多くの介護施設では、利用者さんへ快適な時間を提供するのと同じくらい、介護士の労働環境整備にも配慮しています。しかし、業務の多忙さや人員不足により、全てを叶えるのはなかなか難しいのが現状です。そこで、これらの課題を改善するため、各企業が提供している商品やサービスを紹介します。時間と心に余裕が持てる介護の実現に、ぜひお役立てください。
レバウェル介護は、11月11日 介護の日に合わせて『介護の日プロジェクト2024』を始動いたしました。 本プロジェクトでは、「介護従事者の皆様に向けた感謝のメッセージ」や「介護従事者が働く中でやりがいを感じる瞬間のエピソード」を掲載した『介護の日特設WEBサイト』を期間限定(1/31まで)で公開いたします。
・介護の日特設WEBサイトはこちら:
https://lp.job.kiracare.jp/kaigonohi/2024
目次
株式会社ジェフ
大阪に本社を構える株式会社ジェフは、衣料用繊維製品の製造と販売を行っています。主に介護用とベビー用を展開しており、その品質の良さは各方面から好評です。近年では、海外からの問い合わせにも対応しており、多くの高評価を得ています。
「車いす用防水シートカバー」
失禁・食べこぼしもしっかりガード
介護施設では、歩行状態が思わしくない方の移動によく車いすを使用します。そのため、多くの施設では複数台の車いすが常備されていますが、場合によってはいろんな方が交互に使用することもあるでしょう。その際、車いすに乗る当人はもちろん、介護士としても気になるのは衛生面です。
介護において失禁や食べこぼしはよくあることですが、車いすに乗った状態で生じてしまうと、その後の使用に差し支えます。そうなると、みんなが不便になるうえ、車いすに乗っていた当人も引け目を感じるという切ない状況になってしまうでしょう。
このような事例を予防し、車いすを衛生的に使用できるよう開発されたのが「車いす用防水シートカバー」です。商品名の通り、防水可能な車いす用のシートカバーで、裏面には水漏れを防ぐポリウレタンラミネート加工が施されています。
一方、表面はパイル生地で吸水性に優れており、肌触りも柔らか。さらっとした使用感が、季節を問わず快適なひとときを提供します。
また、このシートカバーは紐を結ぶだけで簡単に取り付けられるので、介護士歴が浅くても無理なく扱えます。もし汚れた場合でも、「付け替えられるから大丈夫ですよ」という声かけをすることで、利用者さんにも自分にも安心感がもたらされるでしょう。
こだわりの日本製
同社では、人の肌に触れるモノだからこそ、安心して笑顔で使えることが大切だと考え、車椅子用防水シートカバーを含む全ての商品を国内で縫製しています。商品に用いる生地や副資材も日本製にこだわるという徹底ぶりで、そこには、ひたすら「より良いモノを作っていきたい」という同社の想いと姿勢が見られます。
私達の身の回り品のなかでも、介護用品やベビー用品は、念入りに選定してから購入される傾向にあります。これは、高齢者や赤ちゃんといったセンシティブな方が使用するからこそ、より良い品物を選びたいという周囲の優しさによるものでしょう。同社は、そのような人のあたたかい心を汲み取った製品づくりに邁進しており、検品・検針も国内で実施。日本産、国内製造だからこその安心感を提供しています。
詳細情報
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株式会社DRAGON AGENCY
2010年に設立された株式会社DRAGON AGENCYは、企業ソフトウェアやパッケージソフトウェアの開発や保守、情報システムのコンサルティングなどを事業として行っています。
顧客の要望に応じて開発したものから、自社独自のものまで多数ラインナップしており、近年は、介護施設での導入事例が多いネットワークカメラが注目を浴びています。
電球型ネットワークカメラ「テラスアイ」
日常風景に溶け込む見守りカメラ
介護施設で働く介護士やスタッフは、常に利用者さんの様子に細心の注意を払っています。しかし、各部屋や施設内の死角になりやすい箇所での転倒や困りごとについては、物理的に気がつくのが遅くなる可能性もあるでしょう。これは、利用者さんやご家族はもちろん、介護士や施設管理者にとっても大変心配なことです。その解消法として、監視カメラを設置する施設もありますが、利用者さんにとっては見張られているようで圧迫感を覚えることもあるのだとか。そこで同社では、日常の風景に無理なく溶け込む電球型ネットワークカメラ「テラスアイ」を開発しました。
