車いす利用者同士でバリアフリー情報をシェア【一般社団法人WheeLog】

介護のアイデア 2021年5月14日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
車いす利用者同士でバリアフリー情報をシェア【一般社団法人WheeLog】

車いす利用者の中には、外出に消極的になってしまう方もいるようです。「この場所であれば安心して通行・利用できる」という情報があれば、そのような方も気兼ねなく外出できる可能性があります。そこで本記事では、バリアフリーマップアプリを開発した一般社団法人WheeLogを紹介します。

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

一般社団法人WheeLog

一般社団法人WheeLogは、バリアフリーマップアプリ「WheeLog!」を通じて車いす利用者向けのバリアフリー情報を広め、外出をあきらめずに済む世界の実現を目指す団体です。「車いすに乗っていても、バリアフリー情報があれば多くの場所に行ける」という考えが、ユーザー全員で作るバリアフリーマップという発想につながりました。

みんなでつくるバリアフリーマップ「WheeLog!」

車いす利用者同士でバリアフリー情報をシェア【一般社団法人WheeLog】
▲画像提供:一般社団法人WheeLog

WheeLog!は、バリアフリー情報をユーザー同士でシェアできるアプリです。同アプリでは、世界中どこからでもマップ上にバリアフリー情報を書き込むことができます。

車いすが通った所は、「走行ログ」として地図上に線で表示されるのがポイント。青線の箇所は、車いす利用者が通行できる場所であることが明白です。車いすに乗るユーザーの実体験に基づいた情報であるため、同じ立場の人にとって有益な情報になり得るでしょう。

段差があって車いすでは利用が難しいと思われる店舗であっても、「店員さんが親切で車いすでも楽しめた」という情報が投稿されていれば、その場所を利用する際の参考になります。

実際に同アプリを利用した人からは、「世界を見たいし、他の人にも見てもらいたい」「将来の不安が軽減された」「マップ作りのイベントを開催してみたい」といった感想が上がりました。一般社団法人WheeLogは個人・自治体・企業からバリアフリー情報を提供してもらい、さらなる内容の充実を図っています。

体験型ワークショップ

車いす利用者同士でバリアフリー情報をシェア【一般社団法人WheeLog】
▲画像提供:一般社団法人WheeLog

体験型ワークショップとして「WheeLog!街歩き」を開催しています。街歩きでは、車いす体験・バリアフリー調査・気づきの共有を実施。車いすに乗りながら、街に存在するバリアとバリアフリーについて学びます。バリアフリーマップ作りにはもちろん、観光客を意識した街作り、障害教育、企業研修などにも役立つ実習内容です。

街中で障がい者目線で行動してみて、自分の認識と実態の差に気づくのがWheeLog!街歩きの狙いです。様々な場所で、車いすユーザーにとって心地良いバリアフリーの取り組みや理解が進むと良いですね。

詳細情報

一般社団法人WheeLog

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

関連ジャンル: 介護のアイデア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2021年5月14日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

「介護のアイデア」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