認知症問題・介護レクリエーションの悩みを解決に導く組織

介護のアイデア 2023年10月17日
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本記事では、回想療法の普及啓発活動・人材育成を行う団体とオンラインレクリエーションを提供する企業、認知症にやさしいまちづくりのための活動に取り組む団体をピックアップ。レクリエーションや認知症ケアに役立つヒントを見つけたい介護士さんは、チェックしてみてはいかがでしょう。

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

特定非営利活動法人 日本回想療法学会

特定非営利活動法人 日本回想療法学会は、認知症予防技術の一つである回想療法の普及啓発活動および人材育成に取り組む団体です。「ADL記憶の維持」「1H話法の実践」を取り入れた通信教育、講演会・セミナー、スクールなどの活動をとおして、認知症に関する正しい知識と理解の普及、そして学びやすい技術の習得に寄与に寄与しています。

回想法を習得できる講座・資格

心療回想療法とは、心療内科医療から生まれたカウンセリング技術を応用したコミュニケーション技法。会話をとおして自分の輝かしい過去の出来事を思い出し、精神を安定させたり不安や孤独を和らげたりするというものです。また、脳の活性化が期待できることから、認知症予防や介護予防にも役立てられています。そんな心療回想法の特徴は、インタビュー方式で行われること。あらかじめ決められた項目に従ってインタビューしていくことで、自然に相手を理解できるようになります。

高齢者のケアに携わる介護士さんの中には、「認知症ケアに回想法を取り入れたい」「利用者さんの為になるような技術を身につけたい」と考える方もいるのではないでしょうか。同団体では、回想法に興味がある方やスキルアップを目指す方を対象に、以下の講座・資格を設けています。

心療回想士認定回想療法通信講座

「心療回想士」は、インタビュー項目やルールなどについて学ぶ通信講座の受講と、全3回のレポート提出で授与される資格です。こちらの資格は、5級(心療回想士)〜1級(心療回想法講師)まで設定されており、セミナーや研究会に出席することで4級以上に昇級することができます。

レミニシャン資格

「レミニシャン」とは、回想法を学んだ人・回想おしゃべりで楽しくコミュニケーションを図れる人のこと。レミニシャン資格は、認知症高齢者の在宅介護やボランティアなどにも活かせるため、国内のみならず海外でも注目を集めています。同団体および支部主催のセミナー、共同団体との共催セミナーに合計3時間以上参加することで取得が可能です。

パーミングセラピスト通信講座

「パーミング」とは、会話能力が低下している人へのコミュニケーション技術のことを指します。パーミングのポイントは、じっくり時間をかけて会話をしながらお互いの手の温もりを共有する点です。同講座では、DVDやパーミングタブ、パーミングアロマオイルなどの教材を使って自信がつくまで繰り返し実践することができます。パーミングに興味がある方はもちろん、利用者さんとのふれあいを大切にしたい方にもマッチします。

詳細情報

特定非営利活動法人 日本回想療法学会

株式会社オフィスニート コリスライブ

イベントプロモーション企画・制作、タレントキャスティング、自社スタジオ「CRESC」運営の事業を柱にビジネス展開する株式会社オフィスニート。イベントセールス・オンラインプロモーションにおいて培ってきた豊富な経験と柔軟な発想力を駆使しながら、3年前からシニアコミュニケーション事業を展開しています。

出演者と楽しい時間を過ごす「コリスライブ」

▲配信風景/画像提供:株式会社オフィスニート

同社は、老人ホームやデイサービスなどの高齢者施設を対象に、オンラインコミュニケーションサービス「コリスライブ」を提供しています。こちらのサービスは、テレビや動画共有サービスのような一方的に発信されるものではなく、みんなで歌ったりおしゃべりしたりできる体験型。施設の利用者さんや介護士さん、出演者が一緒になって番組を作っていく、今までにない新しいレクリエーションサービスです。

気になるコンテンツは昭和歌謡を中心としたコンサートや、懐メロ体操や健康マジック、川柳コンテストなど、内容盛りだくさん。さらに特筆すべきは、すべての番組を生放送でお届けしている点です。「見る」「会話」するにとどまらず、リクエストする、クイズに答えるなど参加する皆様が「いつ自分たちがあたるか」ワクワクドキドキしながらの参加となります。

▲懐メロプリンス中田亮氏/画像提供:株式会社オフィスニート

「コリスライブ」で気軽にハンドメイド

施設全体やグループでハンドメイドのレクリエーションを実施するとなると、材料の買出に出かけたり作成作業があったりと、準備もたいへん。同サービスは、ハンドメイドの材料が一人1つずつのキットにして届けられるのもポイントです。毎月、季節に合わせた楽しい企画を提供しています。準備に時間がかかる介護士さんの負担を軽減します。

同サービスは、テレビにパソコンを繋ぎクリックするだけで簡単に参加することができます。PC操作に自信がない方も、専用事務局が電話でサポートするので安心です。
オンラインレクリエーションを通して、利用者さんのQOL向上だけでなく介護士さんのレクリエーションに対する負担やマンネリ化を解消する同サービス。興味のある方は、公式サイトを覗いてみてはいかがでしょう。
※番組はビデオ会議システムZoomを使用します

詳細情報

コリスライブ

NPO法人認知症フレンドシップクラブ

東京都に本部を構えるNPO法人認知症フレンドシップクラブは、北海道から沖縄まで全国16ヵ所で活動を行う団体のネットワークを組織し、まちづくり推進事業や研修・講演会、認知症まちづくり基金の運営管理など、認知症の方々が、住み慣れた地域で当たり前の暮らしを実現するための活動に邁進しています。

まちづくり事業

まちづくり事業は、研修会やセミナーといった、地域における認知症の方にやさしいまちづくりに関連する活動を行っています。たとえば、DFC町田は小学生認知症サポーター養成講座、DFC札幌・石狩では認知症カフェ「みなカフェ」の開催、DFC富士宮の富士登山など、拠点毎の特性を活かした活動を行っているのが特長です。認知症ケアに携わっている介護士さんや認知症への理解を深めたい介護士さんは、お近くの拠点を訪ねてみるのも良いかもしれません。

RUN伴(ランとも)

▲画像提供:NPO法人認知症フレンドシップクラブ

「RUN伴(ランとも)」は、これまで認知症の方と接する機会がなかった地域住民や行政、企業などが認知症本人とその家族、医療福祉関係者と一緒にタスキをつなぎながら走るまちづくりイベントです。ともにゴールしたときの喜び・達成感を共有することで、認知症に対してマイナスなイメージを持っていた人も、認知症の人も大切な地域住民の一人であることを実感できます。

同イベントを主催するのは、各地のRUN伴実行委員会。エリア毎の開催スケジュールやエントリー方法については、公式サイトにてご確認ください。

多世代まちづくりproject

▲画像提供:NPO法人認知症フレンドシップクラブ

多世代まちづくりprojectは、学生と地域団体がタッグを組んで進める認知症にやさしいまちづくりプロジェクトです。同団体および各拠点と若年層のコラボレーションの機会をつくり、取り組みを全国で加速させることを目的に発足。高校生や大学生など、まちづくりの研究・活動をしている学生が集まり、意見交換をしたりアイデアを出し合ったりしながらプロジェクトを遂行しています。

詳細情報

NPO法人認知症フレンドシップクラブ

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※この記事の掲載情報は2023年10月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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