夫し、ご高齢の利用者さんにとって食べやすい食事を追求しています。

シルバーライフの基本情報

【所在地】
・本社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿4-32-4
ハイネスロフティ2階

・関東工場
〒370-0603
群馬県邑楽郡邑楽町中野1678-1

【連絡先】
03-6300-5622(本社代表)

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【参考URL↓】

◆はじめに
https://www.silver-life.co.jp/

◆高齢者向け配食サービスとは?
【配食サービスについて】
http://www.kaigozine.jp/blog/glossary/detail2378.html
https://www.city.minato.tokyo.jp/zaitakushien/kenko/fukushi/koresha/sekatsu/haishoku.html(配食サービスの概念を確認するため参照)
・配食サービスのニーズ
https://www.magokoro-bento.com/fc/lp.html
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no229/
【配食サービスを検討するタイミング】
https://www.senior-anshin.com/news/kaigo/20170428/
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/haisyoku_riyousya_1.pdf
【配食サービスを利用する際のポイント】
https://www.senior-anshin.com/news/kaigo/20170428/
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/haisyoku_riyousya_1.pdf

◆シルバーライフが提供する配食サービス
https://www.magokoro-bento.com/
https://www.h-fureai.com/

◆シルバーライフの基本情報
https://www.silver-life.co.jp/company

登録は1分で終わります!

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

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※この記事の掲載情報は2018年5月21日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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