介護現場の課題を解決!便利な製品やシステムで業務削減を図る企業

介護のアイデア 2022年2月22日
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2021年7月に厚生労働省が発表した「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について(別紙1)」によると、2019年度の介護スタッフの必要数は約211万人。2023年にはこれよりもさらに約22万人、2025年度には約32万人多くのスタッフが必要だとされます。人手不足の中でサービスの質を保つ努力が、今後ますます求められていくでしょう。

本記事では、便利な製品やITシステムで介護現場の業務削減を図る企業を紹介します。「人手不足で一人あたりの負担が増して大変」「もっと効率的に仕事ができれば良いのに」と思っている介護士の方は、ぜひ読んでみてください。

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

株式会社総合サービス

株式会社総合サービスは「防災」「医療・介護」「自然環境」「公共・商業施設」の4分野を軸に、携帯トイレを中心とした衛生用品を開発・販売している企業です。医療・介護分野では「ありそうでなかった排泄商品で介護を支える。」をモットーに、多くの顧客のニーズを満たせるよう製品開発に注力しています。

介護用トイレ処理袋「ワンズケア」

同社の「ポータブルトイレ用トイレ処理袋ワンズケア」「ワンズケア長時間用トイレ処理袋」は、利用者さんの排泄ケア時に使える製品です。ポータブルトイレのバケツ洗いの手間や感染症リスクなどの課題を抱える介護業界向けに、災害対策用トイレ製品で培った技術を活かして開発しました。介護施設はもちろん、在宅介護でも使用可能です。

従来のポータブルトイレには、排泄物が入った汚水を運ぶのが大変、においが部屋に充満するといった問題もありました。受けバケツに覆いかぶせて用いる同社の処理袋なら、こうした問題が解消します。使用後は紙おむつと同じように、可燃ごみとして処理が可能です(※お住まいの地域の自治体の指示に従って処分してください)。

▲トイレ処理袋使用方法/画像提供:株式会社総合サービス

「トイレ処理袋ワンズケア」使用前のバケツ洗い時間を1ヶ月約22時間30分(1回約15分を3回で1日約45分)とすると、使用後は1ヶ月約2時間30分(1日1枚で約5分)。約20時間も作業を短縮できる計算になります。実際に使用した人は「以前は毎回バケツを洗浄していたが、ワンズケアで片づけが劇的に楽になった」といいます。

「ワンズケア長時間用トイレ処理袋」は「トイレ処理袋ワンズケア」よりも吸収量が30%高いため、1回の尿量が多めの人や頻尿の人に向いています。また、施設で夜間だけポータブルトイレを使いたい、介護スタッフが休みの時間帯に使いたいなど、介護スタッフのニーズを満たせるのもポイントです。

▲画像提供:株式会社総合サービス

詳細情報

株式会社総合サービス
サンプル依頼フォーム

株式会社総合サービスのキャンペーン情報を掲載します。

「サンプルはポータブルトイレ用トイレ処理袋ワンズケア・ワンズケア長時間用トイレ処理袋を各2枚ずつお送りさせていただきます。本サンプルは施設名の記載がない場合、お出しできません。また、同一者/同一施設/同一住所へのサンプル送付は1回に限らせていただきます。サンプルの発送はご依頼後、5日以内に発送いたします。」

※サンプルの発送はご依頼後、5日以内に製造元の株式会社総合サービスが発送いたします。
※サンプルに関するお問い合わせは株式会社総合サービスまでお願いいたします。

登録は1分で終わります!

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株式会社INTEP

株式会社INTEPは、慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業です。情報プラットフォームサービスの提供により、リハビリテーション医療をメインとしたヘルスケア領域への貢献を目指しています。

⾝体機能レコードシステム「FG-001」

▲画像提供:株式会社INTEP

「FG-001」は、クラウドで運動機能や認知機能、ADLを一括管理できる⾝体機能レコードシステムです。

管理できる運動機能は、歩行速度や歩幅、片脚立位テストや5回立ち上がりテストの値、握力など。介護施設に導入すれば、利用者さんの健康状態を把握するのに役立ちます。認知機能の指標となるHDS-Rの点数も測れるため、認知症の利用者さんがいる施設にも向くでしょう。

測定結果を示すだけでなく、測定中の利用者さんの様子を撮影し、保存する機能もあります。過去と現在の状態を比較し、ケア内容を検討したり改善したりするのに活用できるでしょう。データ管理の手間がかからず、紛失するリスクも減るのがクラウドのメリットです。

歩行機能測定では通常、ストップウォッチによる計測や動画撮影からデータのアップロード・保存まで約10分ほどかかります。同システムを介護施設に導入すれば、一連の作業が約2~3分で完了するのがポイントです。片脚立位や5回立ち上がり、握力の測定の場合はデータを保存する手間が省けます。

利用者さんやご家族に結果をフィードバックする際も、同システムで作業時間の短縮が実現します。フィードバック時は、相手に伝えるべき内容の選択に迷ったり、資料を作成するのに時間がかかったりしがちです。同システムを用いれば、保存された運動機能や認知機能、ADLデータから評価レポートが自動作成されるため、フィードバックに関わる作業の所要時間は0分になります。

詳細情報

株式会社INTEP

株式会社ファントム

株式会社ファントムは、人工知能やアプリ、システムの開発を手がける企業です。同社の企業理念は、「情報技術で人々の生活を豊かにする」こと。ITを人々の生活を豊かにする手段と考え、豊かさ実現のためのデザインを心がけるのがモットーです。

指1本で使える介護記録システム「バイタルチェッカー」

▲画像提供:株式会社ファントム

介護分野の開発物の一つ「バイタルチェッカー」は、指1本で手軽に使える介護記録システムです。使用可能な端末は、パソコン・スマホ・タブレット。場所を問わず記録作業が行え、最新情報をリアルタイムで共有できます。

同システムの利点は、使用方法が分かりやすく操作性も高いことです。画面構成がシンプルなので、新人スタッフからベテランまで誰でも簡単に使いこなせます。キーボード入力が不要で、クリックとタップだけで操作できるのも魅力です。

入力した情報は自動的に他の書類に反映されるため、転記は必要ありません。食事の提供回数の集計も自動化され、介護現場の業務効率化につながるでしょう。

高齢者見守りにはAIカメラ「Casper」も

▲画像提供:株式会社ファントム

AIカメラ「Casper」は、高齢者見守り用の製品です。同製品は24時間365日、利用者さんの体調変化を見守ります。異常があるときは即座に察知し、介護スタッフに通知。スタッフの代わりとなり、介護現場の負担軽減に寄与します。人手不足の施設に適した製品だといえるでしょう。

学習機能の搭載も特筆されます。利用者さんの行動パターン、施設内の環境変化を学習したうえで異常を検知するのが同製品の特長です。介護スタッフが利用者さんから離れる、夜間で人出が減るなどの状況にも対応できます。

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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2022年2月22日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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