医療機器を販売する企業の中には、介護現場でも活用できる製品を扱うところもあります。横浜市のソルブ株式会社も、そのような企業の一つです。本記事では、介護現場で高齢者の健康管理に使える同社の製品を3つ紹介します。医療分野にも関心がある介護士さんは、ぜひご覧ください。
「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。
サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。
目次
ソルブ株式会社
ソルブ株式会社は、医療機器の輸入や販売、メンテナンスなどを通じ、大学・官公立病院に高品質な製品を提供している企業です。同社が扱う製品には、医療従事者だけでなく、介護現場で働く人たちに役立つものもあります。
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アドバイザーに相談する(無料)行動を制限せずおむつ外しを防止「介護ロンパース」
「介護ロンパース」は、寝たきり・認知症の高齢者のおむつ外しや弄便行為を防ぐウェアです。股下部分はボタン1つで留められ、通気性が良いのが特長。おむつの蒸れによる皮膚かぶれを軽減することで、高齢者がかゆみでおむつを触る回数が減少します。高齢者の行動を制限せずにおむつ外しを防げるのが、同製品のメリットです。
介護スタッフにとって嬉しいポイントは、掃除や洗濯の負担が少なくなること。高齢者に同製品を着てもらうことで、弄便行為が防げるためです。着せやすい形状になっていることも、業務の負担軽減につながります。腕の曲げ伸ばしが小さくて済む広めのノースリーブであることに加え、ボタンは1つだけなので着替えの時間が短縮できるでしょう。
転倒による大腿骨頚部骨折のリスク軽減「セーフヒップ」
「セーフヒップ」は、転倒による大腿骨頚部骨折の危険を軽減するような設計です。デンマークの医療繊維メーカー・TYTEX社が開発しました。
同製品は、身体機能の衰えで転倒しやすくなった高齢者に適しています。高齢者に多い「横向きの転倒」が起きた際も、馬蹄形のシールドが大転子への直接的な衝撃を分散・吸収するためです。
同製品の中で特に人気があるのは、「セーフヒップ・アクティブ」という型。面ファスナーで固定可能なベルトタイプの製品です。リハビリなど一時的な使用を想定しており、転倒リスクがある活動的な高齢者に向いています。
高齢者が寝たきりになる原因の12%は、骨折・転倒です(厚生労働省「国民生活基礎調査」1998年)。骨折防止はもちろん、将来的に寝たきりになる高齢者を減らしていけるのも、同製品のメリットだといえます。
静脈血・リンパ液のうっ滞を軽減する「弾性ストッキング」
高齢者の健康管理には、米国KNIT-RITE社が開発した「弾性ストッキング」も有用です。同製品は四肢の静脈血、およびリンパ液のうっ滞によるむくみ等の症状を軽減・予防し、静脈還流を促進するのに用います。適度な圧迫を脚に加えて静脈深部に働きかけ、血液を心臓に送り出すことが可能です。
一般的なナイロン製以外にも、肌に優しい綿・麻・ウールなどの天然素材を使用した弾性ストッキングもあります。弾性ストッキングには3段階の圧迫圧があり、日常的に使いやすいものを、使用する高齢者の状態に合わせて選択するといいでしょう。
初めて着用される方にどんな弾性ストッキングを選んだらいいのか、圧迫圧、サイズ、丈、どこで買えるのかなど弾性ストッキングに関するご質問は下記からソルブ株式会社へお問い合わせください。
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