
介護の現場では、日々、想定内のことから思いがけない想定外のことまで発生します。そこで大切なのが、想定内外を問わずあらゆる事柄に柔軟に対応できるよう各種準備をしておくことです。
現場の環境整備や備品の充実は、介護士と施設利用者の双方にとって安心に繋がります。当記事では、このように介護のサポートとなる製品を提供している企業に注目しました。関係者全員に快適さをもたらす製品の数々、ぜひお目通しください。
目次
株式会社ゼスト
株式会社ゼストは、訪問介護・看護・診療のスケジュール作成ができるクラウドサービスをとおして、各所の経営改善に貢献しています。
多忙な介護業界における業務の効率化、活性化に向け、顧客の課題解決に真摯に寄り添ったプロダクトを創出。介護業界の人材不足問題をクラウドサービスを通して解決しようと、日々邁進中です。

訪問スケジュール自動作成ツール「ZEST」
訪問介護における悩みのひとつとしてよく挙げられることに、訪問スケジュール作成の難しさがあります。訪問者側の事情やスタッフのシフト、利用者側の要望、訪問先へのルートなど多くの事柄を考慮して作成しなければならず、非常に手間や時間を要するようです。
なかには、介護業務よりもスケジュール作成に時間を取られるという声もあり、人手不足が問題視されている同業界では看過できない事案だといえます。
この問題を解決に導いているのが、同社の訪問スケジュール自動作成ツール「ZEST」です。このサービスの最大の特長は、訪問スケジュールが短時間で自動作成できるという点でしょう。
利用にあたって、まずは訪問先の住所や利用者さんの状態、介護士のシフト、その他の情報を入力します。すると、訪問先への移動時間を顧慮した予定表が、短時間で自動作成されます。その後の微調整は、手動で簡単に行えるとのこと。完成したスケジュールは、各スタッフにクラウドを通じて共有されるので、自身の予定管理もしやすくなります。
また、事業所全体の状況も可視化できるため、ケアマネジャーから新しい相談が来たり、利用者さんの都合でスケジュールの調整が必要になったりした場合も、対応しやすいというメリットがあります。
さらに、空き状況の可視化により、スタッフとの面談や全体MTGなどの時間も設けやすくなります。訪問介護は少人数で対応することが多いため、各スタッフが抱える悩みや困りごとが把握しづらいという面があります。そこで、事業所全体でそのような悩みを共有し、解決に向けサポートすることが非常に大切です。
仕事の満足度の向上、離職の予防のためにも、スタッフ同士の情報共有やコミュニケーションの時間は、しっかり設けるのが理想的です。
なお、このサービスを実際に導入しているところからは、「スケジュール作成に要していた残業時間がなくなった」「全体の状況を把握できるようになり、課題解決がスムーズになった」などの声が寄せられています。職場環境の改善、サービスの向上が図れる「ZEST」の広がりが、ますます期待されます。
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アドバイザーに相談する(無料)パシフィックサプライ株式会社
パシフィックサプライ株式会社は、義肢・装具・福祉用具の紹介やセミナー活動を行っている企業です。介護に関係するあらゆる方へ快適な生活を提供することを目指し、国内外の製品や論文、プログラムなどを提供。学会や展示会にも積極的に出展し、現場や市場のニーズをいち早くキャッチしています。
サブスクサービス介護リフト「モーリフトシリーズ」