一見、テラスアイは、ごく普通の電球のように見えます。しかし、実は電球にカメラが内蔵されており、ソケットに装着するだけで、電球としても見守りカメラとしても使用できるという画期的な製品なのです。映像は専用のスマートフォンアプリから確認できるので、利用者さんの側にいられなくても、その様子を見守ることができます。何より、一般的な監視カメラのような見た目ではないので、施設内に設置されていても全く違和感がなく、利用者さんにとっても心理的な負担が少ないでしょう。
施設への導入メリット
見守り機能&プッシュ通知で負担軽減
同商品の特長のひとつに、広角撮影が得意ということが挙げられます。水平約130°、垂直約80°と幅広い画角で捉えられるので、部屋全体の様子が見やすいうえ設置数も少なくて済みます。撮影は約50cmから可能なため、クリップタイプやスタンドタイプのソケットで近距離から見守ることもできます。暗視撮影ができる高解像度カメラを搭載しているというのも、施設での夜間見守りとして適しているでしょう。
また、同商品には動体・静止検知機能を搭載しており、動きがあったときや、一定時間動きがない場合にプッシュ通知が届くので、介護士はひとまず状況を見て確認することができます。このような遠隔地からの確認に加え、カメラ設定や録画データの参照、LEDライトの点灯・消灯・調光もスマホでできるため、介護士にとっては業務の負担軽減にもなるでしょう。
介護業界では、常に人手不足が問題視されており、その原因のひとつが、業務の負担に悩む離職だとも言われています。これらを踏まえ、同商品は、負担軽減や離職予防、見守りの充実化などを実現する大いに有用性のあるツールだといえるでしょう。
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株式会社シフトメーション
株式会社シフトメーションは、人工知能による勤務シフト自動作成サービスを提供している企業です。同社は、人が活躍できる環境を整え、より良い社会づくりが実現できるよう、自動化を軸にした生産性の向上を進めています。秘められた可能性を最大限に開花させたい、という願いが込められた社名のもと、顧客はもとより日本全体のパフォーマンスを向上させるべく、日々邁進中です。
勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」
人工知能がたった5秒でシフトを自動作成
介護施設における勤務には、日勤や夜勤、遅番、早番などさまざまな勤務体制があります。ワークライフバランスが重視される昨今、各勤務をどのように組み合わせれば介護士の負担にならないかが、施設運営において重要でしょう。
しかしながら、夜勤への配慮や介護士の人数を考慮するシフト作成は、大変な労力と時間を要しているのが現状です。ワークライフバランスを叶えるシフト作成そのものが、業務を圧迫しているという矛盾した状況に、多くの施設が悩んでいるといいます。
そこで、同社ではこの問題を解決すべく、人工知能による勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を開発しました。
同サービスの注目ポイントは、介護士の希望日・夜勤・スキルや経験年数などを考慮したシフトが、5秒ほどで作成されるという点です。大幅な時間短縮もさることながら、スキル面にも配慮されたシフト作成は、現場の介護士にとって大きな安心となるでしょう。
施設への導入メリット
圧倒的な時間短縮で現場に余裕を
現在、「Shiftmation」は、シフト勤務が主流の介護や美容、小売などさまざまな業界で導入されています。その中でも介護業界における評判は上々で、これまで特定の人が介護業務と並行してシフト作成を行っていた状況が、同サービスの導入により一気に改善されたと言います。実際に導入している施設からは、「入力時間やスマホへの配布を含めても作成時間が9割程度減らすことができ、精神的な負担がかなり減った」「記載や集計のミスがなくなり、手軽に正確なシフトが作れる」「誰でも作成できる仕様なので、特定の人に負担がかからずに済む」といった声が寄せられています。
また、シフト作成作業の短縮で生まれた時間は、利用者さんへの対応に充てられるため、介護の質も向上。現場の介護士にとっても、早く確実に自分のシフトが把握できるというのは、公私のバランスが取りやすいでしょう。
なお、導入にあたっては、同社の担当者がしっかりサポートするうえ、各施設独特のシフト条件にも柔軟に対応。介護に関係する全ての人にとって、快適な環境作りに寄与しています。
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