認知症予防に効果的な脳トレムーヴメントを実施、NPO法人HMS

介護の仕事 2019年4月1日
  • この記事をシェアする
  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

id43HMS

脳からの刺激を心身にアプローチさせることで、無駄のない自然な動作を引き出す脳トレムーヴメント。この運動プログラムは、日本女子体育連盟理事として活躍した故馬場京子氏によって創始されました。
NPO法人HMS(以下、HMS)は、脳トレムーヴメントを通じた人々の健康への寄与を目指している団体です。本記事では、HMSの概要や脳トレムーヴメントの詳細、関連資格などを見ていきましょう。

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

HMSと脳トレムーヴメントについて

まずは、HMSの概要と脳トレムーヴメントの詳細についてです。

【HMSとは】

HMSは、脳トレムーヴメントを通じた人々の健康への寄与を目指している団体です。HMSという名称は、Health Movement Synchronizationの頭文字を取ってつけられました。
健康(Health)・動作(Movement)・同期(Synchronization)という3つの単語に、「体の動きと脳の司令による動作を同期させることが、健康増進につながる」という意味を持たせています。

【脳トレムーヴメント】

脳トレムーヴメントとは、脳からの刺激を心身にアプローチさせ、無駄のない自然な動作を引き出す運動プログラムです。音楽と動作をシンクロさせるとともに、歩く方向を変えたり全身運動と組み合わせたりすることで、脳の活性化を促します。
参加者の年齢や運動経験の有無とは関係なく、楽しみながら体力の維持向上、および心身のリフレッシュを図ることができるのが脳トレムーヴメントのメリットです。

【リフレッシュダンス】

リフレッシュダンスは、音楽を聴いた上でのフィーリングを大切にしながら動作をつけるプログラムです。対象者の体力・技術のレベルに応じ、無理のない自然な動きを体で表現することを目標とします。動作のアレンジによって、皆一緒に同じ曲を楽しむことができるのが特色です。

【脳トレムーヴメントの背景】

脳トレムーヴメントは、日本女子体育連盟理事・東京女子体育大学非常勤講師として活躍した故馬場京子氏によって創始されました。馬場氏は大学でダンスを教えながら、30年以上に渡って市民サークルの指導にも注力。長年のダンス指導経験から脳トレに注目し、脳トレムーヴメントを提唱しました。

【歩くことの効果】

歩くことによる健康効果としては、次のようなことが挙げられます。

・筋力維持、筋力低下の防止、骨密度減少の防止
・筋肉の収縮と血流量増加による脳の活性化
・循環器機能向上による生活習慣病の予防

歩行に伴う運動は、健康増進のカギになるといえそうです。

【さらなる効果アップの方法】

歩行に下記の要素を加えることで、さらなる脳の活性化が期待できるようになります。

・動作
歩きながら上肢を動かしたり数をかぞえたりすることで、脳への刺激が多くなります。

・音楽
音楽に合わせることで心地良く動け、繰り返し行うことができるので筋力トレーニングの効果も見込めます。

・仲間
他の人たちとコミュニケーションを取ることで、楽しい気持ちで運動を行うことができます。

・意識
いつまでも健康的に動き続けられる身体を作るには、意識の持ち方も大切です。身体の向きや進行方向、立ち位置などを意識することが、自らの身体を知ることにつながります。

【予防医学の観点から】

脳トレムーヴメントは、認知症予防に有効であると考えられています。軽めの運動で前頭前野の機能が向上するということが、研究によって明らかにされているからです。
予防には継続的な働きかけが必要になりますが、運動に音楽を付け加えることにより、飽きずに取り組みを続けやすくなります。動作を複数組み合わせたり、コミュニケーションを取ったりすることで脳が活性化されるため、より予防に対して効果的であると考えられるでしょう。

id43HMS-2

体験した生徒さんの声

ここでは、脳トレムーヴメントを体験した生徒さんの声をいくつか紹介します。

【出会えてよかった!】

脳トレのプログラムに出会い自分の衰えに気づき、動いて帰った日は間違いなく脳に刺激を受けていると感じる。このプログラムに出会えて良かったし、他の人にも教えてあげたいと思う。(70代・男性)

【姿勢よく、若々しい姿を保てます】

仕事を退職しほとんど家事だけの毎日ですが、長く続けているリフレッシュダンス・脳トレのお陰で姿勢が 良く、いつも言われている意識をすることだけでも若々しい姿が保てるのがうれしいです。(60代・女性)

【不整脈が改善!体調も良いです】

運動を始めるまでは血圧も低く不整脈もあったが、今はしっかり歩くことで体調も良く、ダンスの発表の時には若々しいと他人から言われ、気分も良いです。(80代後半・女性)

特別養護老人ホームにおける講習会

HMSは、特別養護老人ホームでも講習会を開いています。施設で行う脳トレムーヴメントの特長は、椅子に座ったままで参加できるということです。
座った状態で1から5までの番号が割り振られた5つのポーズを繰り返し、それらを記憶。講師が質問した番号のポーズを参加者が取る、というプログラムです。繰り返す・覚える・表現するという一連のプロセスが、脳の活性化を促進させます。

脳トレムーヴメントの指導者になるには

HMSでは、脳トレムーヴメントの指導者「ムーヴメントディレクター(MD)」養成に力を入れています。MD資格を取得するためには、講習会を受講した上で検定に合格することが必要です。
資格の種類は、ホワイトラインMD・シルバーラインMD・ゴールドラインMDの3つ。ゴールドラインMDは、シルバーラインMDの取得後に2年以上指導経験を積み、資格の有効期限内に認定講習会を1回以上受講することが取得条件となります。

HMSの基本情報

最後に、HMSの住所と連絡先を記します。

【本部】
・所在地
〒766-0003香川県仲多度郡琴平町五條625-7

・電話番号
0877-73-5934

【東京事務局】
・所在地
〒191-0022東京都日野市新井518-3

・電話番号
070-5515-8957

【脳トレムーヴメントの動画】
http://npo-hms.com/movie.htm

実際に介護の現場に出てみることで、認知症の方やご高齢者の方への理解も、より深まるでしょう。介護職に興味がある方は、週2,3日から働ける介護求人もある『レバウェル介護(旧 きらケア)』でお仕事探してみませんか。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護系専門の就職・転職支援サービスです。専任のアドバイザーがマンツーマンでサポートするので、介護職が初めての方にもオススメ。レバウェル介護(旧 きらケア)を使って、あなたらしく輝ける介護のお仕事見つけませんか?
https://job.kiracare.jp/
------------------------------------

【参考URL】

◆HMSと脳トレムーヴメントについて
http://npo-hms.com/co.htm
http://npo-hms.com/notore.htm

◆体験した生徒さんの声
http://npo-hms.com/voice.htm

◆特別養護老人ホームにおける講習会
http://npo-hms.com/voice.htm

◆脳トレムーヴメントの指導者になるには
http://npo-hms.com/yousei.htm
http://npo-hms.com/pdf/howtomd20180422.pdf

◆HMSの基本情報
http://npo-hms.com/co.htm
http://npo-hms.com/movie.htm

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

関連ジャンル: 介護の仕事

この記事をシェアする

  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※この記事の掲載情報は2019年4月1日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

レバウェル介護の新着一覧

「介護の仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧

新着記事一覧