
介護施設を利用する方の介護度は、多くの場合、施設により範囲が設けられています。しかし、細かくみると個々人の状態はさまざまなため、介護士やスタッフもそれに応じたサービスを提供するのが理想的でしょう。
そこで当記事では、細やかで手厚い介護を提供しつつも、介護する側の負担になりづらい製品やサービスを紹介します。安心と温かみある介護の実現に、ぜひご参照ください。
目次
株式会社Lee製作室
株式会社Lee製作室は、オリジナル福祉用具の企画・製造・販売を一貫して行っている企業です。利用者、家族、介護士など全ての方が違和感なく使用できるよう、手作りで細やかに対応。ユーザーの目線や感覚に寄り添った製品には定評があり、多方面から衆目されています。
簡易持ち運び座位保持装置「座位保持バッグ」

高齢者が入居する介護施設では、車いすを使用するシーンが多くあります。もちろん、安全性を考慮したうえで用いてはいるものの、共有品のため利用者さんの体格や健康状態によっては違和感が生じることもあるでしょう。起こってはなりませんが、臀部の滑りによる事故や怪我なども危惧されます。
しかしながら、一人ひとりにぴったりな車いすを用意するのはコストがかかり、現実的ではありません。一方で、利用者さんへ快適で安全な生活を提供するには、フィット感が重要なため、やはり看過してはならないでしょう。
このような介護現場での悩みに応えているのが、同社の簡易持ち運び座位保持装置「座位保持バッグ」です。これは、同社の主力商品である「座位保持装置」を手軽に持ち運んで、車いすや自動車のシート、ソファーなどで汎用的に使用できるよう製品化したものです。
装着方法は至ってシンプル。まず、座位保持バッグを車いすの座面に広げ、背面でバックル留めします。次は利用者さんに座ってもらい、座位保持バッグの左右から中綿の位置を調節し、体型に合う形状に整えます。最後に胸と腰のベルトを装着して完成です。
このプロセスのみで、採型モールドのような安定感と包み込むような心地よい座位保持を実現。食事やレクリエーションも安定した姿勢で行えるようになります。
手軽で画期的な同製品には、実は、代表である酒井氏のお子さんが重度障がい者であるということも反映されているそうです。当事者としての経験から得た「福祉用具は、シンプルでなければ使えない」という信念。この想いに基づき、簡易持ち運び座位保持装置「座位保持バッグ」が作られました。
介護する方、介護される方の双方が感じる困りごとに対し、同じ視線で向き合う姿勢があるからこそ、信頼のおける製品だといえます。

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アドバイザーに相談する(無料)ミカドテクノス株式会社
長野県に本社を構えるミカドテクノス株式会社は、各種機械装置の設計・製造と自動車、電化製品などの部品加工を行っています。
会社設立から70年におよぶ豊かな経験と技術は、さまざまな方面から確かな定評を獲得。多くの受賞歴を以って、社会へ貢献しています。
デリカキャッチャー

全ての方が使いやすい「ユニバーサルデザイン」は、今や一般的になりつつあります。しかし、使い勝手が優先されるあまり、目で楽しむデザイン性が乏しいのも事実です。その中のひとつに、介護用食器が挙げられます。
市場にある介護用食器の多くは、握りやすい、軽いといったものがほとんどです。もちろんそれは大切なことですが、楽しく食事をするには、家族と同じ食器だったり、見た目に美しい食器だったりすることも必要でしょう。
しかし、腕や指が不自由な高齢者の場合、健常者と同じ食器だとやはり食べづらさがあります。もし、どちらを優先すべきかというジレンマを解消できれば、高齢者にとって食事の時間は、もっと心豊かなものになるかもしれません。
そんな悩みを解消すべく開発されたのが、同社の「デリカキャッチャー」です。半円状のカバーを器の縁に差し込み、堤防を設置。そうすることで、通常の器でもスプーンですくいやすくなり、食べこぼしが大幅に減るというアイデア商品です。
家族と同じ食器や、お気に入りの食器で食事ができるため、疎外感や困難を感じることなく楽しく食事ができるでしょう。
また、伸縮性のあるシリコン製なので、食器のサイズも深さも問いません。食器洗浄機に入れられるというのも、介護施設での使用に適しているポイントです。
なお、カラーは赤・青・緑・黄の4色を展開しています。専門家のアドバイスに添って、視覚が弱い方でも目につきやすいよう、ビビットカラーを取り入れました。鮮やかな色味は、きっと心まで華やげてくれることでしょう。
食べこぼさないという尊厳の維持、食事介助の負担軽減、食への意欲増進に効果的な「デリカキャッチャー」の広がりが、より一層期待されます。

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株式会社ビーラボ
株式会社ビーラボは、多くの人の日々を豊かにし、社会の困りごとを解決すべく各種サービスを提供しています。
現在、手掛けているのは、新商品や通販情報を提供するサイトの運営、マウスピース矯正の提案、IoTサービスなど。社会や人々のニーズをいち早くキャッチし、先を見通したサービスを展開しています。
見守りサービス「ひとり暮らしのおまもり」

核家族化が増加している昨今、高齢者の独居世帯は決して珍しくありません。また、医療や地域支援の拡充が進んでいるため、活発な高齢者も多くいます。
しかし、高齢の親と離れて暮らしている子どもにとっては、さまざまな心配が尽きないでしょう。なかには、親の方も子どもに心配を掛けまいと、心身の不調をなかなか伝えないケースも見受けられるようです。
そんな双方の心配や心細さを払拭するため提供されているのが、同社の見守りサービス「ひとり暮らしのおまもり」です。これは、一人暮らしの高齢者の動きをセンサーが記録し、長時間変化がない場合のみ、見守る人にアプリで異常を通知するというサービスです。
どなたでも使いやすいよう、設置や使用方法はいたってシンプル。まず、動きを検知する小型のセンサーを親が一日一回は必ず開ける、寝室・トイレ・冷蔵庫などのドアに取り付けます。アプリに反映するステーションが、Wi-Fiを介しセンサーからの信号を受信。12時間以上動かない異常事態になると、子ども側のアプリに通知される仕様になっています。
必要なものはスマホとWi-Fのみ。工事も不要なので、アイテムを受け取ってから10分ほどでサービスを開始できます。月額のサービス料がリーズナブルなのも嬉しいポイントでしょう。

また、このセンサーにはカメラがついていないので、親側のプライバシーを侵害することもありません。動作が長時間ない場合のみ通知されるというシステムと相まって、ほどよい距離感で見守れるというのが特徴です。
なお、突然のトラブルが心配な方には、緊急ボタン付き腕時計を有料オプションで追加することができます。ボタンを押すと子ども側のスマホに大きな音でアラートする仕様のため、迅速な対応が可能。万が一を考えた場合のこととはいえ、より一層の安心に繋がるでしょう。
介護施設を利用する方のなかには、入居ではなくデイサービスやショートステイとして活用される人もいます。もし、介護士やスタッフが「ひとり暮らしのおまもり」について知識があると、ご自宅における本人や家族の不安を払拭するアドバイスとして役に立つかもしれません。監視ではなく、心地よい見守りが生むあたたかい介護として期待できるサービスです。
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