離職率の高さが問題視される介護業界ですが、その原因のひとつに、介護士やスタッフの身体的負担の大きさが挙げられます。介護の現場では、ベッドや車いすからの移乗、寝返りの介助など、介護士が体を動かしてサポートするシーンが多々あります。その際、介護士は立つ・しゃがむ・かかえるなどの動作をひっきりなしに行うため、どうしても腰や手足に負担がかかります。なかには、それが原因で自身の身体に不具合を生じ、余儀なく離職する人もいるとのこと。
貴重な人材を失わないためにも、業界全体でこのような課題の解決に向け取り組む必要があるでしょう。その一助となるのが、パシフィックサプライ株式会社が提供する介護リフト「モーリフトシリーズ」のサブスクリプションです。
介護リフト等の機器が施設スタッフの負担を軽減することは分かっていても、導入コストがネックになっているという施設は多くあります。導入後のメンテナンス費用なども気になるところでしょう。そこで、同社は定額制リース「サブスクサービス」として提供することで、導入や維持のコストダウンを実現しました。
このサービスの大きなメリットは、月単位の契約のため必要なときだけ使用できる、定期的に機体を点検・交換するため常に良い状態で利用できる、バッテリーなどの消耗品交換も含んだ価格設定でリーズナブルだということです。
高額な導入費や維持費の心配をしなくて済むというのは、施設運営の面からも大きな利点でしょう。なによりも、介護士の負担が減り、施設利用者さんへ安全かつ余裕のある介護を提供できるというのが歓迎されるポイントです。
現在、同社では、施設のニーズや利用者さんの状態に合わせて選べるよう、以下の4種類のリフトを提供しています。
・折りたたみ可能で操作性に優れている「スマート150」
・低床型ベッドから177センチの高さまで対応可能な「ムーバー205」
・立位に近い姿勢のまま短時間で移乗可能な「クイックレイザー1」
・脚部が電動で開閉でき立ち上がりをサポートする「クイックレイザー2」

また、モーリフト用スリングも7種類ほどをサブスクリプションで提供しています。セラピストと工業デザイナーにより設計されたスリングは、いずれもサポート性に優れており、介護士および利用者さん双方にとって安心な仕様です。
介護業務の負担軽減は、介護士の離職予防はもちろん、ゆとりのある介護を提供することにも繋がります。同社のサブスクリプションは、それを叶えてくれるサービスだといえるでしょう。
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株式会社サンコー
和歌山県に本社を構える株式会社サンコーは、住生活のあらゆるシーンに役立つ生活サポート用品の開発・製造・販売を行っています。主な製品は、リビング・キッチン・トイレ・バス用品など。家庭用からプロ用まで幅広く展開しており、時代や業界のニーズを的確に捉えた製品づくりには定評があります。
社名の由来である「三つの幸せ」、買う人・つくる人・売る人の三者が共に栄えることを以て、地域社会へ貢献している企業です。
「ポータブルコーナートイレ」

災害大国といわれる日本では、日頃の防災意識と準備が大切です。特に、多くの高齢者が生活するような介護施設では、入居者さんたちの体の状態を鑑みたうえでの準備が必要でしょう。なかでも、排泄のようなデリケートかつ衛生保持に欠かせない問題は、災害に遭う前にこそ目を向けなければなりません。
このような視点から開発されたのが、同社の「ポータブルコーナートイレ」です。ネーミングどおり、部屋の角に設置できるような五角形のデザインで、蓋を被せて普段は腰掛けとして使用でき、非常時はトイレに早変わりするという商品です。
折りたたみ式なので、いざというときも持ち運びに便利なうえ、組み立ても簡単。それでいて、約120kgの体重まで支えられるという頑丈さもあります。
汚物袋や尿を固める凝固剤がセットされているので、断水した場合でも安心です。凝固剤で固めるため、廃棄もしやすいでしょう。
また、汚れた場合は水洗いできるため※、普段から室内でポータブルトイレとしても使用できます。災害時に戸惑わなくて済むよう、訓練として時折り使用してみるのもいいかもしれませんね。※底板は洗えません

どんな方であっても、緊急時や災害時は的確な判断ができなかったり、その後の生活でストレスを覚えたりするでしょう。そんなとき、同商品のように普段から部屋に馴染むうえ、衛生保持に効果的なものが側にあると安心に繋がります。
施設利用者さんのためはもちろん、介護士や施設スタッフにとっても必要かつ頼れる同商品。平穏なうちに導入し、あらかじめ仕様を確認しておくことが、防災準備として大切だと思われます。
なお、同社ではその他、トイレを使用する際にプライバシーを守る目隠し用のポンチョ、吸水機能を本体に直接付けた袋状のミニトイレなども各種取り揃えています。尊厳の保護や臨時対応のためにも、併せて準備しておくと、より万全でしょう。
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