利用者の笑顔と安心のために、介護現場の多様なニーズに対応をしている企業

介護のアイデア 2021年10月14日
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目次

はじめに

介護を受ける高齢者の要望は一人ひとり異なるため、個別性に配慮した製品やサービスになかなか出会えない、ということもあるでしょう。また、現場のニーズに則した製品選びに苦慮している介護施設も多くあると考えられます。そこで本記事では、製品やサービスを通じて利用者さんおよび介護現場のニーズに細やかな対応する企業を紹介します。

合同会社HAPPYカイゴ

合同会社HAPPYカイゴは、訪問型個別レクリエーションサービスを提供したり、高齢者向けの娯楽用品を企画・販売したりする企業です。レクリエーションを通じ、利用者さんに楽しい時間を過ごしてもらうことを目的としています。

HAPPYカイゴの高齢者向け訪問型個別レクリエーションとは

▲画像提供:合同会社HAPPYカイゴ

HAPPYカイゴの高齢者向け訪問型個別レクリエーションサービスには、活動前に面談が行われています。

初回の面談では、利用者さんの趣味や関心、要望についてじっくりとヒアリングします。「囲碁の本が欲しい」「出かけたい場所があるから行き方を教えてほしい」「ジグソーパズル(数独、麻雀)をやりたい」など、興味を持つ事柄や希望するサービスは利用者さんによりさまざまです。

面談後は、いよいよ訪問型個別レクリエーションを実施します。ボードゲームやパズル、塗り絵などのレクリエーションツールを揃えて、利用者さんを訪問します。1回1時間が基本となりますが、利用内容に応じて自由に決めることも可能です。

その他のサービスについて

▲画像提供:合同会社HAPPYカイゴ

他には、娯楽用品のレンタルや乗り換え情報の提供、外出時には看護師資格を持つスタッフを含めた2名が同行する付き添いといったサービスを行っています。

乗り換え情報提供サービスは、利用者さんがどこかへ出かける際のルート情報を提供するというものです。インターネットが上手く使えない高齢者のために、電話で必要な情報と利用者さんの要望を聞き出し、最適なルートを資料化して郵送で送ります。

娯楽用品レンタルで扱うのは、人生ゲームやジグソーパズル、将棋セットなどがあります。付き添いサービスは買い物以外にも、食事や初めて行く場所への同行、通院など各ニーズにきめ細かく対応しています。

計算つきジグソーパズル「懐トレ・メモリーズ」

懐トレ・メモリーズは、昭和の懐かしい風景が描かれたジグソーパズルです。台紙には1ヶ所ごとに計算式が記されており、正しい答えが印字されたピースがはまるようになっています。一般的なジグソーパズルが苦手な人も、計算で頭を使いながら楽しんで完成を目指すことができるでしょう。

詳細情報

合同会社HAPPYカイゴ

名阪食品株式会社

名阪食品株式会社はフードサービス事業を行う企業です。同社は、顧客の多様な要望に応えることで培われた「柔軟性」を強みとしています。食べることを人生の楽しみの一つととらえ、高齢者やアレルギーを持つ方など人それぞれのニーズに配慮しています。

新しいやわらか食『そふまる』

▲画像提供:名阪食品株式会社

同社は、きざみ食とも異なる新しいやわらか食『そふまる』を開発しました。食材の見た目と味を保ちつつ、高齢者の歯茎だけでつぶせる柔らかさになっているのがそふまるの魅力です。咽頭から食道までの移送がスムーズなため、飲み込みが苦手な高齢者も安全に食事ができます。

通常のきざみ食の場合、料理が細かく刻まれているため食材の原型が分かりません。しかし『そふまる』を作る過程では、食材をそのまま軟化処理するので形が維持されるため、食欲の増進を促します。利用者さんが自発的に食事を楽しむことは、その人のQOL向上につながるでしょう。

食欲増進には、先行期に唾液が分泌されやすくなる効果もあります。唾液が分泌されると、口腔期や咽頭期において舌・食道の運動が発生しやすくなります。また、食塊が作りやすいのも『そふまる』の利点です。きざみ食よりも口腔内で食材がまとまりやすく、器官に入りにくくなります。

介護職員や介助者の声

▲画像提供:名阪食品株式会社

『そふまる』を導入した施設や介助者から喜びの声が届いています。これまでに、「むせることなくしっかりと飲み込んでいた」「笑顔で召し上がっていた」「そふまるを使ったときは口を積極的に開けるようになった」「いつもは吐き出してしまう人も、キレイに全部食べた」などの報告が寄せられています。

詳細情報

新しいやわらか食『そふまる』

大和製衡株式会社

大和製衡株式会社は、計量システム機器の製造・販売・修理を行う企業です。扱う機器の分野は、食品産業用や小売業用、重工業用、健康管理用など多岐にわたります。

同社は1920年に川西機械製作所として設立されました。同社の目標は、技術の追求だけに留まりません。精度と能力を向上させることで、省資源・省エネ・CO2削減に世界一貢献する企業になることを目指しています。

バリアフリー体重計「SMOOZER™ DP-7500PW」シリーズ(車いす用)

▲画像提供:大和製衡株式会社

同社は車いす利用者向けに、バリアフリー体重計「SMOOZER™ DP-7500PW」シリーズを開発しました。車いすごと体重を測ることができるため、介護施設や病棟、透析室など、車いすの利用者が多い場所での活用が想定されています。

同製品の特徴は、計量本体部および表示部が無線通信式になっていることです。そのため、車いすが乗る本体部分は、数値が表示される画面部分とは別々になっています。本体部分はキャスター付きで持ち運びができるため、5m離れていても体重測定が可能です。すぐに移動できない利用者の近くに持ち運びしたり、測定する人と車いすを乗せる人が離れて作業できるのもメリットです。

介護施設に導入するメリット

同製品はケーブルなしで使用できるため、車いす利用者の足が引っかかることもなく、転倒防止につながります。また、ケーブルがあると何かの拍子に断線してしまう恐れがありますが、コードレスであれば故障や修理の回数を減らすことができます。利用者さんの安全を守りつつ、業務効率化やコスト削減を実現したい介護施設に最適です。

▲画像提供:大和製衡株式会社 ※手すりがついているものはオプションです。

詳細情報

バリアフリー体重計「SMOOZER™ DP-7500PW」シリーズ(車いす用)

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