
目次
はじめに
介護業界は、利用者さんと直接関わる職員の方々のほか、多種多様な分野に従事する人々の支援によっても成り立っています。今回は介護スタッフさん向けに、介護現場をサポートする団体を3つ紹介します。
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介護ロボット経営実践会
まずは、介護ロボットの普及とそれに伴う課題に向き合う事業を紹介します。
【介護ロボット経営実践会とは】
介護ロボット経営実践会は、株式会社とげぬきが注力する事業の一つです。
介護ロボット普及に際しては、使い勝手や価格など、課題が多く残されているのが現状です。そこで同会では、買い手である介護施設と売り手である販売事業者、双方の課題解決をサポートし、両者の間にあるギャップを埋める取り組みを実行しています。
代表を務める関口史郎氏は、米国の大学で経営・管理工学を専攻し、同国大学院では経営学修士(MBA)を取得。企業での品質システム構築や業務プロセス改善のプロジェクト、公益社団法人における介護ロボット普及推進の事業などを経て、2016年に同会をスタート。介護ロボットの普及を通じ、「わくわくするような介護業務」「明るい超高齢化社会」実現を目指しています。

【介護施設向け支援サービス】
介護ロボット経営実践会は介護施設向けに、現場で最適なオペレーションを構築する仕組みづくりの支援を行っています。
支援テーマは「最適なオペレーションの構築でロボットやICTなどを最大限に活用する。ロボットやICTを活用しながら施設全体の業務プロセスを最適化していくのが、同サービスの狙いです。具体的には、介護業務の可視化によるプロセス改善、プロジェクトマネジメント、PDCAサイクル実践などが挙げられます。
サービス導入により、コスト削減の効果や経営力の向上が見込めます。業務プロセスを見直すことで不要な作業が削減され、コストが抑えられるためです。業務プロセスの見直しは、作業一つひとつの目的やロボット等のツールを活用する必要性を再確認することにもつながるでしょう。

画像提供:介護ロボット経営実践会
【詳細情報】
介護ロボット経営実践会
https://www.kaigo-robot.jp/
特定非営利活動法人日本ロボット・セラピー推進協会
続いて、介護現場でロボット活用を進める団体をもう1つ見ていきましょう。
【日本ロボット・セラピー推進協会とは】
日本ロボット・セラピー推進協会は、ロボット・セラピーや音楽、スポーツといったレクリエーションの実施支援をする団体です。高齢者向けに社会交流の場を設けたり、入院小児患者にリラクゼーションを提供したり、幼児教育の現場でアクティビティを実施したりといった活動があります。
【ロボット・セラピーとは】
ロボット・セラピーとは、ロボットを介してコミュニケーションを喚起する療法のこと。人間同士のコミュニケーションでは時間的制約があったり、時に感情の行き違いが起こったりしますが、対ロボットであれば個々が自分のペースで関わることが可能です。

ロボット・セラピーは、対人コミュニケーション活性化にも有効とされます。とりわけ、軽度認知障害や中程度の認知症を患う高齢者は、ロボット介在により低ストレス状態で人間同士のやりとりに移行でき、症状が改善するケースもあるようです。
【活動理念】
同団体の設立背景には、超高齢化社会の到来があります。内閣府の資料「平成30年版高齢社会白書(全体版)」によると、2025年には75歳以上人口が3,677万人に達するとの想定がなされています。認知症や軽度認知障害の高齢者は、今後ますます増加するでしょう。

同団体は「こころとあたまの健康寿命を延ばす」ことを目的に、ロボット・セラピーを取り入れたレクリエーションを推進するために設立されました。認知症発症および進行の原因に孤独・寡黙の状況があるため、会話や外出の機会を増やすことが求められます。こうした日常生活活性化に効力を発揮するのが、ロボット・セラピーのメリットです。
【詳細情報】
特定非営利活動法人日本ロボット・セラピー推進協会
https://www.jarot.jp/
一般社団法人アニマルセラピーこころサポート協会
最後は、動物の力を借りて人々のメンタルサポートに携わる団体です。
【アニマルセラピーこころサポート協会とは】
アニマルセラピーこころサポート協会は、アニマルセラピーへの理解を深めつつ、その実践と普及を進めています。高齢者や障がい者、子ども、療養中の方に留まらず、ご家族や介護・医療・教育現場のスタッフさん、企業で働く人たちに向けたセラピーの実施も目標としています。
事業内容はアニマルセラピー啓発・推進のほか、訪問活動、セラピストおよびセラピー犬の育成・認定、関連イベントやセミナーの企画開催など。また、人と犬の双方が幸せに暮らせる社会の実現に向けた活動にも力を入れています。

【アニマルセラピーとは】
動物との触れ合いと関わりを通して生活の質を向上させるのが、アニマルセラピーです。アニマルセラピーは目的や場面により、「動物介在活動」「動物介在教育」「動物介在療法」の3つに分類されます。
【訪問アニマルセラピー活動】
高齢者施設での活動は、利用者さんの生活の質を高めることが主たる目的であり、セラピードッグに触れてもらうことでリラックスした状態をもたらします。セラピードッグを撫でたり一緒に歩いたりしたいという気持ちがリハビリ意欲を高め、日常生活動作をスムーズにする可能性もあるでしょう。

また、同団体は企業のメンタルヘルス対策として、アニマルセラピー導入を提案。ストレスにより会社に来ることがつらい方、仕事に楽しさが感じられない方のために、仕事の合間に動物と触れ合える空間を作ります。
【動物介在セラピストの育成】
同団体では、アニマルセラピーを安全かつ効果的に実施することができる動物介在セラピストを育成しています。セラピードッグを介して人間同士のコミュニケーションを円滑にすることが、動物介在セラピストの役割です。
【詳細情報】
一般社団法人アニマルセラピーこころサポート協会
https://kokoro-therapy.club/
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